我が家の青空(My Blue Heaven)

スージィーとロバート、キャッシュとバンクの
2人と2匹の我が家のディリー・ライフ。

「迎えに来ないから」

2020年11月30日 | 日記

明日から、12月。後ひと月で、
新しい年がやって来る。

振り返るには時期尚早だが、
有難いことにこのままいけば
一年を難なく過ごせそうである。


今年、確かに、身内では
母の見事な大住生があり、

未だに、世界中でコロナの脅威に
晒されているものの、

普段の暮らしにおいては
「楽しみや喜びは、自ら進んで求める」
を、生活の本旨として、

時の経つのを忘れるほど
趣味に没頭し、自己満足ながらも
完成の喜びに浸り、

最近では新たな人の輪にも加わり、
親交の機会が広がれば広がるほど、

皆で楽しむ時間も、増してきそうな
嬉しい予感さえ抱く。


我が家なりに、充実した生活を
送らさせて頂いているが、
忘れてならないのが、

人様の支えと、自身の健康。

この二つの基軸が揃ってこそ、
生活の本旨が実現できていることに、
感謝で日々でを過ごしているが、

何よりも、憂いのないのが
有難い

残念だが先日、
同級生の訃報が届いた。

近年はどうしても、年回りの性か
60代・70代の訃報に接する度に、
あまりにも早すぎる死に落胆するが、

中学卒業以来、随分と永く
会って無かったとは言え、

一緒に遊び、いまだに面影の消えない
同級生の訃報は心に一番、
堪(こた)える。


聴き伝えによると、病気治療の末に
迎えた死だったらしいが、

共に60の峠を越し、
もう直ぐ、70の峠を目前にして、
この世を去るのは、

本人も親族も、
無念でならなかったろうと
心中、察するに余りあるが、

これも、故人が避けて
通れなかった「宿命」と、
そう思うにしかない。


「死ぬときゃ、死ぬさ。
ジタバタしたって、しゃあんめい」
と粋がるのは、

己の不摂生を自虐した
ただの強がりで、

誰だって死ぬ時がくるが、
誰だって天から授かった寿命を
全うしたいと思うのが本心。

「オーイ、ロバよ。
まだ生きてんのかい」
と聞かれたら、

「はーい、元気です。
80の峠をとっくに越したけど、
まぁだ迎えに来ないから」

と答えたい。

亡くなられた同級生さんへ

貴方の逝去の報に接し
心よりお悔やみ申し上げます。


最後に、
同級生のみなさんへ

とにかく、何時までも
元気でいようや!


