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まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.1907 大和郡山市、無名橋名付け親プロジェクト(4)

2023-04-19 11:59:40 | まち
よろしくお願いします。





[治道小学校区]



【52】一日お遍路橋


【53】お米豊作橋


【54】笑顔いっぱい橋



【55】治道仲良し橋



【56】下ッ七条橋



【57】思い出通学橋

ここまで3回に渡ってお送りしてきた、大和郡山市の小学生が名付け親となった橋の巡りは今回が最終回、西名阪の大和郡山I.C.周辺を範囲とする治道小学校区を巡って行くこととします。天理市に近い所で昔から馴染みのあった地域ですが、今回名前のついた橋はどれも無意識に通り過ぎていた所ばかりです。これまでの巡りで各校区が特色のある名前を付けていました、今流行りのキラキラネームもあれば、地域の特色を捩った名前もありましたが、今回巡った所は一番小学生らしい名前が付けられた橋ばかりでした。確かに地域的にも形状も特徴があるわけではない橋ばかり、通学路で通り慣れた橋に親しみを込めて名付けたように思われます・・・と言っていると、中には下ツ道にある橋には地域を感じる名前も、いかにも小学生らしい名付けのセンスを感じさせてくれています。そんなわけで今回、と言ってももう2年前の話ですが、名付け親プロジェクトで「Every child has a beautiful name~♪」となった57の橋の巡りが終わりました、今回もご覧・・・、って終わるのはまだ早いか、残りのゾーンでは大和郡山市内のすでに名前が付いている橋をいくつか巡って行くこととしましょう。




【郡界橋】



【蟹川水門】


【寿橋】



【杉橋】



【嫁取橋】

どの橋も通勤や休日の走りで通り慣れた橋ばかり、【杉橋】は吉野川分水の水管が通る橋、【嫁取橋】は下ツ道旧街道巡りでかなり前にここで取り上げたことがありました。【蟹川水門】は城門を模した大きな水門の脇に架かる橋、ここは3本の川が並行して流れていて、川に挟まれた所には自転車道が通っている。この水門の手前には路面に白い文字で「蟹す」と書かれている、これは何だ・・・「ジャジャジャジャジャジャジャ~ン♪」とこれは前に『何これ珍百景』で紹介されたことがありました。なるほど、自転車道の路面に文字や記号が書かれているのはそのためだったのか。







【大師橋、稗田橋】



【稗田堀橋】



【売太橋】

最後のゾーンでは稗田環濠集落付近に架かる橋を取り上げました。2番目、このゾーンの写真では元から名前が付いている橋を取り上げていますが、まあどれもありきたりと言うか、見たまんまの面白くない名前ばかりです。今回のプロジェクトでは小学生たちが何の特色もない何気なく通っている橋に、格段の思いを込めて名前を付けてくれた様子がうかがえました。その数は57本、車がたくさん通る橋もあれば、ほんの2、3歩で渡りきれる橋もありました。大和郡山はよく走る所、そこにはまだまだ名前が付いていない橋もたくさんあります、どれも見向きも立ち止まりもされない橋ばかり、またその橋にもbeautiful nameを付けてあげてほしいと思いました、今回もご覧いただきましてありがとうございました・・・・まちみち



No.1898 チョイTri(p)To 大阪・・・昭和の傷跡

2023-03-30 06:28:49 | まち
よろしくお願いします。











今年は土日月の3連休が少なく残念な日繰りだとも言われていますが、早速2月11日は土曜日のパターンが巡ってきました。前日の仕事が忙しくてこの日は一日家でまったり、最近土曜日になると動けなくなることが続いてるんだよなあ、もう若くないからかなあ・・・、と明けて12日日曜日、午前4時半に目が覚めてしまいました。前日はずっと寝ていたので体調はよろしい、表に出ることが日課となってしまうと家にいてることに罪悪感を感じてしまうことも僕の悪い癖、そんなわけでまだ真っ暗な5時半に家を出て、少し遠めのチョイ走りと決め込みました。6時半ごろ、斑鳩付近でもまだ暗い空は明けきらず、斑鳩三塔を写真に撮ったがどれも画像はぶれて雷のような光線が走っていた。やっと空も明るくなった頃に国道25号線を進んで大阪府入り、走りも快調に近鉄国分駅前を過ぎて大和川沿いの自転車道へと入りました。背後に見えている二上山は奈良から見るよりも稜線が少し緩んだ感じ、太陽が昇ったすぐ後で明るくなった空に二上山のシルエットが映えています。
























