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まえおき
今夜の日記は、昨日届いた
有難い頂き物にまつわる話。
ただし、頂戴した品を、
「これ見よがしに、満足げに披露する」
を趣旨とするものではないことを
冒頭に念を押し致します。
ある意味、自虐的で滑稽。
かつ、悲哀に満ちた
心情吐露の日記です。
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世の中には奇特な方も
いらっしゃるもので、
昨日、あるお方が我が家に
お酒を届けてくれました。
この時期に、このお酒。
何かのお祝いの品?
届いたお酒の謂(いわ)れは?
そう言えば、
小生の「生誕日」は
来月、8日。
「父の日」は同じく
来月の、19日。
お酒が届いた昨日は、
5月30日。
最大で20日の違いもあるし、
二つの〝記念日”には随分、
早すぎる。
では、何故?
小生、とんと
がてん(合点)がゆきませぬ。
実はこのお酒、
以前にも届けて頂き、
まだ、封も切らず大事に取ってある、
「大吟醸 燦然(さんぜん)」。
「インターナショナル・ワイン・チャレンジ2016で
ゴールドメダル受賞」
及び、
「平成28年 全国新酒鑑評会
金賞受賞」
数々の賞に輝いた、
誉(ほま)れ高き銘酒。
しかし何故、
このタイミングにこのお酒?
それで、届いた「5月30日」が
何の日かを調べることにした。
!
小生、合点がいった・・・
「5月30日」は、
「ゴミゼロの日」。
小生、
こんな旨い酒を、何故、手を付けず、
後生大事にしてるかと言えば
永年、
身に染みついた「貧乏性」と、
質の高い品や空間、精神ほど、
独り占めできない性分。
誉れ高き銘酒を、
ゴミの如くの輩が、一人戴くには、
分不相応。
そこで小生、勘(かんが)える。
一寸の虫にも、五分の魂」、
「一塊のゴミにも、五分の魂」。
「燦然」の、もっとも有効な
活用方法。
万障繰り合わせ
みんなが帰って来た時に
座を囲んで、みんなで戴く。
座の始まりの
せめての、「燦然」の封を切る役を
小生が仰せつかれば、
幸せの極み。
「乾杯!」
の一言で、塊(つちくれ)者は
その場で昇天。
奇しくもその日が、
我が家の〝ゴミ”を一掃する日、
「ゴミゼロの日」。
送り主様へ、
頂いたお酒は前回同様、
大事に取っておきますから、
お盆には必ず、
揃って帰っておいでますように。
予定では来年、小生の初盆。
二本の「燦然」で、
互いの泡沫(うたかた)な人生の
久しく出会った夜長を、
みんなで盛大に祝いましょう!
小生の儚(はかな)き望みを
どうか叶えて頂きますように
心より願っております。
届けて頂いた銘酒は、
みんなで頂く品、
小生、代表して
「心から、感謝です」。
さいごに
8日と、19日を
お忘れ無きように!
今夜の曲の
唄の意味は追求せずに。
「島唄」
The BOOM