2月も、最後の日曜日。
朝、起きて直ぐの曇りがちの空も、
9時を過ぎたころから
青一面の空が広がり始めると、
食事も摂らずに作業着に着替えて
庭に出ます。
目に映るのは、
暖かい陽ざしに芽吹き始めた
草木達です。
一足早く、庭の草木達が私に
春が間近であることを
報せてくれます。
日曜日の作業は、
鉢一杯に根を張ったトネリコの
植え替え作業です。
4鉢の内の一鉢は
一回り大きな鉢に植え替え、
残りの鉢は根をほぐし、
新しい土に入れ替えましたが、
手付かずの残した4鉢は、
今週、土曜日の予定。
日付を一日戻した土曜日は、
喜多里亭のパネルに
照明を取り付ける作業でした。
作業も終わろうとした時のことです、
ご近所の方、お二人さんから
要望とアドバイスを頂きました。
「(店を)本気でやるんなら
飲みに来るから、早く開けてよ」。
「テーブル・スペースが狭いから、
もっと広くした方が良いですよ」と、
開店を前提としたアドバイスです。
画像は現在の、
4人がやっと座れるほどの
照明付きのテーブル。
このお二人に限らず、
レストランと言い、喜多里亭と言い、
こっちは、ほんの洒落や
ジョークのつもりでも、
近所の方達にとっては、
「近所に気軽に入れるお店があれば
良いのにね」と、
期待している人が多いのは
判ってはいるのですが・・
昨夜の撮影画像です
右横に下がっているのは、
食品サンプルの友人が作ってくれた
「いわしの開き」と、
「いらっしゃいませ」
亭のパネルの下にあるのは、
スージィーの同級生が
蝋(ろう)で作ってくれた
「つくしんぼ」。
お二人さん、
ちゃんとお役に立っています。
照明のパネルの上には、
サクランボの木。
既に、沢山のつぼみを付けて、
桜の花よりも一足早い
開花も、もう間近。
トネリコが毎日を
居心地良く送るために、
根が張って窮屈(きゅうくつ)
だった鉢を、
植え替えたように、
よもやの「満員御礼」を想定し、
お客さんが窮屈にならないように
テーブルも広くして、
「花見の膳」でも開こうかと、
思案する。
画像は、庭で愉しむ一人晩酌の
大の好物、昨夜の一人ご膳。
しょうが醬油で炙った
ほど好く辛く、ほんのりと香ばしい
「里芋おちこ」でも
「花見の膳」に出しましょうかと、
春を前に、再び、思案する。