我が家の青空(My Blue Heaven)

スージィーとロバート、キャッシュとバンクの
2人と2匹の我が家のディリー・ライフ。

「続:幸せな気分になれる方法」

2015年05月30日 | 日記

気付いてみれば今日、
5月最後の土曜日。

時の早さに、唖然とするばかり。

老い先短い小生が、
嘆いて、焦ってみたって、しょうがない。

ただひたすら、目の前にある、
己に課した仕事を
一つ、一つ、

片付けていくだけ。


それで、今日も曇天の空の下、せっせと三つ
仕事を粉成(こな)すことにした。


先週、仕事のついでに立ち寄った店で、
図柄と色の妙味に惹かれて
画像の焼き物を買った。



二つセットで驚くべきの安価。

すぐにレジに走る小生の頭の中は、

「どう使うか?」

心も頭も膨らます。


生きていて、何が嬉しいかって、
小生、こんな瞬間ほど嬉しいものはない。

幾つになっても
心が時めくこと程、素晴らしいものはない。


それで、この鉢に、
あまり考えもしないで
「クッション・モス」を植えることにしたが、

想像したよりもはるかに、
良い雰囲気に出来上がった。




さて二つ目。

マナとの約束の
先週から取り掛かった、
BBQのグリルを乗せるテーブルを仕上げること。

これには少々、頭を遣(つか)った。

せっかく作るテーブル、
グリルを乗せるだけの用途ではもったいない。


高さと幅とデザインを、既存の二脚の
テーブルと同じにした。
 

小生の頭の中でレストランは、
「近日、開店 」

よもやのお客さんで混雑。

テーブルを合わせれば、せっかくのお客さんも
がっかりさせず、帰らせず済む。

テーブルの下には調味料等の置きスペースを作る。
 

そして最後の一つ粉成した仕事は、
バンクのトリミング。

仕事を終えたら、そのまま散歩。
帰宅した途端に、雨。
 

あれやこれやと、
思案に暮れて過ごす休日が
雨に降られて暮れていく。
 

青空だろうが、曇天だろうが、雨に打たれようが、
昨日まで、頭の中にしかなかったものが今日、

我が家の庭で形を現す。

大切なものは
、想像力と、それを具現化できる身体と、
わずかなお金。
 

一番大切なことは、

己に果たした仕事を
諦めずにまっとうすること。 


これが小生の、これが我が家の

幸せな気分になれる方法 。



さて、お次はいよいよ

「露天風呂」。



下ではそろそろ、
新ラッキョウの塩漬け作り。 



「My Romance」 

エラ・フィッジラルド。 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「続:今井君へ」

2015年05月28日 | 日記

今井君へ、

役目を終えたら、
小生もそちらに参ります。


ところが、
人の運命、神のみぞ知る」で、

その時が何時のことやら。
小生には、とんと見当も付きません。

まだまだ沢山、遣り残しもありますが、
すべてが片付くその時がきたら、

真っ先に、あなたの舞台に
駆けつけます。

お願いですから、
最前列、真ん中の席を
一つ空けておいてください。

頼みます。

約束ですよ。 

「THE WINDS OF GOD」 よ、


永遠なれ


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ブラオヤジ」

2015年05月27日 | 日記

最近、小生が変えたある趣向。

小生、時間が合えば南福岡駅で
仕事を終えたスージィーと
そのまま車をバトンタッチ。

合わなければ、JR駐車場に車を置いて、
ウォーキングの向かう先は春日公園。

平日のウォーキングの
スタートとゴール、

毎回、同じコースを歩いて帰宅。

故に、距離も、時間も、消費カロリーも
毎回、同じ。

飽きずに、“同じ”を繰り返す。


最近、
これが面白くないことに
気が付いた。


コースが一緒なら、
当然、眺める景色も一緒。

飽きもせず、同じ景色を眺めて
歩き続けていたことになる。

これを「無粋」と言い、
あるいは「野暮」と言い、

もしくは「阿呆」と言う。


折角一時間越を歩くのなら、
