我が家の青空(My Blue Heaven)

スージィーとロバート、キャッシュとバンクの
2人と2匹の我が家のディリー・ライフ。

「自然の恵み」。

2011年02月27日 | 日記

四方を山に囲まれた田舎で生まれ、
食料が潤沢でなかった時代に育った
同級生の私たち二人の
自然への想いや恵み、

とりわけ、野菜や山菜等の
価値観や嗜好が共通していることは
説明するまでも無く当然なこと。

春の気配を感じるこの季節になると、
年に一度、この季節でないと
戴けないものを採りに
決まって山や田んぼへ出掛ける。

今日、その「セリ摘み」に出掛けた。

せっせと、
セリを摘むスージィーの格好や
「みっちゃん、ここに沢山あるよ!」
の弾んだ声を聞きながら、
今年も自然の恵み届けてくれる春を
迎えられた喜びに浸り、

痛くなった腰を時おり伸ばしながら、
一時間もしない内に
二つの袋は一杯になり
「来年も、又来ます」
と田んぼに頭を下げた。

いつものように、家路に就く車を
一人降りて「達郎」を聴きながら歩いていると、
夫人、竹内まりやの曲が流れ、

曲のメッセージと
先ほどの自身の心境が重なり、
曲が終っても、ジーン・・・・・
しばらく、余韻が続いた。

「来年も、又来ます」
と田んぼに頭を下げたが、
必ず来年もスージィーと
来れるようにと一人心に誓った。

今、スージィーはセリと
僅かな野蒜(ノビル)ふきのとう
を使った料理の準備をしている。



子供の時とおんなじ味を楽しめる
喜びに、今年(今夜)も浸れる。

「自然の恵み」に感謝します。

梅は満開、
桜の季節はもうすぐそこ。
今年も私に春が訪れてくれます。

「人生の扉」残念ながら、まりや本人のものが
有りませんでしたので、
何処かの同窓会から拝借しました。

 

2007名古屋市立若葉中学校同窓会-歌詞付
 「人生の扉」 竹内まりや

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「ろっか・ばい・まい・べいびい」。

2011年02月25日 | 日記

久留米に行ったので、
大砲ラーメンに足を伸ばした。
オーダーは定番の「昔ラーメン」。
迷った挙句、大盛。
美味い!

その足でクマハウスへ。
クマさんが書いてくれた
「ろっか・ばい・まい・べいびい」
譜面をいただき、この歌を弾いてくれた 。
上手い!

帰りしな夏みかんを
マーサからいただいた。


夕飯はヴァリィーが送ってくれた
「カモ井のチキンライスの素」
のチキンライス。
美味い!


寝る前に早速、いただいた譜面で
「ろっか・ばい・まい・べいびい」
を練習。
まずい!

これじゃ、マナとスージィーに
歌って聴かせるには、
しばらく時間が掛かりそう。


その「ろっか・ばい・まい・べいびい」
今夜は細野晴臣先生でなく、故西岡恭蔵先生で聴く。

上手くならねば。

千里の道も一歩から。

 

ろっかばいまいべいびい【西岡恭蔵】

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「SENTIMENTAL MOOD」。

2011年02月24日 | 日記

今日はちょっと疲れたし、
大好きな曲を
聴いて寝ることにしました。

今日一日、元気で働けた身体と、
スージィーに感謝します。

眠りから覚める明日もきっと、
素晴らしい一日が待っています。

今日と明日に感謝し、
恵良おばさんのこの曲を
スージィーに捧げます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