特に目的もなく走りの方は堺市へ、仁徳陵から大仙公園を経て阪堺線が通る道へ、その後は南海堺駅の横を抜けて旧堺灯台へとたどり着く。この灯台も周辺の工場群や高速道路はもう見慣れた風景、海は内海となっていて狭い範囲しか見ることができないのは仕方ないところ。もう何度も来ている所なので写真のネタとなる光景もあまりない、すぐに折り返して再び阪堺線が走る所へ、とは言っても阪堺電車ももう飽きるほど写真を撮っているのでこちらもあまりネタが拾えない、今回は撮れ高はあまりなさそうだ。大津での京津線や京都の嵐電では信号機でネタが拾えたので阪堺線でも、と思ったが・・・、その辺りはまた信号機特集で取り上げることとしておきましょう。















天下茶屋から松虫通を経てあべの筋へと入る、以前各駅巡りをしたこともある阪堺上町線は筋違いの道となるのでこの道を走るのは初めて。しばらく走ると北畠と言う地名の町へと入る、南北朝時代の武将、北畠顕家にゆかりがあるところからこの地名となっているらしい、確か大河ドラマ『太平記』では後藤久美子が北畠顕家役を演じていましたね。ただ阿倍野区北畠と言うと自分(一人称)が思い出してしまうのが三菱銀行猟銃立てこもり事件、昭和54年1月に起こった3日間に渡った事件は犯人が射殺されてことで収束しました。自分(一人称)は小学生の頃で、テレビのニュースではずっとこの事件を中継していたのを見てました、サングラスをかけた犯人が猟銃を構えている姿はあまりにも不気味で今でもよく覚えています。その事件の舞台となったのが写真上から2枚目にある北畠支店、あべの筋の大きな交差点の一角にその建物がありました。事件からもう44年、そんな大きな事件があったと言うことを知らない人が多くなったが、知っている人にとってはまさに恐怖の3日間と言ったところだったでしょう、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち




No.1893 大和郡山市、無名橋名付け親プロジェクト(3)

2023-03-20 09:12:03 | まち
よろしくお願いします。





[昭和小学校]



【37、珊丸橋】


【38、藤北橋】



【39、藤南橋】


【40、古石橋】



【41、家族橋】

大和郡山市の小学生が無名の橋の名付け親となるプロジェクトを取り上げて今回が3回目、まず1番目のゾーンでは近鉄平端駅とファミリー公園駅に挟まれた住宅地にある橋から巡って行きます。【37】は近鉄天理線が通るすぐ真横にある橋、ここを渡ると京奈和自転車道へと入ることができます。【41】は近鉄ファミリー公園前駅前にある橋、名前は漢字で「家族橋」と記していますが、読みは駅にちなんで「ファミリーはし」と読むようです。まあその辺りは子供たちが考えてのことなので微笑ましく思いますが、「正義」と書いて「ジャスティス」となるとさすがに痛い気がしますね、キラキラネームも子供の将来を考えなければ・・・、今回橋の名付け親となった小学生はそのことを考える機会になったのではないでしょうか。


[平和小学校]



【42、大道橋】


【43、北⻲橋】


【44、子通り橋】



【45、大鯉橋】


【46、散夕橋】


【47、葉宮橋】




【48、火流橋】

大和郡山市の東側に位置する校区で自分(一人称)もよく通る場所にある命名橋です。特に【42】【43】は通勤時に走る橋なので、今回のシリーズのテーマのきっかけとなった所でもあります。【43】の橋が架かっている川は前に大和郡山市の水路巡りでも取り上げたことがある所、いつもこの沿いの道を走っています。川の途中には水門があるために、水量が少ない部分には汚いものがいっぱい浮いていて目を逸らしたいくらい、砂地の所でいつもたくさんのカメが屯しているのが子供たちの目に止まってこの名前が付けられたみたいですが、自分(一人称)は正直言ってこのカメの大群が苦手です。平和小学校区は市内で一番多く命名を割り当てられています、3番目のゾーンでも引き続き当校区の命名橋をお送りしています↓↓↓