違ったコースを歩けば、
違った景観を味わえるはず。

季節は、緑萌える五月(さつき)、
樹木も花も生き生きと輝く季節。


我が家もそうだが、どこのお宅の庭も
趣向を凝らし、ガーデニングを愉しんでいる。

その成果が表れる季節が
まさに今。

それで小生が変えた趣向とは、
ウォーキング・コースの変更。


春日村の住宅街を毎回違うコースで歩き、
花咲き乱れ緑香るお庭を拝見させて頂くこと。

住み慣れた春日村の
主要な道路は隈なく歩いても、

住宅街に一歩足を踏み込めば、
迷子になりそうな初めて歩く道ばかり。


精魂込めた庭も拝見させていただいて、
初めての道を歩き、
春日村の歴史の意外な発見もある。

見知らぬ方に
「お庭、奇麗ですね!」の
かける一言で、生まれる笑顔もある。

これが実に楽しい。

宛(さなが)ら「ブラタモリ」ならぬ、

「ブラオヤジ」である。

昨日、そんな“ブラオヤジ”の最中に電話。

相手は座頭市。

「関東地区同窓会の画像を送ります」。

5月16日の今回は、
「寄席観て、一杯」だったらしい。

同じ同窓会でも、趣向をかえれば
愉しみ方も変わる。

写真には、久し振りに森本君もいる。


「京滋ほこすぎ会」もそうだが、
「関東組」も趣向を凝らして会を愉しんでいる。

それでは、5月16日の
第6回「小国中関東同窓会」

場所:新宿末廣亭 前の撮影画像です。



後列左より、

須藤美和子さん、陽川(青木)裕子さん、海野(市原)晴美さん、

岡部(河津)恵美子さん、池田(松本)純生くん、森本誠治くん。
前列左より、

座頭市、安達信弘くん。

皆さん,お元気そうで何よりです。

来年の春は趣向を変えて、
多磨霊園で「花見」ならぬ、
「墓見て一杯 」と言うのはいかがでしょう?

何なら、度胸試しを兼ねて「夜桜」で。
 

ところで、「福岡会を再び」の希望も沢山ある。

還暦会から、そろそろ四年。

ブラオヤジをやりながら、
思案に暮れる昨今、

とても会の趣向を考えるには、
至っておりません ・ ・ ・
 

で、今夜は趣向を変えて、
ファンク

Maceo Parker

「Chicken」

 

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「Coming soon」

2015年05月25日 | 日記

先週の夜、
喜多里亭にランタンを灯し
一杯やっている内に、

酔いに乗じて
あることを思いついた。

勝手口から奥に向かうと庭に突き当たる。
そこはガーデンレストラン・スターダストの入り口。

そこに、あるものを造ることを思いついた。


人生でさえ、何一つ計画性の無い
小生の行動指針はおおよそ
思いつきか、勢い拍子で決まるのが恒。

ガーデンレストランは、ジョークの一端でも、
看板を揚げ、営業をしていないことを
 知らせる、closedのプレートを
掲示しているのにも関わらず、

レストランの営業内容を尋ねる方たちは
後を絶たず。

尋ねられたら、ジョークのついでに

「飲食物はすべて、持込の店です」

と返す言葉で、殆どの方が
笑って店を離れる。

酔いに乗じて考え付いたものを昨日、
作ることにした。

休日にやる最後の一つがこれ。


早速、イメージで必要な材料の買出し。
そして、板のカットと塗装。

作業前の画像。

途中

完成画像。

入り口からのぞくスターダスト

先の週半ばにはこれを作り、

トップをフラットにしておけば
楽したものを、拘(こだわ)って苦労して
三角形に作った挙句に形が気に食わず
作り直したヘンリーヅタ鉢置きトップ。

 

トップには、余っていたウッド・レイルの
球形の フィニアルを取り付ける。

納得の満足の、作り直し。


折角の休日を、
何にもせずに過ごしても
すぐに日が暮れるのなら、

一日を夢中で過ごす方が
意味がある。

一日も一生も
何かに誰かに、夢中になるに限る。


行動指針が思いつきで
勢い拍子でも、

夢中になれればそれで良い。

何よりも、休日を達成感に導く費用は、
僅かなもの。



「Welcome」は
知人の雑貨の問屋さんから。
(ここで価格は表せない)