センチメンタルな気分にひたっていると、
星が部屋に入ってくるのが分かる。

あなたの愛の仕草は、
私の暗い心に火を点すようなもの。

あなたのキスで私は翼をはやし、
奇妙で甘いメロディーにのって漂う。

こんなセンチメンタルな至福の中、
私の楽園は完全なもの。
まるでバラ色の真珠が落ちてくるみたい。

あなたが私のものだなんて、
ほんとうに夢のよう。

ああ、このセンチメンタルな気分は、
まるで天国にいるようなもの。

だって、あなたが愛してくれるなんて
今まで思ってもいなかったから・・・


イナ・センメンタル・ムード訳詩より

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

SENTIMENTAL MOOD- ELLA FITZGERALD

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「続:共有フォルダ」。

2011年02月23日 | 日記

昨日、聞いたラヂオの話。

女性は一つの恋が終り、
新しい恋が始まると、
恋のアイコンを上書きする。
(上書きの瞬間「終わった恋」は消える)

女性のディスク・トップ(記憶)にある
「恋のアイコン」は一つだけ。

ところが、男性は
一つの恋が終り、
新しい恋が始まっても
「終った恋」を削除も上書きもせず、
アイコンを残した上に、

フォルダに名前を付けて保存する。

ディスク・トップは
その「終わった恋」のアイコンだらけ。

時折、未練がましくそのアイコンを開く。

・・・・・・・なるほど、
身に覚えが無い訳でもない。


先月の「還暦同窓会」でも、
私の「フォルダ名:初恋の人」
に収められている同級女生徒達との
再会を喜んだばかり。

(残念ながら、お二人さんほど欠席)

初恋は、人生最初の一度っきりの恋なのに、
あの当時に好きになった人達はすべて
「フォルダ名:初恋の人」の中。

スージィーも当然このフォルダの住人。

・・・・・・・・・・・・・・

Q:好きになった人を忘れる方法は無いのでしょうか? 

A:人生にそんな魔法の杖は無い。

・・・・・・・・・・・・・・

とは、ある人の言葉。

と、言うことは、
削除も上書きの必要も無し。

せっかく好きになったのに
恋は成就しなくても、いともたやすく
「バイ・バイ・ラブ」
と、言う訳には行かない。


最近作った「フォルダ名:老いらくの恋人」

中にいるのは、マナ一人。

RICKY NELSON - Bye Bye Love 1957

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'S Wonderful 。

2011年02月20日 | 日記

今日、ミセス・ヤスコ宅で
スージィーを残し、
歩いて家に帰りながら、定番の
「達郎のサンディ・ソングブック」
を聴いていたら、
「法事で聴いた読経の木魚が
裏打ち(バックビート)になっていて、
そのお坊さん,JAZZが好きなんでしょうか?」
の投稿があった。

達郎もそれを聞いたことが
あると言う。

先日の自分のブログ投稿を思い出し、
嬉しいやら可笑しいやら。
私の変則5拍子の読経はないにしても、
やっぱりこんなことがあるんだと思った。

それで気になって調べたら、
通常の読経は「頭打ち」。
読経と同時に始まる木魚の音が
読経を消してしまう為、
わざと遅らせ「間うち」
いわゆる「裏打ち(バックビート)」
するとのこと。

浄土真宗は殆んどこの「裏打ち」らしい。

達郎のお陰で良いことを知った。

スージィーの葬儀の際、
喪主の私はお坊さんに
「今日は故人の遺志で
バックビートでお願いします」
と、言うことにした。

スージィーも、
きっと喜んでくれるに違いない。

'S Wonderful 
素敵じゃないですか!

ス・ワンダフル/ダイアナ・クラ-ル

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「共有フォルダ」。

2011年02月20日 | 日記

マリリン夫妻と一緒に、
下関市立水族館 「海響館」と
隣接する「唐戸市場」に行ってきた。



小学生時代以来の水族館は
当時の面影は無く、
「海響館」としてリニューアルされ、
設備も、工夫を凝らした展示や
演出に感心する一方で、
イルカショーでは彼らの
巧みな技に拍手と歓声.

