我が家の青空(My Blue Heaven)

スージィーとロバート、キャッシュとバンクの
2人と2匹の我が家のディリー・ライフ。

「幸せな一年に、感謝を込めて」

2020年12月31日 | 日記

現在、12月31日午後10時10分。

年越しそばを食べ終え、
キーボードを叩く指は千鳥指の今、

今年も、もう間もなく
愉しく過ごした幸せな一年が
過ぎゆこうとしています。

そこで一年を振り返り、
幸せ者は考えます。

愉しく過ごすことが出来た日々を、
一体、誰に感謝して良いのか、
また、幸せに生きるとはどんなことかと。

人生を生きるきることに
どんな意味があるのか、

相も変わらず、判らないまま
生きていますが、
たった一つだけ確信できます。

「人生は愉しむために、生きている」

そう信じて、
明日から始まる新しい一年を
迎えます。


一年間、大勢の皆様の支えがあり、
幸せな一年を過ごせましたことに
心より感謝申し上げます。

 

今年、お世話になった皆さんに
感謝を込めた曲は、
今年一番、好んで聴いた曲。

「音楽は、愉しむために演奏する」
を象徴した

アーマッド・ジャマット・グループ

「Poinciana」

オランピアパリ劇場ライブ


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「今、輝く時代を偲ぶ」

2020年12月30日 | 日記

1969年に創刊された月間音楽雑誌
「ニューミュージックマガジン」を

ロック少年は毎日、
つぶさに読んでおりました。

19歳の年のこと、
今としては当たり前でも
当時としては珍しく、

日本語でロックを歌うバンドが、
アルバムをリリースしたことを
その雑誌で知り、

直ぐにレコード屋さんに行きましたが、
働いていた延岡市のお店には
在庫も発売予定さえなく、

発売元から、宮崎市で一番大きな
レコード屋さんを経由して、
取り寄せて貰うことになり、

ロック少年はそのバンドを
宮崎県で一番最初に
聴くことになりました。



バンド名は、
「はっぴいえんど」

細野晴臣・大瀧詠一・鈴木茂・松本隆。
この4人が在籍した、今にして思えば
錚々たるメンバーのバンドです。


急ぎ会社の寮に帰り、
期待に胸をふくらませ、早速、
レコードに針を落としました。

最初の一曲目、「春よ来い」を
聴いて直ぐに、ぶっ飛びました。

私にとっては期待以上、想像以上の

日本のロックが新しい時代を迎えた瞬間に、
遅ればせながらも立ち会えたのです。


日本語がロックミュージックに
何の違和感もなくフィットした
新しい音楽は、まさに衝撃でした。

その最初の曲を歌ったのが、
大滝詠一さんです。


今日は、65歳の若さで亡くなった
大滝詠一さんの命日です。


この曲に「正月」と言う詩が
ありますが、

大滝さんは12月の30日に
正月も春も、迎えることもなく
天国に旅立たれました。

今日は、永遠のロック少年を
夢中にさせて頂いた
大滝さんに感謝を込めて、


ディラン、ビートルズ、ストーンズ、
CSN&Y、アル・クーパー、
ジミ・ヘンドリックス等々、


1969年、70年。世界中で
ロックが一番
輝いていた時代を
偲びたいと
思います。

「春よ来い 」

作詞:松本隆 作曲:大瀧詠一

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「しないことにしたお陰」

2020年12月25日 | 日記

Xmasがやって来た。

我が家は12月に入ると毎年、
通りを歩く人たちの目を楽しませ、
少しでも心を和んで貰おうと、

イルミネーションの飾りつけを
続けている。


しかし、今年はいつもと様子が違い
2月に母を亡くした
喪中の年。

風習に従い、
派手なことは慎んだ方が妥当かと、
飾りつけをしないことにした。

そこで、考えた。

 