フェンスと板を固定する金具はあまり物。

購入した板は二枚で、税込み388円。


相変わらずの
僅かなお金で愉しむ我が道楽


「京の都は着道楽」

「あたしゃ今日とて、木道楽」。


最近は、春日村の住宅の一角にも
和洋問わず、飲食を提供する
洒落たお店もある。

みんな、それぞれ頑張っている。


スージィーは
栄養士も調理士の免許を持っている
それになにより、愛嬌が良い。

親父は大人しくレストランの
音楽係りを裏でして
酔いに乗じて
顔さえ出さなけりゃ、

必ず店は流行る。

いつか、ジョークの域を越える
そんな日が来るやも。


よーし来週は、
「Coming soon」
「近日、開店」

の看板を作る。

相も変わらず、木道楽 。


レストランのオープニングを飾る夜に
流すのは、この曲に決めた。



あとがき

どうでも良いけれど、
夕食前の空きっ腹で
一杯やりながら書くのは大変 ・ ・ ・

日記も酔いが乗ぜず内に
終わらせるに限ります。



「ワルツ・フォー・デビイ」 

ビル・エバンス・トリオ

Waltz for Debby

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「きょうは青空」

2015年05月24日 | 日記

庭でやることが三つあるのに、
土日の二日間の天気予報は
雨。

内一つは降られてもできる仕事

休日の間に一つぐらいは
片付けられると踏んでいたら、
昨日は雨もなく二つ片付き、

今朝は、寝ぼけ眼
に朝日が差し込み、

バード・レストランではオープンを催促する
お客さんの声、声、声。

そして声の上は、青空である。


ただ今、七時半。

さぁ、そろそろ起きて
独り簡単に朝食を済ませ、
残りの一つに取り掛かることにしよう。


金曜日からスージィーは
会社の二泊三日の東北旅行。

昨夜、

「ばぁばが居なくて、みっちゃん寂しい?」

マナから貰った慰みの電話。

寂しいといえば寂しいし、
何かと不便でもあるが、

小生さしずめ、
妻に先立たれた旦那が、
四十九日の法要も済ませたところに

葬儀の後の多忙な日々に
ほっぱらかしの荒れた庭を眺め、

「そろそろ、始めるか」

と、やおら腰を上げる、その心境。


下で店開(あ)きを待つ雀が鳴いている。

レストランをオープンしたら、
残りの一つに取り掛かろう。

きょうは青空

気分も青空。

「Sunny Skies」

ジェームス・ティラー 

 James Taylor Sunny Skies 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「Good Job!」