私たちだけではなく、
そこに居た大人の誰でもが
しばし、童心に戻った。

唐戸市場では
新鮮魚介類の量と価格に驚き、


スージィーはマナ・ファミリーの
喜びそうな品を選んでは、その場で
クール宅急便で送ってあげるばかりではなく

「これはあの人に、あれはあの人に」
と、我が家の買い物の量より、
人様にあげる量のほうが圧倒的に多い。
持参したクーラーは満杯。

これがスージィーの素晴らしいところ。
「独り占め」
と、言うことを彼女は知らない。

頭の中はすべて「共有フォルダ」。

GWやお盆にマナが帰ってきたら、
「ここに連れて来よう」



ペンギンを見る目は、
ペンギンやイルカ・ショーで喜ぶ
マナの笑顔を見ている。

「新鮮なものは、新鮮なうちに」
と、帰福しその足で、デコにお土産のデリバリー。
そこでデコから沢山の頂き物。

いわゆる「物々交換」。
一向にクーラーの中身が減らない。
「共有する」と言うことは、
素晴らしいこと。

今日は素晴らしい明日に繋がる、
素晴らしい一日でした。



バスの中、

イルカにはしゃぎ

ペンギンと遊ぶマナを夢見る。


「共有フォルダ」が、又1つ増えた
楽しい一日でした。

感謝です。

 

 

 

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Letter Packの嬉しい中身。

2011年02月16日 | 日記

Letter Packとやらが届いた。
差出人はマナ。

Packに中身が三つ。一つ目、
二日遅れの「バレンタイン・チョコレート」
それも、正真正銘の本命チョコ。

これでやっと、一昨日からの
Blue Valentine's Day
から解き放された。



二つ目「マナカレンダー」。
表紙から12月まで、
最近撮影されたマナの画像で
構成されている。

バァーバァーもみっちゃんも

キャッシュも載っている。

最近は、こんなことが出来るのか
と感心する一方で、
日々の確かなマナの成長振りに、
細い目をもっと細めてしまう。

そして三つ目、
マナがTVデビューするという
Good News

「メーテレ」と言う地元の局らしいが、
いよいよ、我が家のスーパースターが
全国区の未来のスーパースターへ
最初の一歩を踏み出す。

物怖じしないマナのこと、
きっと堂々と振舞うに違いない。

「本命チョコ」を少しずつ、
大事に大事にかじりながら
録画を見るのが楽しみな
一週間になりました。

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Blue Valentine's Day

2011年02月14日 | 日記

バレンタイン・チョコレートを
貰った人も、
貰えなかった人も。


あげた人も、
あげなかった人も。


来年は

 

 

 

 

 

きっと!

 

Blue Valentine's Day -大滝詠一

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訂正版:進まなきゃ、届かない。

2011年02月13日 | 日記

前夜投稿した「進まなきゃ、届かない」で
「熱血オヤジバトル決勝ライブ」
のグランプリ・バンド名
を記載してしまいました。
21日本放送を楽しみの方への
配慮のない記載に
バンド名を削除し、訂正いたしました。

既に読んでしまった方には
誠に申し訳ないことをしたと
反省しております。
 ・・・・・・・・・・・・・・・・

 

ただ今「熱血オヤジバトル」
から帰りました。

本当に行ってきて良かった。

「決勝ライブ」のグランプリは,
私とスージィーの予想通り
「       」。

そのバンドの素晴らしさとその模様は
TVを観て、ご自身で評価と感激を確認下さい。

今日の教訓と
グランプリ獲得の必須条件。

「リズム」「ハーモニー」
「ハート・メッセージ」「オリジナル」。

*「ハーモニー」には音楽的な意味合いと、
メンバーの調和の意味が含まれます。

昨日のブログタイトルは
「始めなきゃ,前へ進まない」だが、
進まなきゃ「グランプリ」にも届かない。

あきらめないオトコ
挑戦するオンナ 
夢をふたたび.

