我が家の青空(My Blue Heaven)

スージィーとロバート、キャッシュとバンクの
2人と2匹の我が家のディリー・ライフ。

「4年越しの思い」

2020年08月30日 | 日記

2階から、大きな家具が滑り落ちてくる。



2階のベランダに一人、
下で受け取る人。

4年前に熊本地震を経験し、
2階には極力、家屋に負担をかけるものは
置かないことにしようと思っていたが、

この厄介な仕事を、
先週、玄関の壁を張り替えて貰った
大工さんが

「下すのを手伝って頂ければ、
やりますよ」

と、快く引き受けて頂き、
4年越しの思いが、やっと実現。

「所詮、2階は仮の住まい。
この位置こそ、我がいるべき処」

と言わんばかりに、我が物顔の
本ではなく、CD・DVD・で詰まった
書棚だが、



とりあえず、
書棚に収まっていたものを
そのまま移動したが、

これからは暫く、
2階に分散したすべてのCD・DVDを、
この書棚に戻す仕事が待っている。

曲は
コロナ禍の中、作られた40曲に
選ばれた


「Togetherness 」

大江千里

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「来るべき日に備え」

2020年08月24日 | 日記

玄関は、
大切な人を迎える場所。

22日土曜日、
玄関入って直ぐ左手前壁面の、
ウッドウォールパネルが変色し、

数か所、剝がれ始めたので
玄関と玄関に面したトイレのドアの
張り替えを、大工さんにお願いして、

この機会に、パネルの色を
替えることにした。

張替が進む、玄関左面。

下駄箱を外した玄関右面。

貼り終えた左壁面と、
トイレドア。

下駄箱を取り付け、
絵と時計を元の位置に戻す。



日曜日の夕刻、新装した玄関を
最初に訪れたのは、

フェルナンデスさんご夫妻と
堺さんご夫婦。

「やっと月曜日に、メキシコに
帰ることになりました。

娘夫婦の家には約半年、
滞在しましたが、

喜多里さんご夫婦には、
大変にお世話になりました」

と、ご丁寧に挨拶に見えられた。

「お礼の品です」と渡されたのが、

メキシコ音楽、
マリアッチを奏でるバンド五人と
踊る男女二人の木彫りの人形。

人形を見て、直ぐに体が反応した。

親父は人形を頂いた嬉しさを
素直に表現するために、

動画で覚えたマリアッチの

下手くそなダンスのステップを踊り、

見事に思いは通じて、
ご夫妻の笑いを誘った。

一番左が、白いお髭の
フェルナンデスさん。

一番右が、奥さんのアニータさん。



「メキシコから遥か遠い
春日村の喜多里さんのお家で、

まさか、マリアッチを楽しめるなんて
思いもしませんし、
良い思い出になりました。

三年後に、また、やってきます」


玄関は、大切な人を送る場所。


感激の人形のお返しに、
お二人の好きな

冷やしておいた「大吟醸」を
ご夫妻にお渡し、

強い握手を交わして、
玄関を出て送ることにした。

皮肉だが、コロナウィルスのお陰で
フェルナンデスさんご夫妻と
お近づきが出来た訳だが、

そのご夫妻が明日、
コロナの深刻な状況下にある
メキシコへの家路に就く。

三年後、
マリアッチの七体の人形と一緒に
玄関でご夫妻を迎え、

再び、我が家で「マリアッチ!」が
楽しめることを心から願う次第。

フェルナンデスさんご夫妻へ

来るべき三年後の
「Fiesta de Mexico in 春日村」 に備え、

マリアッチのダンスステップを
必ず、完成させておきます。


同じ主題の投稿で、
同じ曲をアップするのは芸がないが、

ご夫妻に見せたダンスステップを
三年後に踊る姿が映る曲。

Mariachi Alas de Mexico
 マリアッチ メキシコの翼

 Fiesta de Mexico 
メキシコの文化を通して
各国との親交を広げ深めるフェスタ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「これもまた、善し」