2015年05月18日 | 日記

「ヘンリーヅタ」と言う名のツタ。


画像は借り物。

庭を真っ赤に染めた葉で彩り、
我が家に秋の訪れを知らせ、

変わりゆく季節を愉しませてくれる
愛おしい植物である。


冬が近づくと、葉をすべて落とし、

春になると、また
新しい新緑の葉をつけて、

夏の太陽の下で蔓(つる)を伸ばし、

秋が近づくと、また
葉は次第に赤く染め始める。


我が家にあるヘンリーヅタの四つ鉢の一つが
春が訪れたのに葉を付けない ・ ・ ・

軒の下の雨の降り込まない
高いところに置いていた蔓の伸びた鉢を
どうやら私たちは不覚にも
枯らしてしまった。

愛おしいのに、
可哀相なことをして仕舞った。


同じ鉢に新しく植え替えをした時に
私はあることを思いついた。

ヘンリーヅタをもっと高い位置に置き、
伸びた蔓の真っ赤に染まった葉を
眺められるように

庭にあるものを作ることにした。


リトルに帰る前の
先週の土曜日に、先ずは材料購入。
早速、枠組みと塗装。


一昨日、新しい土曜日が来て、
意気込む心に、外は生憎、失意の雨。


雨に降られず萎える植物あれば、
雨に降られて萎える心あり。


「みっちゃん殺すにゃ刃物は要らぬ。
休みの土日に、
雨の二日も降ればよい」。


一度騒いだ心は、雨が降ったぐらいで
治まるはずがないのはいつものこと。

午前中は雨の中を、
枕木ステージの前の敷石の移動で過ごし、
午後に雨が上がって、
いよいよ仕事を再開。

画像は、敷石移動工事前。

既存の敷石を右にずらし、
奥にあった敷石を左にはめ込み、
一度抜いたリュウノヒゲを植え直し完成。
これでBBQのグリルやダッチ・オーブンの
置きスペースを確保。


敷石と、その隣の雨に打たれた
未完成が、「これ」。

雨が上がり作業も進み
完成時刻、午後3時。
塗装完了後の「これ」。高さ2.5m 。



2層式の上段には、ヘンリーヅタ。
その下段には花を置く予定。



三角屋根のバーに取り付けたプレート。
そこには、
「Quatre saisons(キャトル・セゾン)」
フランス語の文字。

「四季」。



ネットで意味を調べる時に見つけた
同じ名前の東京にあるお店の
コンセプトは


「自然を感じながら
豊かに住まう パリの暮らし」


私はさしずめ「自然を感じながら
豊かに住まう 我が家の暮らし」


今週も、よくも飽きずに、脚立の上り下り。

塗装が乾くのを待って鉢を置いて
脚立を下りたら今度は早速、
蛙がヘンリーヅタを見学に。

 

随分と疲れましたが、
それでも夏に蔓を伸ばし、三角屋根の天まで届き
秋には赤く染まって2mは下に落ちる
ヘンリーヅタが鑑賞できるのが

今から楽しみで成りません。


二日続けて雨も降らず、
お陰様で私、死なずに済みました。

ヘンリーヅタの赤い葉を眺められる秋までは、
ご期待に沿えず、申し訳ありませんが
もうしばらくだけ、生きることにしました。


昨日の仕事も大満足!
スージィー絶賛、自画自賛。

雨が上がり、脚立に上って、
お陰で昨日も、良い仕事が出来ました。

「Good Job!」です。

あとがき

冬に葉を落としたヘンリーヅタの代わりに
クリスマスには、イルミネーションを
飾る「これ」。

こう言うのを何と呼ぶのでしょうか?
今は「これ」としか、表現できません。
悪しからず。
 

今夜は「Quatre saisons」の
パリに因み、

パリ出身の著名な作曲家、
ミシェル・ルグランが書いて、彼が歌う
名曲「風のささやき」

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「オイラは bluesman 」

2015年05月15日 | 日記

King of Rock
エルヴィス・プレスリー

King of Rock'n'roll
チャック・ベリー

King of R&B
レイ・チャールズ

King of Soul
オーティス・レディング

King of Funk
ジェームス・ブラウン

King of Folk
ボブ・ディラン
(現在も活躍中)

King of C&W
ハンク・ウィリアムズ

King of reggae
ボブ・マーリー


King of Pop
マイケル・ジャクソン

 King of Band
ビートルズ 


そして昨日、14
日。

King of Blues
B
BKing
が亡くなられた。

享年89歳でした。



今夜はブルース界の巨匠、
キング・オブ・ブルース
B・B・キング

世界の片隅の一ファンから
哀悼の意を込めて


I'm a bluesman

But I'm a good man,

understand


B・B・
キング 
「I'm a bluesman」 

BB King - I'm a bluesman




こんな、かっこ良い爺さんに
私はなりたい。 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「幸せな気分になれる方法」