【49、蓮華橋】


【50、桜公橋】


【51、罪無橋】


さあ、センバツが始まりました、今年の開会式は4年ぶりに全員参加の入場行進と言うことで、これまで当たり前だった開会式の光景を感慨深く見て・・・当日は雨だったので家でテレビ観戦でした・・・いました。セレモニーの始まりのトランペットのファンファーレ、各校特徴のある行進ぶり、全校一斉行進、「今ありて」の合唱、大阪桐蔭の校歌はなぜか自分(一人称)も口ずさんでいました。お偉いさんたちのお言葉さえも今回ばかりはありがたく思えてくるくらい、そして選手宣誓、良かったのですがいつも思うのですが、この中に戦争や災害はいらないな、どうしても加えたくなるのかな。今回からはアルプスでの声出しの応援も解禁され、いよいよ本当の甲子園の風景が帰ってきたようです、何でこの場所に奈良のチームがいないんや、とまたまた寂しい気持ちになってしまいました。そして智辯和歌山、こんなに早く消えてしまうなんて・・・、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち



No,1877 大和郡山市、無名橋名付け親プロジェクト(2)

2023-02-03 01:54:30 | まち
よろしくお願いします。


   


・郡⼭⻄小学校


【12】蝶菜橋

・⽚桐小学校



【21】小白水橋



【22】鯉桜橋

・郡⼭北小学校




【23】大良境橋


【24】夢見橋


【25】心晴橋

大和郡山市の小学生たちがこれまで名前のなかった橋に命名するプロジェクト、名前がつけられた橋を巡った記録をお送りしています、今回がその第2回目、市内にある小学校区に沿って紹介していきたいと思います。1番目のゾーンで取り上げたのは市の北西部に位置する校区にある橋、【21】はJR大和小泉駅の近くにあるのですが、字を見ると分かると思いますが橋の名前が「小泉」を崩した形になっています、この地区に湧いていた水からこの地名の由来となっているとのことです。【23】は橋の向こうは奈良市、大和郡山市との境界にあるからこの名前になったとのこと、ほんの4、5歩でもう向こうは違う町、橋はやはり地と地をつなぐ大事なアイテムだと言うことを思わせてくれます。


・郡⼭南小学校


【26】大和桜橋


【27】虹架橋


【28】五十橋


【29】松寿橋



【30】短橋

【31】子供橋


【32】緑桜橋

【33】平和大和橋

郡山南小が名付けを担当したのは市の中心部にある外堀公園内にある橋、外堀と言うからここは元は大和郡山城を守る堀が流れていたのだろう。今は整備されて公園は遊歩道が貫いている、ここは自転車を乗って走ることはできないので押し歩きで進んで行く。JR郡山駅に近い所にある入口から入ると外堀の名残となる小さな水路に架かる命名橋が立て続けに現れる。ほとんどの橋が人工的で名前をつける特徴が見当たらないものばかりだけど、そこは地元の小学生、見慣れた風景に感じる言葉が自然に浮かんだのでしょう、それぞれの橋に立派な名前が付けられていました。


・筒井小学校



【34】時⻘流橋




【35】子見守橋


【36】知恵橋

筒井小学校校区では3つの橋に名前が付きましたが・・・こりゃ~読めんなあ~、本当に小学生の発想か、と思ってしまいました。「時青流」と書いて「あゆみ」、「子見守」と書いて「ささえ」、やっぱり読めないよなあ~、多分読みが先でそこに漢字を充てたんだろうなあ。ちなみに令和3年度橋名一覧を見ても、橋の名前の由来は書かれていてもなぜこの漢字を充てたのかの説明はありませんでした。ここまで前回と今回で市内8校の命名を見てきましたが、これまではほとんど見向きもされなかったであろう小さな橋に、どの学校も特徴のある命名ぶりを見せてくれています。残りは3校で橋は20本余り、それぞれの学校が色のある命名をしているのですが、その模様についてはまた次回、ということにしておきます、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち



No.1861 大和郡山市、無名橋名付け親プロジェクト(1)

2022-12-18 08:29:23 | まち
よろしくお願いします。


まずは言い訳から・・・更新がしばらく止まりましたが、ここ最近またネットの接続が不調になり、写真の取り込みはおろかページを開くのも時間がかかる状態となってしまいました。ネット接続がつながってもすぐに切断の連続、結構イライラな日々が続いています。年末でお送りしたい記事もいろいろとあるのですが、年内の更新が無理かも、年を越してしまいそうな現状ですが今年の旅の記録もまだまだ残っているので、まあいつもと同じ感じでお送りしていくことには変わりないでしょう。




今回の記録は夏前に巡ったものですが、まとめがやっと終わったので半年もたってやっとのお送りとなりました。タイトルにある「無名橋名付け親プロジェクト」とはかくかくしかじか↓↓↓

「大和郡山で市内の児童ら橋の名付け親に」

と、まあこう言った感じです。橋と言っても大きな川に架かる大きな橋ではなく、小さな水路に架かる普段は見落としてしまいそうな橋がほとんど、それを地元の小学生が名付け親となって、見過ごされそうな橋にも立派な名前が付きました。それでは各小学校区ごとに巡って行ってみようと思います、番号はHPに記されていて全部で57橋、今回は4校区20本・・・うち1本は次回で紹介・・・、それも合わせて全4回を予定しています。


・矢田小学校区



【1】小滝心橋



【2】川美大橋


【3】サラ砂橋


【4】水甘橋


【5】水月林橋

市の北東部、矢田山丘陵に当たる地域にある橋です。大和民族公園や矢田寺に近い部分で自分(一人称)にとってはあまり土地勘のない所、【1】~【3】は同じ道にあって今回初めて訪れました。ちなみに橋を訪ねた順番はもちろん番号通りではないので橋の位置もまちまち、【5】の橋は上の4つとはかなり離れた場所にあって川を挟んだ向こうはもう別の校区、もしそちらの校区になるとまた違う名前が付けられたかも知れません。


・ 矢田南小学校


【6】 夜桜橋


【7】新町橋


【8】 快晴橋


【9】 ロード橋


【10】旧松尾橋


【11】泉原橋

市の一番西に位置する校区、ただ橋のある位置は川の向こうはもう別校区なので、ここも校区によって運命が変わっていたかも知れない所。校区は丘陵地の新興住宅地で、川の向こうの違う校区を結ぶ役割を果たしている小さいけど大切な橋に、立派な名前が付けられました。


・郡⼭⻄小学校



【13】桜渡橋

【14】沖台橋


【15】花魅橋

富雄川が流れる流域にある校区で、古い町並と新興住宅地が同居するかのような所、【12】は他の3橋から少し離れた所にあったので次回での紹介となってしまいました。【13】~【15】は住宅地の中にあってほんの数分で巡り切ることができました。


・⽚桐⻄小学校



【16】狐川橋


【17】白緑茶橋


【18】ゆりの花橋

【19】小白鶴橋


【20】万年橋

矢田地区にある先述した校区に挟まれた所にある校区、【16】~【18】は丘陵地の小高い住宅地にあって【16】は入り組んだ場所で結構見つけにくい所にありました。ここまで19の橋を巡ってきて、それぞれ何気なく地域に溶け込むようにあった橋に付けられた名前には、もちろんそれぞれの理由がありました。なぜこの名前が付けられたか、興味のある方はこちら↓↓↓

命名橋一覧紹介

を見ていただければいいでしょう、ひとつずつ拾い上げて行くのは結構大変ですからね。そんなわけで今回、1週間ぶりの更新となりました、この接続不良、何とかしてくれないですかね~、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち