ー 前置き ー
実はこの日記、
昨日のものなのですが、
すっかり、投稿を忘れていました。
設定を今日に直し、
改めての投稿です。
・
生きているご褒美の一つは、
移ろい行く季節を愉しむことにある。
幸いにも我が国は、
地球の地軸が傾いた、北緯30~45度の、
太平洋と日本海に挟まれて、
恵まれた環境が創る
春夏秋冬の織り成す美しい四季を
ほぼ等分に堪能できる
位置にある。
私の人生の「最初の幸せ」は、
そんな我が美しき国、
日本に生まれたことにあり、
その幸甚により
重ねる齢ごとに花鳥風月の趣は、
ますます深まるばかりで、
六十を越えた我がライフ・スタイルの
極めて重要な核と成している。
ささやかながらも
我が家流の
「四季の愉しみ方の一つ」と言えば、
狭隘な土地を活用して
季節の移ろいとともに実を付ける
野菜や果実のなる木を幾つか植えること。
その一つに葡萄があり、
土曜日はその葡萄の
「袋掛け作業」を行った。
冬に、思い切った枝の剪定が
功を奏したのか、数は少ないけれど
今年は見事な房を付けた。
葡萄の木の隣、スージィー菜園では、
スイカのツルに幾つもの実を付けている。
花から実へと次々に数を増やし、
一番大きいものは直径17センチ。
ツルには「日付の札」。
「食べごろ」を表す目安の日付を
書いてある。
美味しさは昨年実証済み、
夏七月の半ばには、最初の一個を頂ける。
「春のさくらんぼ」だけは
残念ながら例年不作だが、
「秋には葡萄」、「冬には八朔」。
食べ物だけをとってみても、
移ろい行く季節は
私達に「旬の味」を愉しませて頂ける。
「有難き哉、嗚呼、春夏秋冬」
である。
そして昨日、
早めのジョグへ春日公園に足を運んだ。
公園は「梅雨明け」を思わせる
強い陽射し。
汗はすぐに噴き出して、
暑さをしのぎ走る人影は
見つけた木陰に吸い込まれていく。
来週からは、いよいよ七月。
もうすぐ夏がやってくる。
暑いのは好きじゃないが、
暑いからこそ、
夏ならではの風情もある。
「生きているご褒美の一つは、
移ろい行く季節を愉しむことにある」
のだから、
63回目の夏も思う存分、
愉しむことにしよう。
昨日、6月最後の日曜日は、
今年最初に
「日陰に飛び込んだ記念日」。
いよいよ夏がやってくる。
思う存分、
夏を愉しむことにしよう。
昨日、達郎の
サンディ・ソングブックで流れた
爽やかな 夏を思わせる
ビーチ・ボーイズ
「BALLAD OF OLE' BETSY」
、