2015年05月13日 | 日記

齢六十の峠を越してここ数年、
相変わらず、暮らしは楽ではありませんが、
心持ちは随分と楽になったように思います。

心持を楽にする。
これを「気楽」と言う。

しかし、能天気にも我が暮らし振り、
「気楽な暮らし」とは、けして言えず、

働かなければ生活もできないので、
一日の三分の一の時間と、週に5日

私は仕事をさせていただいている。

実に有り難いことである。


さてその仕事振りだが、
六十の峠を越した私が、いくら昔を思い出し
一生懸命に取り組んだとしても、

「昔取った杵柄(きねづか)」

体力も精神的力も低下して仕舞った今、
かつてのシャカリキに働いた時代の
足元にも及ばず、

結果、会社では
随分と楽をさせて貰っているのが
現状である。


サボるのが上手だったが、
昔は本当によく仕事をした。

今にして思えば、
何故、あんなに夢中だったか解らない程
仕事をした。

私だけでなく、みんながそうだった。


週に五日は、
普通に一日の半分以上は仕事をし、
あちらこちらと飛び回った。
 

仕事のお陰でいろんな所に行っては、
仕事に合間を作り、
名所旧跡を随分と訪ねました。

見聞を拡げ、土地の美味いものを食らい、
仕事で酒を飲み、でなくても酒を飲み、

人付き合いを学び、本も読んだし、
よく働いて、よく遊びました。


今、あの働き蟻(あり)の当時に比べ、
随分と収入に大差が生じたが、

精神は遥かに今のほうが、自由になりました。

私自身、自由や幸せのなんぞやを
よく承知しておりませんが、

誰か、何かに縛られることも、
しがらみに囚われることもなく。

今更の如くの地位や名誉は
無縁で無心。

なるがままの世の流れや、
我が命の行く末さえも、たいして憂いもなく。


お金の価値でさえ、
大差の生じた今のお金のほうが断然に

「価値が高い」と信じています。


「お金の価値」は、
無くして仕舞わなければ解らない。

この「経済学」、
学校ではなく、貧乏が教えてくれます。


お金を無くしてしまえば私のように
幸せな生活を必ず、送れます。


嘘だと思ったら有り金全部、
我が家に送金してみて下さい。

金を無くせばたちまちに、今夜の曲の様な

幸せな気分に浸れること、

間違いなしです。


ビリー・ジョエル

「センチメンタル・ムード」 



Billy Joel
 In A Sentimental Mood

 

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「独活の味」

2015年05月11日 | 日記

日曜日の朝7時、
同級生の勝ちゃんの待つ、
旧宮原線北里駅を目指す
二人を乗せた車に、一枚の葉書。

3月消印のこの葉書には、
5月10日、故郷で行われる神事の案内が
記載されている。

その神事に参加するために
私は故郷リトルに向った。


2年前の春のこと、
私はリトルで催された同級生の花見の席で、
勝ちゃんからあることを知らされた。

それが今回の葉書に繋がり、
私の心を故郷に駆り立てる契機となった。


北里駅から程近い、向かった先の杉林の中に、
北里村(現小国町)の殿様、加賀殿(守)のお墓。

北里氏のご先祖様の
お墓である。



朝九時には、
既に5、6人の方たちが来られて
お墓と周辺に落ちた杉の枯れ葉を掃き、
お墓を磨く、清掃作業。



その人たちの中には、
草刈り機を握る現小国町町長
北里耕亮さんの姿も。


加賀殿のお墓を見て驚いた。

私は初めて訪問と思っていたら、
子供の頃、ここにきてお墓を拝見した
記憶が確かにある。

なぜならこのお墓のすぐ近くに、
半世紀前の夏、親父に連れられて
蚊に刺され汗して掃除した
我が家のご先祖様のお墓があった。


清掃が終わると飾り付けが始まり
両神社神主、高野さんが来られて
いよいよ神事が始まった 。


手前左が、勝ちゃん。
 

人生は不思議である。

北里氏の本家である勝ちゃんと偶然に同級生、
それに同じクラスにならなかったら、

二年前の花見の席で知らされた話も、
今回、20名の名簿に名を連ねることも
無かったと思う。


偶然とは、人を何かに導くために
神様が仕組んだ悪戯(いたずら)であるような
そんな気がしてならない。
 

さて、加賀殿の神事も終わると
場所を木魂館・北里バランに移し

北里家本家、分家、一族の
結び付きを強くするための食事会、
直会(なおらい)が始まる。

お酒を酌み交わしながら
皆さんや高野さんから、

初めて聞く北里家の話しや、
町(村)の歴史を拝聴する
貴重な時を過ごさせて戴いた 。
 

そこで私は、六年前に北里大学病院内にある
北里柴三郎博士の記念館を訪問した際、

「北里村から来ました北里です」

と、受付で余計なことを言ったばかりに、

「少々、お待ち下さいますか」

のあと、すぐにお偉いさんが出てこられ、
約一時間、丁重に館内をご案内戴いた感激を
披露させていただいた。

初めてお会いする方たちばかりなのに
和やかな直会も、来年の再会を約束して散会。


我が家への帰路に就く、下城あたりで
義姉さんからスージィーに電話。

「あんたに独活(うど)を渡すのを
忘れちょったき、
帰ってきない」。
 

そして無事、我が家へ帰り
戴いた独活で一杯。 
 

お湯割を戴きながら、

故郷の独活の味も
ご先祖様への感謝の思いも

誰かが誰かに渡すべき、大切なものが
故郷にあることを肝に銘じる夜。

その内に酔いがまわり、
いつしか起承転結も見失っては
日記は書いたものの
すべて削除するしかなく、

一日遅れでやっ今、
書き終えたところです。 
 


お誘い戴き、勝 ちゃん
ありがとうございます。 

あらためて、
故郷と故郷の皆さんに
心から感謝です。




きよみちゃんへ 

電話でお伝えしていました通り、
おじさんが亡くなって以来、途絶えていた

加賀殿の神事の参加は今後、
仲新屋を代表して
私が継がせて戴くことにします。


いつの日か、ご一緒できますように!

 

補足説明

「加賀殿」とは、

鎌倉から下った
綿貫次郎左衛門妙義氏が
この地を「北里」と名付け
自らの姓も「北里」と改め、その子孫で、

北里村を守った武将、加賀殿を祀り

1562年に建てられた 五輪塔の供養墓です。 

コメント (4)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「乾杯!」

2015年05月07日 | 日記

初日の玄界灘の太公望以外は、
全く外出の予定の無い、実に稀有な
今年の黄金週間。

「予定が無い」と言いつつも、
根性は意気地無し、年中金無し。
貧乏暇無し、人生悔い無し
無しが四っの小生、

何やかにやと楽しみを見つけては、
日がな一日飽きもせず、疲れを知らずに、
残りの4日を一日たりとも無駄にすること無く、
充実の日々を過ごさせて頂いた。


「貧乏暇無し」と言いつつも、
時間は余りある。

その上、まだまだ身体は
脳の指令通りに動いてくれる。

人生、何が有り難いって、
「五体満足」に尽きる。

休日定番の、相変わらずの
脚立(きゃたつ)の上がり降りも、
慣れれば差ほども疲れない。

「充実の日々の根源に、健康がある」。
と言いつつも、

健康の為に特段、留意もないが、
最近、朝食の卓に

何故か納豆が頻繁に出る。


「五月の肩こり、納豆月」

と言うのがある。

「田植えなどの農繁期の五月に
納豆を食べたら疲れがたまらない」。

と言う意味らしい。


貧乏人、たまって欲しいのは「お金」
欲しくないものは「疲れ」。


あと一月余りで、64の小生。

「まぁーだ、まだ、元気だよっ」と言いつつも、
いつの間にやら、
脚立がチョモランマに見えるようになったら、
世も末、一巻の終わり。



と言う訳で、
マクラが大変に長くなりました。

短いけれど、これからが
今日の本題です。


ヴァリィーへ、
四無し小生より、今日が一足お先の
あなたの誕生日。

「心から、おめでとう」

です。

願いはいくつになっても、
身体は脳の指令通りに
動かせますように!

と言いつつも、
身体は嫁の指令通り動かされて、
いつものように頑張りすぎて、

あまり、〇〇〇を
ためないように・・
 

今夜はヴァリィーに、乾杯!

毎年咲いてくれる、
名前も知らないランの花も、
歌とセットで、プレゼント。
 
 

 いくつになってもHappyBirthday
吉田拓郎



コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「一日遅れのプレゼント」

2015年05月03日 | 日記

昨日はマナの妹、
モカの2歳の誕生日でした。

その日、二人は魚釣りに夢中で、
魚の調理に夢中で、
魚をいただくことに夢中で、
二人の夢中なモカが、

昨日の5月2日が、誕生日であることを
すっかり忘れてしまいました。


それで今夜は、モカに一日遅れの
バースディー・プレゼントに
歌を送ることにしました。

いつか、みっちゃんと
この歌を一緒に歌えますように!
の願いをこめて。

ちなみに明日は、マナ&モカ・ファミリーは
バンガローでキャンプだそうです。

晴れた日は、屋外の
楽しいキャンプもあれば、

雨の 室内の楽しくて
愉快なキャンプもあります。

どうか、モカとマナ・ファミリーにとって
明日のキャンプが愉しい思い出に
なりますように!