は、今回の「熱血オヤジバトル」のテーマです。

バンドをやる目的は「グランプリ」
を獲得することが、全てではありませんが、

「進まなきゃ、届かない」です。



追伸
ランディさん、気まぐれさん
コメントありがとう。

コメントの返信内容は
以上です。

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始めなきゃ前へ進まない。

2011年02月12日 | 日記

今日のバンドの練習の楽しさは、
今までとは異質な楽しさに
包まれた練習だった。

メンバーはすべて50歳台。
かろうじて50台で最年長の私と
クマさんまで、いわゆる
“一昔の間”があるが、
音楽の趣味だけはどこかで繋がっている。

今日の練習の課題曲
Tax On The Farmer Feeds Us All
が、それを象徴していた。

私の二つ年下の
ランディさんのリクエストで、
皆の好きなライ・クーダーの
この曲が課題曲となり、
前回いただいた譜面で今日、
初めての音あわせをやってみると
初めてとは思えない良いムード。

曲の構成を打ち合わせながら進めるうちに、
一応ブルー・グラスのバンドの
ブルー・グラスに似つかないこの曲に、
みんなの想いが重なり、
見事に感覚はピッタリ。

帰りしな練習はジャムとなり、
いつの間にかランディさんがディランの
I Shall Be Released」
アイ・シャル・ビー・リリース
歌いだすと、さびのところで
打ち合わせもせずに私もコーラス。

ハモらなくても気分は最高のハーモニー。

外の雪を気にしながら
唐津まで帰るごーんさんも
時間を忘れるほどの
楽しい雰囲気に包まれた。

音楽を好きで良かった
ギターが下手でも弾いていて良かった
バンドに参加させてもらって良かった。

を、実感させていただいた今日の練習。
狭い練習場には
お金では得られない幸幸福感が
満ち溢れている。

感謝です。

前日の日記で
「下手でもやっぱり絵を描こう」
と書いたが、何でも
始めなきゃ前へ進まない。

明日はNHK「熱血オヤジバトル」
の決勝ライブを観にサンパレスに行く。

又、熱くなりそうな予感。

追伸

ミセス・ヤスコ&ダディ
お茶とコーヒーと羊羹、
チョコレートとお米と楽しいひと時を戴き
ありがとう

Ry Cooder - Taxes On The Farmer Feeds Us All

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訂正版「思い立ったが吉日」。

2011年02月11日 | 日記

※前同タイトル投稿記事の一部原稿が
消えてしまっていたのに気付きましたので
再び加筆し、訂正しました。

・・・・・・・・・・・・・・

13日に閉展の、
没後120年「ゴッホ展」に出かける。

家を出て大宰府に近づくうちに、
九州国立博物館、
太宰府天満宮に向かう車の長蛇の列。

駐車場はどこも満杯。

天満宮前の駐車場に入るのに
1時間以上を費やして、
小雨の中、天満宮参道を抜け
やっと博物館に着いた途端、驚き。

100mほどの長さの傘をさした列が
5重のも6重にも折れて繋がり、
ここでも入館を待つ人の長蛇の列。

その長蛇の列は入館してもなおも続き、
待ち時間約2時間半を要して、

午後1時に「ゴッホ展」入口に到着。

美術図鑑でしか見ることができなかった
大好きな画家の彼の作品の数々を、
目の当たりにすることが出来た。

食い入るように鑑賞した「自画像」は、
思ったより小さめのサイズでしたが、
そこにあるのは、紛れも無く
本物の「自画像」。

感激でした。


(パンフレットをスキャン)

 

至近距離でゴッホ先生の顔を見ていると

「やっぱり、下手でも絵を描こう」
と言う気になってくる。


やれもしない課題を、
又、1つ増やすことになるが、
身体の中で長いことくすぶっている何かが
「ムズッ、ムズッ」と起きてくるのが良く判る。

スージィーは花の絵を、私は風景画を好んで鑑賞。
待ち時間の疲れも吹き飛ぶ至福のひと時だった。。

それにしても、本日の入場者予想2万人。
最終日を明後日に控えた今日、
滑り込みセーフの

「思い立ったが吉日」
の一日だった。

 

「下手でもやっぱり、絵を描こう!」

ゴッホ先生に
良い刺激を戴きました。
感激です。感謝です。


 

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「Good Vibrations」

2011年02月08日 | 日記

部長「ご苦労さん、ところでどうだい今日の仕事は?」

主任「どうも、お疲れ様です」

部長「結婚式と間違えるぐらい賑やかな葬儀だなぁ、今日は」

主任「はい、何でも仏さんの遺思で
  『葬儀の間は、生前好きだったCDをずっと流してくれ』
   の遺言らしく、お通夜の昨晩からこの調子です」


部長「賑やかな割には、やけに弔問客が少ないなぁ。
   ところで肝心のお坊さんは?」


主任「さっき、怒って帰ったところです。小国に」


部長「どうしてっ」


主任「これも仏さんの遺言で、
  『読経はテイク・ファイブ風に、5拍子の変調にしてくれ!』


      

  と言うんでお坊さん、早速その曲を聴いたんですが

  『特別料金でも出来ん、坊主を馬鹿にすんなっあ!』
  と言って怒って帰りました。小国に」


  「それで『お坊さんの居ない葬式じゃ格好がつかない』
  と親族がもめて、誰かが急いで家に帰り、持ってきたのが、
  仏さんが生前愛用していたと言う、
  ほら、今CDを掛けているステレオあの「BOSE]。


  「そのBOSEを持ってきた時に、
  丁度、気を取り直したお坊さんが帰って来たんですが、
  タイミング悪く、丁度その時に流れていたCDの曲
  映画『ブルース・ブラザース』の教会のシーン。

  ゴスペルの『ハレルヤ、ハレルヤ』のコーラスが
  葬儀場に響きわたる真っ只中。


  それでお坊さんは『馬鹿にするのも加減がある』

  と、本当に怒って帰ってしまいました。小国に」


部長「派手な花祭壇にあるあの置物は?」

主任「これも仏さんの遺言で
  『祭壇はサージェント・ペパーズ・ロンリィ・ハート・クラブバンド 
   のジャケット
風にすること』

     

  と言うので、とりあえず『福助』だけ置いています。

       

  『死人に目なし』です。誰にも判りません」


部長「ところで、あそこに座っている喪服の似合うご婦人は?」

主任「あの人が喪主で未亡人のスージィーさんです」

部長「ずっと、うつむいたままで肩を震わし、時々、顔にハンカチを宛て、
  余程、最愛のご主人を亡くして悲しくて泣いているんだろうな」


主任「泣いているのは確かですが、あれは嬉し泣きです。

  最初『急なんですが、夫の葬儀の手配をお願いします』
  と、電話を頂いた時からあの調子なんです」


部長「仏さん、急だったんかい」

主任「奥さんがおっしゃるには、何でも趣味で集めていたCDDVD
  急に整理するとかで2階に上がり、『ドスン』と大きいが音がして、
  そのまま帰らぬ人となったそうです。


部長「そりゃ、又、急なことで」

主任「仏さん、正月に田舎であった還暦式典の後からこっそりと、
  遺言書をしたためていたらしく、遺書には
  『俺の葬式には、好きだったCDを葬式中ずっと流すこと』
  と書いてあったらしく、
  奥さんは、仏さんの遺言をちゃんと守ってあげているんです」


部長「仏さん、わがままでも結構愛されていたんだぁ」


主任「いや、とんでもない。娘さんが言うには
  音楽は聴いても。人の言うことは聴かなかったらしいです。
  ここだけの話ですが、結構どころか、かなりの嫌われもんです」

  娘さんの旦那さんが言ってました『逝ってよかった』って」


部長「それにしても、ここにあるCD,名盤揃いだなぁ」

主任「弔問に来てくれた方に好きなものを仏さんの
  肩身に持って帰ってほしいと、並べているんですが、
  さっき、お孫さん二人がビートルズの
  あのデジタル・リマスター版を  『円盤だっ!』
  と言って飛ばしあいこしてるんです。あの名盤をですよ!

  驚くのは誰も止めないんです」


  仏のいとこのモーリーさんは
  『この反射具合は、田んぼの雀を追っ払うのに丁度良カバイ』
  と言って、シナトラやらベネットのCD100枚ほど
  軽トラックに積んで喜んで帰りました。小国に」


部長「そろそろ、出棺だな」

主任「さっき、娘さんから聞いたんですが、仏さんの火葬の後、
  美味しい宮崎牛の店があって、親族は仏さんを焼いた後、
  今度は牛肉焼いて大パーティだそうです。
  葬儀に来なかったミッシェルさんもこのパーティには参加するそうです」


部長「弔問客も少ないから、俺、帰る」

主任「ここにあるCD全部捨てますよ」



  「お疲れさんでしたーっ!」



 

故人が愛した、ロック史上最高の名曲

 

Beach Boys - Good Vibrations

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「思い切る」。

2011年02月07日 | 日記

ミッシャルに2枚あった
ディランの「Blond on Blond
を昨日送ったが、

コレクトしたCDの中に
同じアルバムで2枚以上ある
CDが他にも沢山ある。

先ずは最初に購入したCD、
リマスター版CD、
紙ジャケCD、
BOXセットなどなどの再発版

製作会社の巧みな販売戦略に
魅せられて同じ物が有りながら
遂、買ってしまったものばかり。

購入目的は、
常用版と永久保存版。

しかし、中にはその目的以外に
意味不明な購入CDもある。
セロファン包装のままの、
新品のままのものが5枚ある。

エラ・フィッツジェラルド
At The OPERA HOUSE

ジョン・コルトレーン
My Favorite Things

カーリー・サイモン
My Romance



他に
ローラ・ニーロ
The First Songs

バファロー・スプリング・フィールド
Again」。

大概は購入していることを忘れて
買ってしまうもの、

酔っ払っている時に買ってしまうもの。

以上は、それぞれ名盤。
良く聴くCDで在ることには違いないが、
「特別に、2枚必要」
と、言うものでもない。

マナにやるにはは早すぎるし、
いっそのこと、ミッシャルに
送ってやれば良かったと、
悔やんでてしまう。


 ブルー・グラスのバンド仲間の影響で、
棚に埋もれたCDが蘇える。

昨日もキャット・スチーブンス
「Best Of Cat・・・・」を
棚から下ろしたばかり。

聴く方も幸せになるが、
聴いてもらえる方も満足に違いない。

「永久保存版」
といったところで、こちらの方が
いつまで持つか判らない。

コレクターを気取って、
聴かないものを無駄に
抱え込んでいたところで
意味が無い。

思い切って整理(処分)するか。


 

問題は、思い切れるか!

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「心から・・・・」

2011年02月06日 | 日記

ヴアリィーへ

1300文字余りのメールを私の為に送信いただき、
心から敬服いたします。

1300余りの文字に現れてる、
あなたの博学多識に
心から敬服いたします。

1300余りの文字に現れてる、
あなたの歴史の造詣の深さに
心から敬服いたします。

1300余りの文字に現れてる、
あなたの一朝一夕では完成しない私的な歴史観に
心から敬服いたします。

1300余りの文字に隠れている、
あなたの歴史の深き含蓄に
心から敬服いたします。

1300余りの文字に垣間見える、
あなたの純粋で熱い郷土愛に
心から敬服いたします。

1300余りの文字から感じられる、歴史観以外でも
あなたの余りある“引き出し”の多さに
心から敬服いたします。

 

