我が家の青空(My Blue Heaven)

スージィーとロバート、キャッシュとバンクの
2人と2匹の我が家のディリー・ライフ。

「秋、大工日和」

2020年10月26日 | 日記


こんな日を、ぼーっと過ごすのは
勿体ないどころか罰が当たると、
作業着に着替えて外に出たのは、

澄み渡る青空が広がる
秋の穏やかな土曜日の朝。

「さあーて、今日も一日、頑張るか!」

気分を高揚させ臨んだ今日の仕事は、
表の花壇に垣を作ることと、
頂いた花を植えること、

たった、それだけ。



材料は、近くの新築現場から
頂いた廃材を利用して、
先ずは前面から開始。

さて塗装だが、せっかち者は
いつもの如く、

作業時間短縮のために
塗って乾いてから
取りかかるのでなく、

最初は材料同士の接面と、
取り付けて仕舞えば 
後で塗装できない箇所だけを塗る。

順調に作業は進んだが、
予期せぬ出来事・・

花壇の縁木が朽ちかけていて
取り換えに迫られた。

作業を早く終わらせようと、
このまま、朽ちかけた縁木で
作業を進めようと思ったが、

「手抜きをするな。
思ったことは、最後までやれ」

と言う声が何処からか聞こえ、

時間は必要以上に要したが
縁木を取り換え、

明日も天気が良さそうなので、
この面まで塗装を終えれば、
今日はここで終了。



日曜日、垣の全面張りを終えたが、
ここで垣にある工夫を行った。



一見、一面の垣に見えるが、
蝶番(ちょうつがい)で、
開閉式にしたのは、


ここは元々、ボンザマーガレットの
女王様の定位置で、

垣を造れば、
女王様の外出(出し入れ)に
苦労するのを見越した策で、

そして、横には花も植え
た。

たったそれだけの筈が、
低姿勢の作業故に
姿勢は終始、屈みっぱなしで、

脚はきついは、腰は痛いはで、
何度も背伸びして腰を伸ばす始末。

朽ちかけるのは
縁木に及ばず、人間も同様だが、

それでも垣の出来上がりには、
大満足。


「大満足」とは、
途中で妥協したり諦めたりせず、
何事も最後までやり遂げたこと、

これを「有終の美」と言う。


何一つ、取り柄のない男にとっての
大工仕事は

アイデアと経験で蓄えた知恵を
すべて出し尽くすこと。

ひたすら身体にムチ打ち.
「有終の美」を得るために
これからも果てしなく思いは続く。



曲は、作業を始める前の
土曜日の朝の番組「サワコの朝」で、

ゲストの原田知世さんが
リクエストした曲、

チャーリー・チャップリンの
名曲「スマイル」

唄:細野晴臣

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「40年経った今の君も」

2020年10月22日 | 日記

冒頭から唐突だが、
女優の宮崎美子さんが大好きだ。


来年、70歳の古希を
迎えようと言う吾輩だが、

女性を好きになるのに
一切の罪悪感も無く、

むしろ女性に対して、
関心や好意を持たない方が、
不健康と考えているが、

女性ならのべつ幕無し、
好きになれば良いと
言う訳ではない。


「好きになるのに、理由はいらない」
と言うが、

例えば、
好きな女優さんで言うなら、
宮崎さんの他にも、

余貴美子さん、もたいまさこさん、
室井滋さんも、同様に大好きだし、

その人の真の人となりは
うかがい知れなくても、

立ち振る舞い
からこっそりのぞく
持ち合わせた女性らしさは、
女優であろうがなかろうが、

その方の優しさ、明るさ、正直さ、
思いやり、強さではなく、気丈さなど、

女性としての生き方に共鳴し、
親しみを抱けることが、
好きになる理由。

 

男には好きなレベルが
10%から100%までの6段階あるらしい。


・レベル10% : 嫌いではない

・レベル20% : 仲間・同僚として好き

・レベル40% : 人として好き

・レベル60% : 体の関係を持ちたい

・レベル80% : 付き合いたい

・レベル100% : 結婚したい

 恐れ多くもレベル60%以上は、
幸いにして、不自由な身と
なってしまった今では、

不純な要望を抱く
心も体も持ち合わせず、

宮崎さんへの好きなレベルは
まさしく、レベル40%の、
「人として好き」に該当する。

 