モカが、マナと同じように、
パパとママ思いの
良い子に、良い子に育ちますように! 

の願いをこめて 、
プレゼントは、

いつか、一緒に歌う 

ピーター・ポール&マリー

「パフ」 

 

Peter, Paul and Mary

「Puff The Magic Dragon」

 

♪  

パフ 魔法の竜が 暮らしてた
低く秋のきり たなびく入り江
少年ジャッキーは友達で
毎日なかよく遊んでいた

パフはボートをこぎながら
ジャッキーしっぽにのせて 海原を行く
海賊船は おどろいて
すぐに旗をおろし あいさつをした

やがてジャッキーは 旅に出て
パフはただひとり さびしく暮らす
そして今も入り江には
パフの声がして 海がさわぐ

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「類は友」

2015年05月02日 | 日記

黄金週間の初日は、
社長のボートで、玄界灘で魚釣り。

釣りは、「鯛ラバ」。狙いは勿論、「鯛」。

しかし、狙いは「鯛」にも拘らず、釣果はゼロ。 

あにはからんや、釣りが大好きなスージィー、
面目躍如の大活躍。


「ベラ」、「アラカブ」。
とどめは、高級魚「クエ」の大釣果。



39cmのクエ。




私といえば、
背中の棘に毒を持つ「オコゼ」一匹。
(「オコゼ」は最初、「カサゴ」と書きましたが、
小僧からのご指摘で 「オコゼ」と訂正) 



高級な人間が釣る魚は、
さすがに高級魚。

毒をもつ人間が釣る魚は、
やっぱり ・ ・ ・

その上、毒どころか、
顔まで ・ ・ ・




「早起きは三文の徳」の、

「類は友を呼ぶ」の、

大釣果で大満足の、太公望二人の
貧しき今夜の食卓を
高級魚が飾る。

社長と天気と玄界灘に 
感謝です。 


玄界灘を目指す、朝六時の
ヤフオク・ドーム。

 

真夏を思わせる
好天に恵まれた帰路のボートで
この曲が聴けたら

もっと最高の気分でした。

ビーチボーイズ
「ココモ 」

コメント (4)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「今井君へ」

2015年05月01日 | 日記

昨夜は酔った勢いで、
何も考えずに日記「不覚の今夜」を書いた。

今現在、まったく酔ってはいないが、
今夜は、彼のことを日記にすることに、
さっきまで躊躇(ためら)っていたが、

動いた心を無理に止める必要も無いと思い、
書始めることにした。
 

私には好きな役者がいる。

名前を今井雅之と言う。


十年前に、ソラリア・ズテージ・西鉄ホールでの、
舞台「THE WINDS OF GOD」の福岡公演で、

僅か5m前で演じる役者が
彼、今井雅之氏だった。
(以後は、「君」と親しみをこめて)


彼はこの舞台の主宰者。

小さなホールの狭いステージ

マイクを通さない彼の声が
観客の笑いと涙を誘った感激の舞台は、
今も私は、忘れることはない。


機会があれば
もう一度、観たいと思っていた
矢先に、体調不良で「福岡公演を中止」。

そして、今朝のニュース。
体調不良は、「大腸がん末期」。


痩せ細った身体の彼の会見の写真からは、
かつての舞台の精力的な彼の面影を
見つけることが出来ずに辛かったし、

一ファンとして、
彼にどう声をかけて良いのか判らないまま、
時が過ぎた。 

日記を躊躇った訳は、その重さにあった。


今井君、あなたの作品
THE WINDS OF GOD 零のかなたへ」で、

あなたは「生きる」ことの素晴らしさを
観客のみんなに教えてくれました。


私は、あなたがもう一度、
福岡の舞台に戻ってくることを

待っています。


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする