燻製の燻(いぶ)しに使う桜の木が
思いのほか入手できると途端に、
あることを思い付いた。
夏の暑さにも負けず、
続けてきたウォーキングを、
金曜日はお休みにして、
思い付いた作業は先ず、
塗装から始めることにした。
一週間前、
ホームセンターの廃材売り場で
極安の価格で見つけた18mmの
コンパネをカットして貰い、
土曜日の朝から直ぐに、
作業に入れるように
金曜日の夕刻に、塗装。
幅90cm×長さ180のコンパネを
サイズに合わせて、4等分。
土曜日の朝から、作業を開始して、
昨日はここまで。
日曜日の午前7時に作業を再開し、
午後2時に、
思い付きのW40×D42×H90cmは、
見事に完成した。
七輪が入る、下部スペース。
トップは、開閉用の蓋を取り付けた。
愈々、肝心の内部構造。
思い付いた物は、コンパネで作った
自家製の燻製器。
トップには、肉などを下げる
フックを掛けるネットを張り、
中央部は等分間隔で棚板を5段作り、
棚には35cm角のグリル用の焼き網を
4枚乗せ、この網で食材を燻す。
下の画像の左が、今まで使っていた
ユニフレーム社の
「フォールディング・スモーカー」
(折り畳み式燻製器)
この圧倒的な容量の違いで、
一回で作る燻製の量は断然、多くなり、
時間の短縮にも繋がり、
又、温度の管理などが容易に調整できる
利点が生まれてくる。
そう言えば「温度」で思い出した。
温度計を刺し込む穴を
まだ、開けていなかった。
実は、この作業で思わぬ出来事が!
下のガレージに扇風機を持ち込み
作業に熱中していると、
同じ組で自治会役員をされる方が、
「今度は、何を作っているんですか?」
と尋ねてねてきた。
そこで「桜の木で燻す燻製器を
作っています」と答えると、
「明日の日曜日、8月4日に公民館である
夏祭りのステージ造りで、邪魔になる桜の枝を
毎年切り落としますので、持ってきますよ」
と仰って、わざわざ自転車で
運んできて下さったのがこれ。
これで、3年は桜の木に困らない
いやー、有り難い、有難い!
完成した自作を眺めながら、
さて、手作り燻製器の「火入れ式」は
何時にしましょうとか、
この容量に見合う技を身につけねばやらと、
頭の中は、早、秋景色。