「元気です」 

吉田 拓郎

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「新しい二つの庭景色」

2020年11月23日 | 日記

21日の土曜日は、
何時ものように庭仕事。

先日、前の花壇に垣を作り
周りと一体感のある雰囲気に
仕上がったことに気を良くし、

庭の花壇の境目にも
垣を作ることにして
朝から作業に取り掛かる。



花壇の縁木を、
直角・水平に整理し直して、
灯篭右の敷石を前に出し、

リュウのヒゲを敷き詰め直して
垣を取り付けると、
これまた、いい雰囲気に仕上がり、

庭仕事の楽しさを改めて、
認識することに。



22日の日曜日は、
デコのお宅へレモンの木を
頂きに行く。

木の根っこを出来るだけ
傷つけないようにと、

張りめぐらした根っこを
地面を這うようにして
掘り終える途中、

小雨は降り出すは、
用意したカッパの下は、

上半身、汗びたしになるはで、
随分と苦労したが、

レモンの木は車に乗せられ、
永い間、お世話になった
デコの家を後にし、

暫くして、
我が家にやってきた。



23日の月曜日は、新しい家族、
レモンの木の植え付け。



今まではスージィー菜園で、
今日からはレモンの木の、
1m20cm四方の新しい住まい。

土を掘り起こす前の画像。



迎え入れるレモンの木に
失礼の無い様に、
より、成長するように、

今までの土を全て掘り出して、
腐葉土と新しい土を混合し、
今までの土を補う。



いびつな長さの根っこの収まりが悪く、
時計回りに45度回転して植え付け開始。



作業、終了。



昨日まで、私を大事に育ててくれた
デコお母さん、ボコお父さんへ

ここが、私がこれから生活する
陽当たり最高のお家です。

これからは、新しいお父さんと
お母さんのために、沢山の果実を育て、

特にお父さんのロバさんは、
焼酎の氷と水割りにレモンを絞り、
更に炭酸で割って頂くのがお好きらしく、

そのお父さんは私に、
「喜多里檸檬(れもん)」と言う
素敵な名前を付けてくださいました。

新しいお家でお二人のために
これからたっぷりと
絞られてまいります。


「勤労感謝の日」とは

勤労を尊び、生産を祝い、
国民がたがいに感謝しあう日。


庭仕事の楽しさと、
新しい娘のために。

「Lemon Tree」

ピーター・ポール&マリー


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「思案を巡らすオヤジ」

2020年11月17日 | 日記

一昨日((15日)午後7時ごろのこと、
チャイムが鳴り
スージィーが玄関に出ると直ぐに、

「みっちゃん、シミズさんが
来られたよ」と呼ぶので、

(当日は、猪と鹿の狩猟解禁日)

「おっと、早速、
猪肉を持って来て下さったか!」と、
慌てて玄関に出ると、

甲斐犬ハナを連れた
シミズさんが、

「今日、猟で山に行ったら、
サルノコシカケを見つけてきたんですが、
要りますか?」と、

頭の中はとっくに猪肉の、
勝手な想像は見事にずっこけ、
思わぬ言葉を頂いた。


なんでも、撃った鹿が倒れた時に、
木に生えていたサルノコシカケに
鹿の身体をぶつけて落としたらしい。

「鹿の肉なら頂きますが、
サルノコシカケは食えませんから
要りません」とも言えず、

「ハイ」と答えると
「じゃ明日、玄関に置いときます」
と言って、

猟師は闇の中へと消え去った。


頂いた見事なサルノコシカケ
(猿の腰掛)

幅40cmと



幅30cmの二つ。



大小異なる裏面

玄関や神棚に飾ると縁起が良いとか、
漢方薬として身体に良いとか、
効用は色々ありそうだが、

頂いたものの、
本当のところどうしたものか
思案中。

こんなに立派なサルノコシカケを
持て余しております。

どなたか良策を
ご存じありませんでしょうか?


サルノコシカケに腰掛け、
どうしたものかと小首をかしげて、

思案をめぐらす猿なのです。

「Monkey Magic 」

ゴダイゴ
( 1985 LIVE )

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「何卒良しなに!」

2020年11月11日 | 日記

立冬を過ぎて、
一気に寒さが増してきた。

ほんの先日までは
トレーナーと短パンで十分だった
夕刻のウォーキングも、

募る寒さで、Tシャツに、
上下、ウィンドブレーカーに衣替え。

季節は秋から冬へと
移り変わろうとしているそんな折、

今年も宮崎から、
「猪(しし)肉」が送られて来た。



今まで届いた猪肉と違うのは
「冷凍」ではなく、「冷蔵」。

と言うことは、より新鮮であり、
より美味しいと言うこと。

猟犬、甲斐犬(かいけん)
三匹を伴い猟に出る

ご近所のシミズさんから、
何度も生の猪肉を頂き、

猪肉料理が不慣れだった
スージィーも、あく抜きなどの
下処理や調理も含め、随分と上達し、

寒くなったこともあり、
届いた猪肉の一袋を、

先般、山ほど掘ってきた泥芋を使った
「里芋と猪のしし汁」にして、

野菜は里芋の他にも、
人参、大根、ごぼう、椎茸、生姜や
こんにゃく等で煮込み、

最後に、白菜と長ネギ入れて、
頂いた。

器の上に盛られたのが
猪肉の脂身。



猪の脂身は豚肉より
脂っぽくなく、

肉厚の脂身には、
サクッと歯が通るほど
柔らかくて美味しく、

美味しさは、
野菜だって負けてはいない。

頂いた猪肉は、我が家だけでは
食べきれないし、

こんな美味いものを
我が家だけで” 二人占め”するのは
忍びないと、

何度も猪肉料理をお裾分けした
ナカムラさん宅さんに持参し、
喜んでいただいた。



猪肉と、特甘のミカン「太陽の雫」
一箱を届けてくださった
宮崎の奇特なご夫婦さんへ

届けて頂いた品々、
来月も心待ちにしておりますので、
何卒良しなに!