何故、” 冒頭から唐突だが、
女優の宮崎美子さんが ”
かと言うと、

篠山紀信氏のカメラによる

12月25日発売
「宮崎美子 デビュー40周年記念
カレンダー&フォトブック
2021年 カレンダー」

が発売されるのを、
昨日のWEBニュースで知ったから。
 

昨年、還暦を迎えた宮崎さんの
水着姿が、もう直ぐ拝められると、

今年、還暦を迎え
今でも宮崎さんのファンである
会社のカトウさんが、

宮崎さんの61歳にして、健康的な
プールサイドに立つ写真を観ながら、

隣の席で興奮してる様を今、
横から眺めているところ。

宮崎さんへ、

40年経った今の君も
ピカピカに光っていますよ。

♪いまのキミはピカピカにひかって♪
(斉藤哲夫)
宮崎美子 MINOLTA 1980年



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「いつものように朝がきた」

2020年10月19日 | 日記

土曜日、
いつものように朝がきて、

早朝から、トネリコの枝の
選定を済ませ、

午後3時から、
ナカムラさんご夫婦の
リクエストに応えたBBQでは、

いつものように
庭は笑い声に包まれ、
いつものように飲みすぎた。

日曜日も、いつものように
朝がきて、庭に飛び出し、




リュウのヒゲの植え替えを終えたら、



山口さんからスージィーに、
「泥芋(どろいも)を掘りにおいで」と
お誘いがあり、

土を落とした「泥芋」、
画像は借り物。



午後から山口さんちの畑に出掛け、
いつものように好きなだけ掘って帰り、
いつものように夕刻まで歩いた後は、

6時前には、風呂から上がり
いつものように
「麒麟がくる」を観ながら、

夕餉の卓には「泥芋の味噌汁」と、
スージィーの妹さん、デコから頂いた、

最高に脂の乗った
「のどくろの一夜干し」を肴に
晩酌を頂くと、

山口さんとデコ、お二人の
人情の機微に触れれば、
いつものように電話で謝意を届け、

食事を済ませば、
いつものようにほろ酔い気分で
YouTubeで懐かしの音源探し。

画像は、サウスの義兄から頂いた
ケヤキとモミジの
見事に紅葉した盆栽。



秋色もさらに濃くなる
10月半ばの2日間。

「いつものように」

たとえ、生活がパターン化しようとも、
「いつものように」が
当たり前でなく、

いかに幸せかを思いながら
目を閉じている内に、

いつものように朝が来た。



昨夜の音源探しの収穫曲だが、
残念ながらタイトルが判らない・・

ゲィリー・ピーコック(ベース)
ラルフ・タゥナー(ギター)

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「アンタはちゃんと生きている」

2020年10月13日 | 日記

5年ほど前のこと、

あるお方から、肉厚の
まあるい葉をびっしり付けた
小さい鉢を頂いた。

頂いた翌年の初秋に、
常緑のまあるい葉の隙間から
小さな花芽が頭をもたげ、

花芽は日毎に大きくなり、
今までに見たことない
黄色い可憐な花に成長した。

「こんなに可愛い花を咲かせる鉢を、
あの方から頂いていたとは!」


嬉しさと驚きのあまり、
どうしてもこの花の名前を
知りたいと思っていた頃、

市役所主催「いきいきフェスタ」の
花売コーナーでこの花を見つけ、
店主に名前を尋ねると、

「マユハケオモト」ですと
教えて頂いた。

暫くして花が終ったあと、
窮屈だった鉢を二鉢に分けて以来、

秋になると必ず、花を咲かせ、
我が家で秋に咲く花の一つとして、

可憐な花は二人から、
今日に至るまで愛されてきた。



二人だけで愛(め)でるのは
申し訳ないと、昨年から表に
出すことにしたら、

通りすがりの方から、
「この花、珍しい花ですね」と、
足を止めて眺めて頂き、

その度に「マユハケオモト」の
名前の由来を話すのも
また、嬉しいものである。

丸の中にあるのが
「マユハケオモト」の鉢。







名前の由来は、
女性が眉を整える時に使う
刷毛(はけ)に似ているから、

「マユハケオモト」


オモト科の(通称 マユハケ)


