誰しも、幸せに生きたいと
考える。
それは、
永遠のテーマでもある。
誰もが幸せな暮らしを送りたいと
日々、努力しているが、
求める幸せの基準も概念も、
どんな状況が幸せなのかも、
人にとって異なり、
例えば、幸せの基準がお金なら、
我が家は未来永劫に
幸せにはなれないし、
もし「幸せになる工夫」が
あるとすれば、
身の回りの出来事を
「当たり前」と思わず、
「有難い」と感謝するだけで、
人は幸せな心持になれるし、
身の丈に合った小さな幸せを
集めれば、幸せになれる。
一体、何が幸せなのかを思う時、
きっと、笑顔と連鎖したものこそ
幸せではないかと考える。
いつも暮らしの中に
楽しいことがあれば、いつだって
笑顔を絶やさずに生きていけると、
我が家は信じている。
楽しくなれる種を蒔く、
ワクワクしながら
楽しくなれる日が来るのを待つ、
するといつの日か
楽しみは実を結んでくれる。
何年も前に、楽しくなれる種を蒔いた。
正確には、サクランボの木を植えた。
2年前から少しづつ、実を結び始めて、
今年は大量の収穫を
楽しめるほどになってきた。
収穫の楽しみを実現するために、
昨年と同じ轍(てつ)を踏まぬように
土曜日、カラス除けを作ることにした。
サクランボの木の真下に
ハンガーを下げる台の柱がある。
この柱と、延長させる柱の片方に
壊れたハンガーの鉢を取り付け、
これがカラス除けのネットのトップになる。
トップにカラス除けの4m四方のネットを
掛けると、ネットがスムーズに動く
工夫である。
「幸せになれる工夫」を済ませ
「これで万全」と、
サクランボの木をすっぽり被った
ネットを、満足げに眺めるスージィー。
サクランボの木を植えて6年後に
幸せの笑顔がやってくる。
そして日曜日、お次の幸せは
クマさんの竹林で
「好きなだけ掘ってください」の
二回目の筍掘り。
小生が掘った筍を
その場で皮を剥ぐ処理が、
嬉しくて堪らないスージィー。
帰宅したら大量の筍を
あく抜きで茹でて、お裾分けに走る。
筍と交換で頂けるのは、
沢山の笑顔と会える幸せ。
幸せになれるのは、
そんなに難しいことではないと、
つくづくと思う、
土曜と日曜日でした。
「プー横町の家」
ロギンス&メッシーナ