2020年08月20日 | 日記

17日、浜松市で国内最高気温に並ぶ、
41.1度を記録し、

17日以後も連日、40度に迫る
気温が続いている。

「異常」とも思える高気温は、
今や尋常化し、

後、31年は生きる覚悟の
親父にとっては、どうしたものかと
先行きが思いやられるが、

熟慮したところで
自然に打ち勝つ術もなく、

ならば、高気温に耐えうる
体力を、せめて維持したいと、

時には、あまりの暑さに心がひるみ、
勢いが尻すぼみしながらも、

極力、夕刻のウォーキングに
努めているところ。


夕刻と言えど、
いまだ勢いの衰えない
強い陽差しを浴びて流した

汗まみれのTシャツを脱いで
風呂に入る。

低めに設定した37度が、
それでも熱くて、更に設定を低くし、
ぬるめのお湯に長く浸かり、

上がれば、風呂の縁に腰掛け、
お風呂の窓を開けて入る

六時を過ぎた涼しい風を
しばし、体に受け、

浸かったり、上がったりを
何度も繰り返し、風呂から上がる。


熱さゆえのこの入浴法、
実は我が家では初めての試みだが、
湯上りのなんとも気持ちの良さ。

風呂上がりは、余分な汗もかかず、
さっぱりとして、
ほんのりホカホカ感が長く続き、

さながら、
故郷、奴留湯(ぬるゆ)温泉の
風呂上がりを思い出させてくれる。

帰れないから
帰らないことにしたが、

お盆前の11日、やっぱり故郷に帰り、
お墓に参ることにした。

お寺と義兄の家にだけ立ち寄り、
残りの時間は温泉に入って
汗を流すつもりでいたら、

スージィーの実家そばにある
「ホタルの湯」には
「休み」の張り紙・・

それではと、我が本家の横にある
奴留湯(ぬるゆ)温泉に
行こうと言ったら、

「あんな、ぬるい風呂に入ったら
風邪をひいてしまう」と言うので、

結局、今年最初の故郷の風呂に、
入らず仕舞いで帰ることに・・


高校を卒業して東京に行った
本家のケンちゃんは、

「東京の銭湯には、
熱くて入れなかった」

と言ったのを思い出す。


「暑い夏には、熱い鍋」

「夏火鉢」も風情があって、
これも善しだが、

暑い夏に、ぬるま湯に長く浸かる、

「これもまた、善し」

しかし、この風呂の味わい方が、
残念ながら
スージィーには判らない。


同級生のひめちゃんが言った、

「夏の奴留湯は、最高!」


福岡ナンバーの車に
石を投げられようが、

嗜好の違う嫁と別れようが、

暑さのせいで
風呂の入り方を工夫したお陰で、

「夏の奴留湯温泉に入る
価値、大いにあり」

と心しながら、

一人、故郷を偲んでいた。


画像は、
ぬるさと、柔らかさの
泉質が売りの

正式には、
「奴留湯温泉共同浴場」

所在地
熊本県阿蘇郡小国町北里

その良さは、入ってみなくちゃ
判らない。

奴留湯温泉共同浴場

 「あつさのせい」 

大瀧詠一

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「スターダスト あればこそ」

2020年08月12日 | 日記

庭を覆うタープ。

天気予報は昨日に続き、
夕方から雨。

昨日の雨で中止となってしまった
ゲストが楽しみにしている
ガーデン・パーティを

何が何でも実行するために
多少の雨なら凌げるタープを

庭一面に張り巡らせること
一時間を費やし、

雨を覚悟して、
日が暮れるのを待つことにした。

しかし、レーダーの雲の動きが
気になり、少し時間を早めて、
パーティが始まった。

タープで覆ったパラソルの下には、
今日のガーデンパーティを
待ち焦がれた二つの家族。

遥かメキシコから春日村に,
孫二人の大学と高校の入学祝い
のために
やって来たものの

コロナで帰国できなくなった
フェルナンデスさんご夫妻が、
飛行機運航再開となり、

少し寂しいが、今日はその
お別れパーティ。


料理が揃う前の
「カンパーイ」画像。

フェルナンデスさん撮影画像。

一念、空に通ず。

有難いことに一粒の雨も降らず
夕刻6時からスタートして、

スージィーの手料理を囲みながら
和気あいあいと過ごした
9時までの3時間。

用意した手料理の中で
ご夫妻からお褒めを頂いた料理は
「カボチャのチーズ・グラタン」や、

以外にも、10Cmの長さで輪切りにした
「ごぼうの丸ごとフライ」。

そして、フェルナンデスさんのお気に入りは
テーブルまで枝を伸ばした
紅葉の木と、庭。



実はフェルナンデスさん、
メキシコの大きな

石油・天然ガス海洋発掘会社の
元役員さん。

スマホの中には、なんと驚く