厚かましくも
お礼の言葉に替えさせて頂きます。


今日の料理は、
贅沢な「ジビエ料理」。


NHKきょうの料理 
テーマ曲 

作:冨田勲



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「ブルーな想い出」

2020年11月09日 | 日記

課すべき作業を二つ抱えて、
週末がやって来た。

やって来たには、やって来たが、
土曜日は朝から小雨が降り止まず、
外での作業を諦めて、

先ず、この作業から
取り掛かることにした。

リサイクルショップで見つけて以来、
すっかりお気に入りとなった

回転式の曲り板の
座椅子の背もたれが、

誰かさんのふん反り返る
過度の重圧で、反発力が弱まり、

このままだと、いつか
使えなくなる時が来ると危惧し、
早めの補強をすることにした。



曲がり板にテンションを
持たせるために、背もたれを
少し前に傾斜した状態で、

曲がり板のカーブに沿って
補強部を加工し、
補強が
十分かを
確認したが、

全く、心配なし。

確認したら、補強部を一度外して、
塗装して取り付け。



背と底に、3個の止めビス。。



この機会に、座椅子を綺麗にして
柿渋で塗装し、塗料が乾く
朝が来るのを待つと、



座椅子と補強部の素材の
違いはあるが、大した違和感もなく、

永年、使い込んだ趣のある雰囲気に
仕上がった。


その日の朝の日曜日は、
次の作業には打って付けの
絶好の天気。

昨年、ぶどう棚に
ナニワイバラのツルを這わせる棚を
縦に取り付けたら、

ツルはぶどう棚まで成長し、
ツルとツルの間隔を整えるための
作業に取り掛かる。





棚から外に向けて吊るしたのは、
ツルが滝のごとく花を咲かす
イメージで。



脚立の上がり降りを何度も繰り返し、
何ヶ所もトゲには刺され、

きつい思いをし、
痛い思いをしたが、

来たるべき春には
その苦労が報われ、

ナニワイバラが棚一面に花を
咲かせるのを期待して、

座椅子の補強と、ナニワイバラの、
休日に課すべき二つ作業を終えた。


空は晴に越したことはないが
雨が降れば降ったで作業もできる。

一年中、晴の日なら、尚のこと有難いが
天気にも「都合」と言うものがある。


昔、雨が降ったら「仕事が休める」と
喜ぶ人たちがいた。

雨が降れば休めるが、
空が青く晴れると過酷な労働を
虐(しいた)げられる

昔、奴隷として働かされていた
人たちだが、

青空を見て憂鬱な気分を「Blue」
と言うようになり、

そこから「ブルース(Blues)」
という音楽が生まれた。


オヤジが青空を見て
憂鬱になったこと、

それは子供の頃、
初めて買ってもらった長靴が
履けなかった時のこと。

「へぇ、アンタにそんな
可愛い時代があったんかい」

「はい、あの時のことを思い出すと
あたいのハートは今でも、
ブルーになります」


ブルース・ギターの
かつての大御所 B.B. キングが歌う
名曲

「Sweet Sixteen 」


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「秋の故郷探訪記」

2020年11月02日 | 日記

まえがき

今日の日記は、長くなりそうな
予感。


10月3日の土曜日、
福岡近郊に住む同級生女子4人が

我が家に集まり、

我が家の2人を加えた6人で
「芋煮会」をすることになった。

ロバと、女子4人の再会までには
お互いに半世紀を上回る
空白の時がありながらも

言葉一つを交わすだけで、
まるで旧知の仲のように、
瞬時にして心は開き

会は大いに盛り上がり
以来、電話のやりとりを
始めるまでとなったが,

暫くして誰かが、
「このメンバーで、小国に行こうや」
と提案すれば、

うんもすんも言わず、
全員意気投合で、


10月の31日、車2台には
故郷を恋うる7人が乗合い、
秋の故郷へと思いを走らせた。


ご覧あれ、この青空を。

早々に最初の画像で言うのは
なんばってん、

この画像が一番好き。



最初に車を止めた場所は、
ファームロードから山道を上り詰めた
涌蓋山への登山口。



枯草の上にシートを広げて
青い空の下、遠くには阿蘇山や、

眼下に広がる秋の山々を眺めながら、
各自で作った弁当と
持ち寄った果物で昼ごはん。



昼食の後で、次に向かった先は、

リトルに育った者、全ての聖地
「流(ながれ)」

子供心に自然の素晴らしさ、
美しさを、僅か、1秒で印象付けた
思い出の地。

春の遠足、

緑に覆われた草原の中を
流水源(ながれすいげん)の湧き水が作る
蛇行して流れる小さな川の土手には、

ネコヤナギの穂が優しくそよぎ、
川には魚が泳ぐ、

今でも目に焼き付く
皆の生涯忘れえぬ聖地。


誰かが言った、

「私、寝付けない時にはいつも、
流の景色を思い出すとよ」。

(因みに、卒業以来初めて
「流」に来たのは、我が家の
2人だけだったが、

誰もが皆、けして流のことは
忘れてはいなかった)

聖地、「流」の現在の秋景色。

向こうが風に揺れるススキ、
手前は、流水源が育てた牧草。

そして、流の奥にあるのが、
「流水源」。

木漏れ日に包まれ、湧き水に囲まれた
小さな「祠」(ほこら)。

(正式な名前は判らない)





近年、訪れる方たちが多いのか、
、祠は奇麗に整備されていた。

画像は、湧き水を汲み、飲み
身を清める女子。



身を清めたら祠の前で
記念写真。



これからは、早めにいつもの宿に入り、
それぞれ、風呂に汗を流し
食事を楽しみ、

秋の夜長に笑い声が広がり、
やがて枕を並べて床に就くと、
夜空には、

眠りを見届けるように
明日の天気を予想させる
雲のかかった、十三夜のお月おさん。

(因みに、この宿が初めてなのは
7人中3人)



一夜明けて、着いた先には
リンドウの花がお出迎えの、



南小国町中原にある
押戸石(おしといし)





シュメール文字を解読する
3人さん、



(因みに、押戸石に初めて来た人は
7人中4人)


次に向かった先でも、
リンドウの花がお迎え。

(リンドウは、
冬になると背が高くなるのを、
この時初めて知る)



駐車場は満車の、「マゼノ渓谷」











昨日みたいに天気が良くて
空一面の青空だったら、
もっと紅葉も奇麗だろうと思ったが、

撮影に来ていたキャメラマンに
お尋ねしたら、

「見頃は、あと10日ぐらいです」
とのこと。

(因みに「マゼノ渓谷」に
来たことのある人は

春になると、この周辺で
「ワラビ採り」に熱中する
我が家の2人だけ)


別れ際、それぞれから
こぼれる言葉は、

「初めて来る所だらけで嬉しかったし、
皆で一緒に来れて楽しかったー」


秋の故郷探訪者、それぞれの名前は
(旧姓・あいうえお順)

うつのみや きょうこ
さとう すずこ
さとう やすこ
たかの ますみ
はとの みとこ
ぬるゆ よしえ

ろば


あとがき

この「秋の故郷探訪」の
話が持ち上がった時、

女子6人に、男子が1人加わることで
女子が気を使うことを気遣い
お断りしたが、

「あんたはもう、男じゃねーき、
何も心配せんで済むし、
頼むから一緒に来ちおくれ」

などと、多勢に無勢で押し切られ、
結果的に、案内役を引き受けた
形になって仕舞ったが、

もう、既に女子じゃない
”女子6人”に囲まれ
笑い声が絶えず、よく食べた2日間。

愉しい二日間を過ごせましたことに、
先ず、6人の女子と、

そして、天候に恵まれたことに
心から感謝いたします。

誰もが恋うる故郷に
もう直ぐ、静かに冬がやって来る。


秋の定番曲

「Autumn leaves 」
秋の葉っぱ達

邦題「枯葉」

Miles Davis

 

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