明日で11月も終わるが、
今月の我が日記の投稿回数は
今日を含めて、たったの6回。
此のところ、随分と
日記の投稿数が減少傾向にある。
それには何か、やむを得ぬ事情や
何か、意図するところでも
あるのだろうか?
日記の"ネタ”に困るほど、
日々を金太郎飴のような
何処を切っても同じ模様の生活を
繰り返し送っている訳でなく、
例えば、つい先日なら
ベランダの物干し竿に吊るした、
いよいよ食べ頃の干し柿を
カラスにごっそりと食べられ、
悔しい思いをしたとか・・
季節が変われば暮らしの
趣(おもむき)も変わり、
12月はクリスマスの季節。
X'masを前にした日曜日、早々に
イルミネーションを飾り終えれば、
和と洋の違いこそあれ、
冬の季節ならではの
風情を愉しむこともできる。
山口さんから3度ほど頂いた
果実の産地、田主丸の美味しい柿を、
お裾分けに届けた、そのお返しに、
魚の干物や、新米、干し椎茸。さては、
あの食べ損なった吊るし柿まで頂く、
有難さ。
住まいのおちこち(遠近)に
関わらず、
親しき方達との間には
このわずかな1週間でさえ、
更に関係を深め交わす
厚情も数あれば、
到底、日記の"ネタ”に困ること等、
ない筈なのに・・
ネタも時間も有しながら、
減少傾向兆候にある一因として、
自身の生活のリズム、
とりわけ、時間の使い方や、
行動を決定する動機に、
少しずつ変化が生じているのではと、
推測する。
生来の性急さ(せっかち)は
治らないし、
何事もグズグズするのは
今でも大嫌いな方だが、
かつての、
〝何が何でも” や、〝がむしゃらに”
と言った、先(結果)を急ぐ傾向が
近年、弱まっている自覚は確かにあり、
性格もいくらかは穏やかになった
気さえする。
此のところ思うのは、
対人関係は、
利害ではなく、和・協調。
生活仕様は、
稼ぎ(経済)に合わせるのではなく、
趣味や嗜好に合わせる。
何を大切にするか、何を先にやるか、
何に時間をかけるかを考える等々、
ここ数年で、意識が随分と
変わってきた感がある。
さて、いよいよ
あたりは暗くなってきた。
今から、表のイルミネーションに
電気を通し、明かりを灯す。
多分、誰かが
「綺麗!」と言ってくれる。
そう言ってくれるのは
正直、嬉しいが、
本当に嬉しいのは誰でもなく、
自分自身であることが、
何よりも大切なことを、
67歳にして
やっと、気付き始めたところ。
「 Ive Gotta be me」
サミー・ディビス・JR