我が家の青空(My Blue Heaven)

スージィーとロバート、キャッシュとバンクの
2人と2匹の我が家のディリー・ライフ。

「経験に勝る 学びなし」

2024年01月22日 | 日記

庭で鉢植えにしていた
トネリコを
スターダストの正面に移動して

そこに角型で大きめの
木製の鉢を作ったのは、
8年近く前のことになります。

たとえスターダストが
いくら遊び心に満ちた
動機の不純なレストランでも、

せめて正面を飾る樹だけは
「立派であってくれ」
と願っていましたが、

時間の経過とともに

トネリコは次第に
勢いを失って仕舞います。

「肥料が良くなかったのでは」と、
一度、土を入れ替えましたが
回復の気配もなく、

申し訳ない気持ちで、
トネリコを植え替えることに
しました。

長い間、頑張ってくれた
植え替える前の
元気のないトネリコです。



植え替え作業ですが、

トネリコと土を出して
中を洗い直したら、

塗装をして乾いたたら
元のが所に戻して、

浴室窓の外に置いていた
トネリコと、
新しい土を入れ替えます。



鉢の周りを元に戻して、
植え替え終了です。



植物と言えど、猫のミータンや、
私達と同様に、共に成長し、

お互いの ”人生 ”を享受し合う
家族そのもです。


もっと私達に、栽培に関する
知識と経験があれば、

トネリコを失わずに

済んだものをと反省しますが、

「経験に勝る 学びなし」


この言葉を忘れず、

彼ら、彼女らと一緒に、
豊かな人生を送れるよう
努めたいものです。




「おい!飛び降りるんじゃない!」

ひとりの少年がビルの縁に

腰掛けている

気を失っていた老人も

意識を取り戻した

なんてことだ

そこにいる全員が

分かっていた

奇跡でも起きない限り

少年は助からないと 




「我が子の命を救いたまえ」

サイモン&ガーファンクル 


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「デコとユッカのお陰さま」

2024年01月16日 | 日記
昨年の暮れ、デコのお家を
訪ねた時のことでした。

玄関近くに我が家にはない
タイプの植物を見つけ、

「もし良ければ、頂けないか」
とデコに尋ねると、

「大きくなって困っているから
助かります。どうぞどうぞ」
と仰るので、

困っている人に
救いの手を差し伸べるは、
人として当然の行いだろうと、

改めて年が明けてから、頂きに
行くことになりました。


頂いたのは「ユッカ」と言う
リュウゼツラン科の仲間で、
原産地アメリカ。


日本では「青年の樹」
と呼ばれている植物です。


「もう、植える場所もないのに」と
スージーは言いますが、

ユッカを見つけた瞬間から
何処に植えるかを
イメージしていましたので、

自宅に持ち帰り
庭の模様替えに取り掛かる
ことになりました。

よく目にする植物ですが、
これが「ユッカ」
通称「青年の樹」です。



一つだった株を鉢に合わせて
バランスよく二つに分け、
鉢に植えます。

さて、ユッカの我が家での
定住の地ですが、

これが現在の様子。



角型に作った囲いの枠の奥の
円形の小さめの鉢を外して
ユッカの鉢を置き、



その場所をユッカの
定住の地としました。



ユッカを調べたら「成長・発展の樹」
「「金運アップ」の植物とも
書かれております。

もしそうであれば、
「こいつは春から縁起が良いわいな」
てなもんですが、

イメージ通りに収まってくれた
ユッカに、そして、何よりも
デコに感謝いたします。


頂き物のユッカのお陰で
我が家の庭が、

また一つ、賑やかになったと言う
お話でした。



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「私にとって音楽とは」

2024年01月09日 | 日記
私にとって音楽とは、
趣味の域を超え

心臓が脈を打たなれば
生きていけないように、


あるいは、脳の中で

好きなハーモニーやリズムが
響かなくなれば、

私にとっては、もはや
死んだも同然です。



幼いころから現在に至るまで、
世界中の
音楽が
ジャンルを超えて、

私のハートを揺らし
続けて
くれています。

私の人生をこれ以上もないほど
幸せにしてくださる

音楽に携わる人たちへの
感謝の思いは、

最期に聴く曲がなり終えるまで
私は絶やさずにいる筈です。


そして、
悲しい知らせです。

名曲「舟唄」を唄った
八代亜紀さんが昨年、

お亡くなりになられたことを
先ほど知りました。

訃報を受けて私は、

偽ることなく涙しました。

只今,午後9時半。 

私の愛した「舟唄」を聴きながら、
今夜は故人、八代亜紀さんを
偲びたいと思います。


「舟唄」

作詞:阿久悠 作曲:浜圭介
唄:八代亜紀


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「幸せに生きるとは」

2024年01月07日 | 日記
「他人のために生きる。

これが幸せに
生きることかもしれない。

最近、そんなことを
思いました。」


この言葉は昨年12月22日、
読売新聞の紙面全面を

割(さ)いた

映画の広告ページから
最初の一部を抜粋したものです。



この言葉を書いたのは、
この映画の俳優で主役の
役所広司さんです。


主演した映画のタイトルは
新聞の右下にありますように

ドイツの巨匠、
ヴィム・ヴェンダース監督の
「PERFECT DAYS」。


映画の広告ページに触発された
からでもなく、

日本の普通の人たちの
日々の暮らしの
ふれあいや温もりを、

ドイツ人の監督が
どう撮るのかに関心があり、

必ず、この映画は観たい作品と
決めていましたので、

元旦2日の日に、
思いが叶った次第です。


(能登半島地方で起きた
震度7の災害の翌日で、

悩みましたが)


冒頭の

「他人のために生きる。

これが幸せに
生きることかもしれない。

最近、そんなことを
思いました。」

この言葉の後で、
役所さんが思いを繋いで
最後に締めくくる言葉は、


「毎日、この町をきれいに
してくださっている
清掃員のみなさまに感謝を込めて。」


安っぽいアパートで独り暮らしの
世間体も、しがらみにも囚われず、

自分らしく慎ましく、
且、精一杯生きること。

そんな生き方につくづくと、
映画の主人公で清掃員平山の
生き方が、


私は何故か
無性に羨ましくなります。


映画「PERFECT DAYS」で
役所広司さんの演技は、


第76回カンヌ国際映画祭
最優秀男優賞に輝きます。


映画を観終わると、体温が

少し上昇している自分に
気付かされる程、

この映画は私にとって
完璧、且、秀逸な

作品となりました。


補足

映画のタイトル
「PERFECT DAYS」
完璧な一日は、

アメリカの亡きミュージシャン
ルー・リード書いた曲名から
引用されています。

最後に、平山が愛したこの曲と、
映画のプレビューを重ねて

ご覧ください。




まさに完璧な一日
すべての悩みを忘れて
2人で短く楽しい旅に出るんだ

まさに完璧な一日
君といると自分を忘れられた

まるで自分がほかの誰かみたいに
良い人みたいに思えたんだ


 
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「あの人の忘れられない笑顔」

2024年01月05日 | 日記
正月早々、石川県能登半島地方で
震度7を記録する地震があり、

東京羽田空港滑走路では、
日本航空と海上保安庁機の
衝突する事故があり、

福岡小倉の中心地では、
35店を被災する大規模火災が
発生しました。

正月気分を一掃するような
出来事が立て続けに起こましたが、

今朝のウェブニュースで、
愛する写真家、篠山紀信さんの
(以後、紀信さん)
悲報を知ることになりました。



紀信さんと私たちの

忘れられない思い出。


2017年2月、福岡美術館で
「篠山紀信展 写真力」
(以後、紀信展)が開催され、

身近に紀信さんと
お会いすることが出来ましたが、

チケットを用意してくれた
スージィーの娘で次女の旦那さんが

永年、この「紀信展」の
プロデュースを担当していた
からでした。

終止、篠山さんは
会場の観客を笑いに包む
「紀信展」も終わりに近づき、

観客の皆さんが待ちに待った
紀信さんのサイン会が
始まりましたが、

プロデューサーが私たちを
列の末尾に並ぶように
指示したのです。

そして愈々、私たちの番が
やって来た時、

プロデューサーが紀信さんに
告げました、


「先生、家の親戚ですから宜しく」と。

そう言った後で、
紀信さんは黒ボールペンを
シルバーに持ち替え、

紀信さんの代表的な作品である、
ジョンとヨーコのアルバム

「ダブル・ファンタジー 」の
ポスターにサインを書いて
頂いたのです。

これが今でも我が家が
大事にしているサイン入りの
ポスターですが、




悲しいけれどこのポスターが
今日、「遺品」に
なって仕舞いました。

世界的な写真家でもありながも
同時に機智に富んだ

ユーモアあふれる
お人だったことを忘れることは
ありません。

享年、83歳。

篠山紀信さんのご冥福を
心からお祈り申し上げます。

曲は、
アルバム「ダブル・ファンタジー」
より

「Just Like Starting Over」


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