慣習に準じて
喪中で生活を自粛することも
大事なことだろうが、

それよりも、毎年続けてきた
イルミネーションを飾るのも
大事なことではなかろうかと、

一瞬にして心が様変わりして、
早速、イルミネーションを
引っ張り出して、

飾りつけを済ませたら、
待ちに待った夜がきた。

暗くなる前



暗くなったピンボケ画像



グラスを持って眺めていると、
通りがかりの女性が足を止め、

「綺麗ですね」

と仰っていただいたが、
暗くて何処のどなたか判らず、

「私、喜多里と申しますが、
お名前は?」と尋ねると、
「サカドです」と答えられたが、

その後がまずかった・・

そのお宅は、
同世代のご夫婦二人しか
住んでいないのを知りながら、

有ろうことか、
「サカドさんの、お母さんですか」
と返して仕舞う、大失言。

暗かったことを言い訳にして
失言の釈明をしたが、
奥さん、意も解さず、

「いつも、お宅の前を通るたびに
花の手入れや雰囲気の良さに、
感心しています」

と褒めて下さった。

いつもは挨拶だけの奥さんと
初めて交わす会話は、

喪中の今年に限り、
イルミネーションの飾りつけを
しないことを

しないことにした、おかげ。

今夜は、クリスマス。
そして、子供たちがやってくる。

最初にママとやって来たのは、
寧ちゃんと晴君兄弟

サプライズの
クリスマスプレゼントに
大喜び。

 

いくら喪中の年だとしても、
子供たちが喜んでくれるなら

おっかさんもイルミネーションは
許してくれるでしょうよ。

 

クリスマスと言えば、
クリスマスソング。

クリスマスソングと言えば、
やっぱり

「Let It Snow! Let It Snow! Let It Snow!」

唄:フランク・シナトラ

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「本気でやろうと考える」

2020年12月22日 | 日記

19日の土曜日、
今年最後の燻製は「豚足」。


17日、県庁近くに星本商店があり、
この店にボイルしたての豚足を
スージィーが仕入れに行った。

お店のお客さんの中には、
買った豚足を燻製にする人が
いないらしく、

「食べてみたい」と仰るので、
出来上がった燻製を何度か
届けたことがあり、

以来、このお店の奥さんは、
我が家の燻製した豚足の
ファンでもある。

一人で切り盛りをしている
このお店の、
多分、50歳を過ぎた
奥さん、

実は、女優になっていても
可笑しくないほどの
べっぴんさんで、

スージィーは豚足を13本、
(足を二つに割るから、出来上がりは26本)
耳を5枚ほど買いに行ったら、

「耳のお代はいりません」
と言って取らないので、

スージィーは
「じゃ、代わりに出来上がった
豚足をお持ちします」

と言ったら大喜びで、
今日、スージィーの会社まで
取りに来ることになった。

勿論、チーズや他の燻製も
一緒に
渡すことも忘れない。


オヤジが、宮崎美子さんが大好きで、
安倍晋三が大嫌いなように、

(低い確率で、その逆もあり得るが)