花ではないが、もう一つ
我が家の秋を彩る植物が、

春から夏までは、緑葉を伸ばし、
秋が近づくごとに葉は赤みを増し、

紅葉した葉を落とし、
新しい春が来るのをじっと
待ち侘びる

ツタ科の仲間「ヘンリーヅタ」




間もなくすると、
マユハケの花は次第にしぼみ、

ヘンリーヅタは葉を落としたら
ツタだけになってしまう。


嗚呼、今年も二人で育てた
花たちと、一緒に過ごした
秋が、
もう直ぐ、終わろうとしてる・・・

悲しむことなかれ、

マユハケは今年、
一つの鉢に五つの花を咲かせ、

更に株を増やして、
また鉢分けを迫られるほど
成長を続けているし、

ヘンリーヅタもまた、
来年は更につたを伸ばすはず。


心配することなかれ、

憎まれっ子、世にはばかるの如し、

来る年の秋も、アンタはちゃんと

生きている。

 

「Just Before The News」

ロギンス&メッシーナ

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「思い付き人生」

2020年10月12日 | 日記

緻密な計画に基づいて
実行したにもかかわらず、
成果が上がらないこともあれば、

あらかじめ計画した訳でもなく、
ふと心に浮かんだことを
そのまま実行したら、

思わぬ成果を得られることは
人生に於いて幾度も経験した。

 

25年前のこと、

「ガーデニングとは、
木を植えることから始まる」
のセオリー通り、

庭に数本の木を植え、
理想の庭らしくなったが、

10年ほど前に、その内の一本が、
枯れてしまい、

地中に深く入った枯れた根っこを
素人が掘り起こすのは無理と諦め、
長いこと、そのままにしていたが、

土曜日に、枯れた木の株を見て
ふとあることを思い付き、
日曜日、思い付きを即、実行に移した。


何年も放置した枯れた株を
悪戦奮闘の末、
土の表面まで取り除くことが出来ると、

思い付きの成果が得られる予感が
沸々とみなぎり、
更に作業を進めた。




柱と枕木の間の土が丸出しが、
径20Cmの枯れた株のあった場所で、

思い付きとは、
株を取り除くことではなく、

目的は先ず、
左の柱を移動させること。


柱は喜多里亭の屋根を支える柱で、
義理の息子、
雅君と二人して立てた柱。

柱を移動させる場所に、
基礎となるグリ石を敷く。



丁度この時、タイミング良く
スージィー手製の
「キクラゲの佃煮」を取りに、

大工のオガタさんがやってきて、
二人で一緒に柱を移動。



オガタさんが帰った後は、
枠の横板2枚を外し、長さを揃えカットして、
取り付け。



ここまで終えたら、一段落して
道の駅「筑前みなみの里」に
お願いしていた野菜を取りに行き、

帰りにホームセンターで
ガーデニング用のタイル2枚を
買って帰り、作業を再開。

柱に敷いていたタイルと
2枚のタイルを敷いたら、

思い付きの目的は90%セント達成で、
今日の作業は、ここまで。



思い付きとは、
スターダストに入る通路の幅を
タイル幅20Cm分広げること。

苦労して枯れた株を除き、
二人して柱を移動させるのは
目的のための達成手段。

僅か20Cm広がっただけで
いつも行き来する二人にとって
通りが随分と楽になったし、

レストランの酔客が
つまずく心配もなく、
苦情も防げると言うもの。


次の休みには
枠板と柱の台石を塗装して、

作業で抜いたリュウのヒゲと
草の根を植えたら、

思い付きは、思い付き以上の
成果を残して終了する。


助っ人、オガタさんのお陰で、
思った以上に作業時間も短縮し、
キクラゲは、お礼に一袋、余分に渡し

お陰でドライブがてらに
朝倉市周辺の彼岸花の群生を眺め、
新鮮野菜も買えました。


具体的な施策を持たない
思い付きこそ、アイデアの根源。

発想は柔らかく、思いは固く、
死ぬまで続ける、思い付き。

 

「ホンダラ行進曲」

作詞:青島幸夫 作曲:萩原哲晶
唄:ハナ肇とクレージーキャッツ

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「HAPPY BIRTHDAY,JOHN」

2020年10月09日 | 日記

1980年12月8日、
ニューヨークの高級住宅
ダコタ・ハウスの入口で、

ファンの凶弾に倒れた、
ジョン・ウィンストン・オノ・レノンの、
今日は誕生日。


もしもあの日、ジョンが
凶弾の犠牲になっていなければ、

ジョンは今日で、
80歳になっていて

誕生日を祝福する声が
世界中から、届けられたはず。

他の追随を許すことなく,
先頭を突っ走ってきた

最強にして唯一無二のバンド、
ビートルズのかつての

同僚ポールが、現在も
依然として元気であるように、

ジョンも生きていればまた、
会場をファンで埋め尽くす
ステージの上で

相変わらずのパフォーマンスを
披露していたに違いないが、

それはただの妄想でしかなく、

今は亡きジョンが、
生前に残してきた音楽を愛し、
聴き続けることが、

一ファンとしての、ジョンへの
感謝の思いを込めた
供養であると考え、

それを実行するために、
今日はジョンの曲を選び
ジョンを偲び聴くことにした。

天国のジョンに、

HAPPY  BIRTHDAY ,JOHN

「Birthday」

The Beatles




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「静かな静かな秋の午後」

2020年10月04日 | 日記

10月3日の我が家では、
芋にいちゃんと
芋ねえちゃんが、

テーブル囲んで「芋煮会」。

芋煮をつつく芋ねえちゃんの
口から
飛び出す言葉は、

最初から最後まで、
正真正銘の「小国弁」。

誰が主導権を握る訳でもなく、
故郷での思い出話しや、

それぞれの今の暮らしぶりに
会話が弾み、

息つく暇もないほど
笑いは絶えず、

卒業以来、初めて顔を
会わしたにもかかわらず、

同じ時代に、同じ環境で
生まれ育った、

ただそれだけで、

半世紀の空白は魔法のように、
一瞬にして埋まり、

つくずくと、
「同級生とは、良いんもんだ」
と感銘を覚えた昨日は、

心も気候も、温かく穏やかな、 

そして、賑やか
秋の一日だった。

あまりの楽しさに、芋兄ちゃんの

「忘年会をやろう」
の呼びかけに

異口同音に「大賛成!」

再会を約束をし、
暮れの楽しみが一つ増えた
今日の庭は、

昨日の賑やかさとは
打って変わって


静かな静かな秋の午後。


「里の秋」

唄:鮫島有美子




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「満月の下で願うこと」

2020年10月02日 | 日記

昨夜7時前、
NHK福岡放送局の天気予報に、
満月のライブ映像が映し出されると、

ここぞとばかりに、飲みかけの
焼酎の氷割りと、肴とカメラを抱えて
外に飛び出した。

慌てて飛び出したものの、
東の空の何処を見回しても、
お月さんは見つからない・・

それで、そのままベンチに腰を掛け、
チビリ、チビリとやりながら、

今夜の、スーパースターならぬ
スーパームーンのお出ましを
待っていると、

そこに、仕事帰りのフジキさんが
やってきた。

いつものように
「ご苦労さんでした」と
挨拶をして、

今、何んで
此処にいるのかを説明すると、

「そういえば子供の頃、十五夜には
お団子やススキなどを飾る

子供にとっては嬉しい
習慣がありましたよね」

とフジキさんが言うので、

「里はどこですか?」と尋ねると、
「(朝倉市)甘木です」とのこと。


「私の里は小国ですが、
場所によっては今でも、
十五夜の習慣は残っているそうです」


すると、
「そうですか、喜多里さんは小国ですか。

仲の良いのが小国の製材所にいて、
しょっちゅう、遊びに行ってます。
名前はヤリミズです」

それを聞いて直ぐに
スージィーを外に呼び出したのは、

彼女の母の実家が、
友達の製材所の近所で、
実家も「ヤリミズ」だったからだ。

製材所と実家は
親戚ではないそうだが、

3人で十五夜や小国の話をしている内に、
いつの間にか東の空には
真ん丸のお月さん。


7時30分、最初に撮ったお月さんは、
薄い雲がかかり、

暫くして、8時前に撮ったのは、
見事に真ん丸のお月さん。



この時期、農家は稲刈りも済んで
ひと段落の頃。

我が家でもそうだったが、
どの家も玄関先やお縁に

団子やお菓子のお供え物を用意して
子供達がやってくるのを待っていて、

甘いものやお菓子に飢えていた
子供たちは、

それが五穀豊穣の感謝を込めた
儀式であるとは知らなくても、

近所のお家を廻り、
頂く時にはちゃんとお礼を言い、
欲張らず食べられる分だけを貰って、

大事に抱えて
帰ったことを思い出す。


貧しかったけれど、
皆の心が一つになった

今は廃(すた)れつつある
古き善き日本の風習を

どうかもう一度、
再興できないものかと願うのは

昨夜の満月の下の三人だけでは
ないだろう。


さて、明日は我が家で
オヤジ一人、女子5人の
同窓会。

十五夜の思い出話しが
出てくることやら。

「ムーン・リバー」

唄:オードリー・ヘップバーン

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