いくら愛する庭の
2年越しの大リニューアルが終り
大喜びの私の片方で、
自然や庭など、とんと関心の無い人たちに、
毎日どうでも良いような写真ばかりを
見せ付けられては、食傷してしまうだろうに
今夜も飽きずに自画自賛のその写真。
これじゃまるで、
「どうだ、良い庭だろう!」
と、いかにも自慢たらしく、さも誇らしげに、
完成した庭を、ただ見せ付けていると
取られても仕方ない。
が実のところ、その通り。
苦節十五年、理想の庭を求めて、
遂に完成しました。
毎晩、デッキにイスと小さなテーブル。
庭を眺めながら一杯。
庭は私をとっても幸せにしてくれます。
庭にある一つ一つ全てが、
私とスージィーの手で造られ
植えられ、育ったものばかりです。
「血と汗と涙」の結晶がこの庭です。
牡丹も、小手毬も、パーゴラのモッコウバラも
旬を過ぎましたが、
ツツジ、山ボウシ、紫陽花、ピプリカム
次々と旬を迎えます。
来年は、待望の蝋梅の花のあとに、
もい一つ待望の桜が拝めます。
春夏秋冬、一年中、庭を愉しめます。
折角ですから、
庭に四季がもう三度ほど周ってから、
私は死期を迎えたいと思います。
できたらここに埋めて戴きたい。
(墓石はわいた山の頂上付近です)
と言う訳で、
念願の庭がやっと完成しました。
今、あなた(庭)は私を
とっても幸せにしてくれます。
世界にたった一つの 、
人生でたった一つの
「喜多里亭」
スージィーに心から
感謝です。
Blood, Sweat & Tears
- You've Made Me So Very Happy