万人、嗜好に違いがあり、
人それぞれに
好き好(ず)きがあるが、

豚足はその典型的な食材で、
嫌い派には特に女性が多い。

理由は、
「見た目がグロテクスだから」

良く言うよ。

アンタの旦那の顔の横に
豚足をぶら下げて、

どっちがグロテクスか
比べてみたらいい。

それでも、「やっぱり、豚足」
と言うんなら、
上原眼科を紹介してもいい。

は、兎も角も、

食わず嫌いは、損である。

毎日、豚足をボイルしている
星本商店の奥さんは、

べっぴんさんだけでなく
肌も綺麗で、つるんつるん。

その美しさは、
スージィーまでもが羨むほど。


ご提案

好き嫌いはあるでしょうし、
食に対するこだわりも、プライドも
あるでしょうが、

コラーゲンたっぷりの豚足を是非一度、
食べてみてはいかがでしょうか。



防寒対策も万全に、寒さにも負けず、
暮れの燻製作りを終え、


出来上がりを口にして、
スージィーの助けもあってか、

ほんの少しだけだが
上達したように思う。

勝海舟先生が仰った、

「行いは己のもの、批判は他人のもの」

嗜好の違いあるし、
人それぞれに評価はあると思うが、

自分が美味いと思うものを
また、人様が喜んで貰えるような
燻製作りを

これからも、
本気でやろうと考える。



画像は、燻製器に入れる前の
味付け液に一晩漬け、
寒風で乾燥させた豚足。

豚の耳

番外画像 その1

燻製のいぶしの元である
桜の木を約10cmにカットして
ナタで半分に割る



その2

温度計



その3

燻製器のドア取っ手



燻製が出来上がる間、
ずっと聴き続けたライクーダーの
アルバムの中から

「紫の渓谷」に収められた一曲。

「Teardrops Will Fall 」


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「メジロの季節」

2020年12月21日 | 日記

スージィーが、灯篭横の水鉢で
水浴びをしているところを
見つけたらしく、

今年も我が家に
メジロがやって来た。

「みっちゃん、カゴを準備してよ」
と言うので、

自作のバードフィダーを
外置きの工具棚の上から下ろすと、

何ヶ所も塗料がはがれ
さび付いているので、

「メジロと言えども、お客さん」

失礼のないように
塗り直すことにした。



施工後




庭にはバードレストランがあり、
毎朝、5、60羽程のスズメに
殻なしの餌を用意し、

、冬になると、バードフィダーには、
メジロにみかんの輪切りを2個
セットする。




一年中のスズメと違い、
季節を告げる鳥メジロが
みかんをついばむ様子を見ていると

見た目の可愛さを越えた優美さに
風情さえ感じ、

我が家を愉しませる
冬の風物詩になっていて

二人には欠かせない存在だが、


そのメジロも春が来て暖かくなると
何処に行くのか姿を見せなくなり、

次の冬が来るのを
待ち侘びることになるが、

再び、季節は到来し、

今年はみかんをついばむだけでなく
メジロの水浴びを観たくて、

バードフィダーの下に
水を溜めた鉢を置くことにした。



会社から帰り 早速、
バードフィダーを覗くとメジロ様は
食事を済まされておりました。




こうして今年も冬が来て
家に帰れば最初に、
みかんを
食べた後を確認する

寒い冬を愉しむ時間が始まる
メジロの季節が来たのです


動画のタイトルは

「2018/02/12 雪の朝 」

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「本気で行こうと考える」

2020年12月14日 | 日記

今年、蕎麦屋さん主催の
本格的な蕎麦打ち道場を受講した。

プロによる指導を受け、
自分でもこんなに美味い
蕎麦が打てるのかと驚いたが、

じゃ、独りで打てるかと言えば、
そう簡単にはいかないのは
当たり前。

蕎麦好きが高じて、
蕎麦打ち道場で、プロ直々に
手ほどきをいただき、

蕎麦への造詣は深まり、
蕎麦愛は更に高まる
貴重な経験をさせて貰い、

主催者にはただただ
感謝しかない。

何にするにしても
やはり我流じゃ上達しない。

オヤジにとってのその一つが、
燻製(スモーク)を作ること。

食材選び、下ごしらえ、火加減、
食材ごとの温度調節、燻製時間、諸々。

「これなら、燻製しない方が
美味しくない?」

「仰る通りです。
返す言葉もありません・・」


” やっぱり、我流じゃ上達しない ”を
常々、痛感しているが、

もう直ぐ、Xmas。

オヤジは、孫の
「みっちゃん、美味しかったよ」
の声が聴きたくて、

懲りずに迷わず、
燻製作りをを始めることにした。


5日の土曜日、コストコで食材調達し、
その他は、近所のスーパーで調達。

12日の朝、自作の薫製器を
喜多里亭のテーブルに載せて、

下ごしらえの不要な食材から
取り掛かり、

魚や卵等は下ごしらえの後、
13日朝から、天日干しを開始。

画像は、下ごしらえが済んだ
卵と塩じゃけ。

その他、チーズ、シシャモ、
かまぼこ、諸々。


2日間、燻製器の前で、
ほぼ、座りっぱなし。

初日の12日は、燻製を終えたのが
夜、七時。

スージィーは会社の忘年会、

一人でウィスキーを
チビリチビリとやりながら、
煙に巻かれて良い気分。