ご自宅の豪邸画像。

そんなお金持ちご夫妻が、
スージィーの作った

「ごぼうの丸ごとフライ」を
美味しそうに、ポリポリ、サクサク。

愉しいひと時は
一気に駆け抜け夜が明けて、
昨夜の余韻を残したテーブルには、

前夜の残り物に
我が故郷のソウルフード

「冷や汁」



冷や汁を頂きながら
しみじみと思った、

今にして思えば、
今回のご夫妻との出会い、

「此処のレストランで
食事がしたい」

と、フェルナンデスさんが
仰ったのが切っ掛け。

そう、
ガーデンレストラン・スターダストが
あればこその出会い。

お二人共に品があって温和で、
しかも、ジャンルを問わず音楽が大好きで、
更に、お金持ちのメキシコ人ご夫妻と、

スペイン語に英語、
そして、日本語を交えて、

何の気負いも遠慮もなく、
気さくに愉しく食事が出来る。

こんなことなんて
もう二度とないかもしれない、

生涯、忘れ得ぬ
素敵なパーティだったと。


補足

ご夫妻との出会いは、
メキシコ音楽の造詣を深くした
最良の機会でもありました。


「Solamente Una Vez」

    もう二度とない  たった一度の恋    

唄: ルイス・ミゲル


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「笑顔で交わす 立ち話し」

2020年08月05日 | 日記

家の前を通る方から、
「こんにちは」と、声を掛けられると、
こちらからも、挨拶の声を掛ける。

挨拶をいただければ、
挨拶で応えるのが常識。

ところが、
応えようにも相手が誰だか
判らない・・

こんなことが最近、つとに多い。

親しい方なら、
聞き馴れた声だとか、

体形や雰囲気で誰かと
直ぐに判るが、

中には挨拶を交わすだけで
何処に住んでいるやら
知らない人も沢山いらっしゃる。

挨拶されて、「さて、誰だろうか?」と
小首をかしげる機会が増えてきた。

昨日も、家の前で
” 正体不明 ” の女性の方から、
親しげに声を掛けられた。

確かに聞き馴れた声だが、
顔が浮かばない・・


その方も、何処に住んでいるやら
全く、知らない女性だが、

声では判断できなかったものの
一緒に連れている犬を見て、
「あの犬の飼い主の奥さんだ」と、

女性が誰だか判れば、
戸惑うことなく交わした挨拶の後は、
少しばかりの立ち話。

多分、同世代の奥さんも、
ご近所ながら

名前も、何処にお住まいかも
全く、知らない方だが、

共通の愛犬家であることがご縁で
言葉を交わすことになった、

20年以上の間柄なら、
もはや、友達みたいなものだが、

もし、人間同様に、
犬もマスクをしていれば、
本当に誰だか判らないままだった。

コロナの禍中、

「マスク越し 笑顔で交わす 立ち話し」

名前が何だろうが、
何処に住んでいようが
男だろうが女だろうが、

何処の出身で
齢が幾つで、幾つ離れて
齢上だろうが、下だろうが

世の中は、
「袖振り合うも 多生の縁」。


今はただ、マスクのない
フェイス  ツー フェイスのご挨拶が
できますことを、願うばかり。

「You've Got A Friend In Me」

君には僕と言う友達がいるよ

ランディ・ニューマン

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「いつかその日がやって来る」

2020年08月02日 | 日記

一日、亡き母の初盆供養を
故郷のお寺で、お坊さんと二人の
三人だけで行うのを決めたのは、
先々月の事だった。

初盆供養を始め、
故郷で過ごす時間が持てるのは、

母の命日から四十九日目の
法要以来、今年、二度目となり、

出発から帰宅するまでの、
一日と二日の両日は、

寸分の隙間もないほどに
予定を組んで、

故郷で過ごす時間を
二人は楽しみにしていた。

しかし、前日31日の
福岡県のコロナウィルス感染者数が
170人とあって、

出発を断念。


親戚に届けるはずだった
母の残した絵などの遺品やお土産が
今も、玄関に置いたまま。

今は、何時になったら
故郷に帰れるのやら
全く、見当がつかないが、

一日も早く、コロナの脅威から
解放され、

当たり前の顔をして、
” 家 ”に帰れる日が来るのを信じて、

今はただ、
ひたすら待ち続けることにした。

 

「カントリーロード」

ジョン・デンバー

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする