我が家の青空(My Blue Heaven)

スージィーとロバート、キャッシュとバンクの
2人と2匹の我が家のディリー・ライフ。

「続:これでいいのだ!」

2015年07月08日 | 日記

今日、何気に覗いたWeb、
目を惹くコラムに遭遇した。

コラムのタイトルは、

「ジョン・レノンとスティーブ・ジョブスは共通点だらけ」

著者、井口尚樹氏の
「レノンとジョブズ 変革を呼ぶフール」
についてのコラムである。


私が直ぐに思いつく、お二人の共通点とは、

ジョンのいたビートルズが設立した
レコード・レーベル「アップル」と、

スティーブ・ジョブズが設立した
コンピューターの「アップル」の

「アップル」ぐらいなもの。


書籍では、45個にも渡る2人の共通点を
書いているらしいが、その他にも、

例えば、二人が共に日本通であるとか、

「実父母に放棄された子であり、
直感と変貌の人であり、
既成のスタイルを破るクリエイター。

それゆえ、ふたりは失敗もおかす。
時おり滑稽でもある」(同書より)

私が興味を抱いた共通点は

「ふたりは失敗もおかす。
時おり滑稽でもある」のところ。

「時おり滑稽でもある」、とは、
つまりフール(fool)
お馬鹿さんのことであるが、

コラムの中で、例えばジョンにおいては63年、
ロンドンのBBCスタジオで
ビートルズのメンバー自己紹介の時、

「ぼくはリンゴ。ぼくはドラムを奏る」

「ぼくはポール。ぼくはベースを奏る」

「ぼくはジョージ。ぼくはギターを奏る」

「ぼくはジョン。ぼくもギターを奏る。
ときどき馬鹿もやる」

と言ったことや 


 一方、スティーブは05年、
スタンフォード大学の卒業式での

「ハングリーであれ、
愚直であれ」

この有名なスピーチの
締めの言葉を紹介している。
 

 著者の井口さんはこのように、
二人は共に「フール」に目を向けていたのだと、

コラムには書いている。
 

「愚者の目はごまかせない。
愚者には変革の力がある。
レノンもジョブズもそれをわかっている。
価値を逆転させる存在が、フールである」
(同書より)
 

私はお二人の
はるか足元にも及ばないが、

自他共に認める正真正銘の
お馬鹿さんであることに違いない。
 

お二人の愚直さだけを真似る訳ではないが
生き方は、愚直に限る。

お馬鹿さんは、
お馬鹿さんのまま、愚直に生きるに尽きる。
 

コラムを読んで思った、

やっぱり、

「これでいいのだ!」

と。



で、今夜の曲

ビートルズで「フール」と言えば、

「フール・オン・ザ・ヒル」

だけど今夜、この曲を引っ張り出すのは、
あまりにも安直。

今夜は、安直でなく、あくまでも
愚直に徹することにした。

ビートルズでなく、

セルジオ・メンデス&ブラジル66 。

 

 

コメント
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