2日間、作り終えてみて、
食材ごとの燻製時間など、
反省材料だらけだが、

天火干しが済んで
最後に取り掛かった、温度80度に
調節する塩しゃけと塩サバは、

火加減で適温を保て、
上々の出来上がりだったのが
唯一の収穫だったが、

この調子で今週の土曜日には、
肉の燻製が待っている。


「やっぱり、我流じゃ上達しない」

故郷の常宿している
燻製作り名人のマスターに、

「これなら、燻製しない方が
美味しくない?」

と、燻製の煙が目にしむような、
耳の痛い言葉を貰わないように、

一度、ご指南を仰ぎに、
本気で行うと考える。


「Smoke Gets In Your Eyes」
煙が目にしみる

唄:山下達郎


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「春日村お裾分け推進会」

2020年12月11日 | 日記

昨日、宮崎から猪肉に続いて
今度は、しゃも(軍鶏)肉が
届いた。

送り主は、しゃもを自ら飼う程の
「闘鶏」の愛好家で、

しゃもは肉屋さんに頼み
砂ずりから手羽元に至るまで

一羽丸ごと捌(さば)いて貰たった
綺麗な冷蔵の肉。

「刺身で食べて下さい」
と仰るので、

ささみを刺身に、
皮の付いたもも肉をたたきで
頂いたが、

脂が少なくさっぱりとした
繊細な肉質で、

たたきはコリコリとした食感に
歯ごたえがあり、
想像した以上にどちらも美味しく、

我が家だけで頂くのは
勿体ないし、申し訳ないと、

今日はたたきを
「春日村お裾分け推進会」の
ナカムラさんに届けることにして、

残りは明日でも「しゃも鍋」に
しようと思っている。

左の白い皿は、ささみの刺身、
黒い皿が、たたき。

「もう少し、強い火で
炙(あぶ)っても良かった」
とは、スージィーの弁。




そこで思い出したのが、
好物のしゃも鍋を食べる準備を
している丁度その時、

刺客に襲われ、
中岡慎太郎と共に暗殺された
坂本竜馬。

なんでもその時、
竜馬は風邪をひいていたらしく、

そこで竜馬が暗殺されたのが
はたして何時なのかを調べたら、

驚いた!

その日、1867年12月10日は、
153年前の昨日。

くしくも竜馬の命日に、
しゃも肉を頂いたことになるが、

司馬遼太郎の「竜馬がゆく」を、
全巻読破したものの、

残念ながらあたしゃ、
れっきとした「アンチ竜馬派」。

しかし、いかに竜馬が
しゃも肉を愛していたかは、

初めて口にして、
その美味さを知ってしまえば、

いくらアンチでも
この点だけは共感できよう。


明日は、しゃも鍋。

平和なご時世、
辺りの気配を気にすることなく、
美味しいものを食べましょう。

宮崎の伸ちゃんへ

美味しいものありがとう!

補足

闘犬・闘鶏・闘牛等の取り締まり規制は
各県によって条例が異なり、

宮崎県庁に問い合わせたところ、
宮崎県には闘鶏の禁止条例は
無いとのことだが、

この返事が来るのに
一時間かかったのには、
さすがに閉口した。

余計なことは後にして、
今日の曲は素敵で美味しい曲、

「おいしいもの食べよう」

作:ふくい舞



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「無題」

2020年12月09日 | 日記

没後40年

 

「イマジン」

ジョン・レノン

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「冬の輝く星の下で」

2020年12月07日 | 日記

本年度流行語大賞トップ10に、
お笑い芸人ヒロシの
「ソロキャンプ」が選出された。

思えば40代の頃、ヒロシ同様に
キャンプに明け暮れた
時期があり、

星の輝く寒い冬の夜に、
パチパチと燃え盛る焚火を
仲間と囲み、

ホットバーボンをすすりながら
他愛もない会話を愉しみ、

朝起きれば、前夜の料理に
うっすらと氷が張っていた、
そんなキャンプが好きだった。


12月も2週に入り、
寒さが増してきたにも拘らず、
晩酌を庭から始めるのは、

かつてのアウトドアの
名残ではなかろうかと思う。


2階のベランダに投光器を付け、
庭中を照らしての毎日だが、

明かりは広範囲に広がり、
あまりにもご近所に目立つので、

それで昨日、
テーブルを中心に照らす
照明を作ることにした。


本来なら、倉庫に眠ったままの
コ-ルマンのランタンを
灯したかったが、

燃料のホワイトガソリンを
いちいち、加圧するのも面倒だし、

軽くて簡単に取り外せ、
少々の雨でも問題にない
照明を取り付けた。


材料は、
ポールは使い古したパラソル、
ライトもコードも家にある物。

テーブルの中央を照らすように
二つのテーブル片方の
パラソルのポール立てを使う。




ライトは仮配線



テーブルの上には、雄鶏一羽。



本当は庭中央の枕木を
1m四方掘り抜き、
囲炉裏を作って焚火をしたいが、

今どき、そんなことでも
しようものなら、直ぐに
消防車が駆けつけて、両手にお縄。

暫らくは焚火は封印し、
今夜は焼酎のお湯割りで

模擬のソロキャンプを
愉しむことにした。

チタンカップの中身は、
身体が温まり、随分と
寒さを和らげる効果抜群の

レモンを絞った
焼酎のお湯割り。


 

嗚呼、冬の輝く星の下、
あの娘と二人で
ソロソロキャンプがしてみたい。


久しぶりに好きな曲

「アクエリアス(輝く星座)」 

フィフス・ディメンション



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「二人に共通するもの」

2020年12月04日 | 日記

明治中期より大正にかけて、
北九州・若松港で働く
荷役(沖仲仕)の生活向上のために、

若松港汽船積小頭組合の
設立に尽力し、

裸一貫から北九州一の
港湾業者にのし上がった

玉井組組長こと、
玉井金五郎と、マンの夫婦がいた。

夫婦の度胸と義侠心で
波止場の暴力と闘う、
波乱万丈は、

実録長編小説「花と龍」で描かれ、
原作者の火野葦平は、
玉井金五郎の実の息子である。

小説は何度も映画化され、



中村錦之助や石原裕次郎、
近くでは高倉健さんが
玉井金五郎役を演じたが、

玉井金五郎の娘の子供に、
アフガニスタンのジャラーラーバードで
武装集団に銃撃されて死亡した

中村哲さんがいる。
(以下、尊敬と親しみを込めて
哲さんという)

(作家、火野葦平は
哲さんの叔父にあたる)


今日、12月4日は哲さんの
一周忌である。


哲さんの残した功績は
計り知れなく、

活躍を偲ぶ特別番組を観て、
幾度も感激し、涙したことか。


哲さんの生きざまは、
小生如きには近寄り難き
強い精神力があるのは、

玉井金五郎とマン夫婦の
度胸と義侠心で
波止場の暴力と闘う、

不屈の精神と強い正義感が
宿っているからこそ

アフガニスタンでもその精神は
発揮させられた。

玉井金五郎とマン夫婦と同じく、
哲さんも波乱万丈の生涯を
生きたが、

その意志は末代まで、
受け継がれていくことだろう。


哲さん、いや、中村先生。
本当にありがとうございます。

先生が福岡県出身であることは、
県民の誇りです。

今は天国で、
安らかに過ごしてほしいと
願っております。



故・玉井金五郎氏



中村哲先生。

 

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「庭に佇み、庭を愉しむ」

2020年12月03日 | 日記


一昨日の夜も、風呂から上がると
〆鯖のヌタを盛った小鉢と
グラスを片手に庭に出た。

とは言え、すでに12月。

湯冷めをせぬよう、
パーカーの上から
ダウンジャケットを羽織り、

ベンチに腰掛け一杯やりながら、
ライトアップされた庭を眺めていると、
あることに気が付いた。

「そうか、” あれ ” がない方が
庭が広く感じるよな」

と思い付き、

昨日、仕事を終えて帰るや否や
大した作業でもないので
早速、作業に取り掛かった。

” あれ ”とは、これ。



ガーデニングの雑誌を参考にして
ずっと以前に建てた、庭の塔。

取り外した後の画像。



やはり取り外した方が、
庭により開放感が
生まれただけでなく、

僅かばかりの空間でも

置く鉢や花の種類など、
季節ごとに用途が広がり、

この方が、
限られた敷地の庭を
もっと、愉しめるようになる。

とりあえず、
今まで近くにあったものを
置いてみた。



暮れなずむ庭に痺(しび)れを切らし、
一旦、風呂に入り、
日が暮れたのを待って、

庭をライトアップ。


テーブルの上には、
レモンを絞ったウイスキーロックの
炭酸割りと、器に乾き物を少々。

テーブルの隣には、
灯篭に明かりと、照らされた水鉢。

この時間こそ、オヤジの至福の時だが、

12月の風呂上がりに寒い庭に出て、
晩酌を始めるオヤジを観て
ご近所の方達の中には、

「物好きだね」とか、「変わり者だよ」だの、
揶揄(やゆ)する人も
いるかも知れないし、

中には「年中、構わず庭に出て
季節ごとの夜の気配を愉しむなんて、
素敵な趣味をお持ちですね」

と、お世辞半分でも風情(ふぜい)の
解(げ)せる人もいるやも。

ただ庭が好きなだけで、
「風情」と言うにはおこがましいが、

風呂上がりに、
庭に出て、
今日、また一つ、趣が一変した庭を眺め、

誰にも遠慮せず、誰にも邪魔されず、
自分が作った愛する庭で
自分の時間を好きなように、

グラスが空になるまで
庭に佇み、庭を愉しむ。

夕餉の前のこのひと時は、
これ以外にすることなど、

オヤジの頭の中には
何一つ、浮かばず、

これからも続けていければと
庭に向かって願います。

 

安直だが、
今日の曲は庭ではなく、
久しぶりに、「星に願いを」

頭の中は今にも、庭に出たいばかりで、
曲の検索には、一向に
頭が回りませぬ。

「When You Wish Upon a Star」 

星に願いを

唄:リンダ・ロンシュタット

 

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