心から敬服できる素晴らしい友が居ることに
心から感謝いたします。

勇気と刺激を与えてくれる素晴らしい友が居ることに
心から感謝いたします。

遠くに離れて暮らしていても、いつも繋がっていられる
メールやウェブの時代に生きていることに
心から感謝いたします。

まだ、届いていませんが、あなたから送られてくる
「カモ井のチキンライス(1袋5人前)」に
心から感謝いたします。

      
       (中身は1袋5人前以上の友情)。

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「里芋の生姜醤油焼き].。

2011年02月05日 | 日記

森高君へ

メールありがとう。

昨夜、大東君から電話がありました。

姫ちゃんから郵送された写真集を見ながら

我が家の連絡先が判り、早速の電話でした。

 

最初、スージィーがしばらく話した後、

私に代わろうとした時、用事が出来て
「又、かけ直す」と言って電話を一旦切り、

郵送された写真集に電話番号が載っているものと思い込み、
それを見て掛け直そうとしたら、大東君の電話欄が空白。


田代君が知っているだろうと電話をしたら、

その電話で又、田代夫妻との2×2の長話しになってしまい、

携帯番号が判って、あらためて大東君にかけ直すのに

しばらく時間を要しました。

大東君は待ってくれている間に酔いが回ったようで
「みつちゃんとゆっくり喋りたかったな」
その語り口は
少し、ろれつが回らない様子でしたが、
それでもしばらく、楽しい時間を過ごせました。

そうなんですよね、みんな喋り足りませんでしたね。


 その「喋り足りなさ」の挽回に
「大阪周辺組」と「愛知周辺組」の「合同同窓会」を
是非、
近いうちにやりたいとの声が多く
早速、谷君へ世話人依頼の電話をしましたが、
そこでも電話が長くなりました。


 その後、北里勝ちゃんに写真集のお礼の電話、

ミセス・ヤスコに一連の報告。

先月から、電話代の高そうな嬉しいふた月です。

 

「福岡でも改めて同窓会をやろう」という話が
持ち上がり始めましたが

世話人はどうも私のようで・・・・・・

 

「還暦同窓会」を終え、間もなく、
一月を迎えようとしていますが

みんな、あの日の感動が忘れられないようです。

あらためて「同級生はいいなぁ」と痛感しているのは
私たちだけで無さそうです。
「みんなそう思っているのか」と思う程、
言葉に言い現せない、ジーンと来るものがあります。

 

それから、森高君のメールに書いていた
「里芋の生姜醤油焼き」
私も大好きです。
ふかした里芋を、例えば火鉢の弱い炭火で
時間を掛けて、焼き面のひっくり返しを繰り返し
ゆっくりと焼く。

素朴で実に懐かしい味です。
私は表面が焼けたところで芋をつぶし、
更に生姜醤油を漬け、又、焼きます。

生姜醤油の焼けたこげめのこんがりとしたあの香りと
あの味こそ、忘れられない田舎の味の一つです。
そう言えば「火鉢」も懐かしい!


死ぬ間際にあの味が忘れられず
「今すぐ、食べたい!」「食うまで逝かない!」
と、言い出しかねない。

早く逝ってほしいから、真夏でも炭火を起こし
直ぐに「里芋の生姜醤油焼き].準備を
開始するかも知れませんが・・・・・

 

同級生と同じ、時間を掛けて出来た友情は
素朴で懐かしい味がします。
そうそう簡単には壊れません。忘れません。

「里芋の生姜醤油焼き].
早速、スージィーにリクエストします。

 

 是非、遊びに来て下さい。森高君が来るなら
ミセス・ヤスコにも声をかけます。

3月ぐらいになって予定を組みたいと思います。
暖かけなれば「ガーデンレストラン」ファースト・ゲストで
その時に、「里芋の生姜醤油焼き」の
準備が出来ると好いのですが!

ロバート&スージィーより

皆様、実名使用をご容赦ください。
誰にも解かりませんから。良しなに!
 

里芋洗い水車!

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