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ドル、80円台後半=介入警戒薄れ、年初来安値更新〔東京外為〕(25日午後3時)

2010年10月25日 16時38分57秒 | Weblog
ドル、80円台後半=介入警戒薄れ、年初来安値更新〔東京外為〕(25日午後3時)
時事通信

週明け25日午後の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、先週末のG20を受けて政府・日銀による単独円売り介入に対する警戒感が薄れる中、徐々にドル売り・円買いが優勢となり、じり安商状となり、年初来安値を更新した。

午後3時現在は、1ドル=80円76~79銭と前週末(午後5時、81円15~18銭)比39銭のドル安・円高水準で推移している。
 
この日は1ドル=81円台前半で取引が始まったが、材料難ながらドルはじり安歩調をたどり、午後に入って81円台を割り込んだ。

その後も売りに押される展開が続き、年初来安値の80円84銭を割り込むと、一時80円65銭まで下押した。
 
先週末に開催されたG20は、共同声明に「通貨の競争的な切り下げを回避する」などの文言を盛り込んだ。

このため、市場では「本邦単独での介入はかなり厳しくなった」(大手邦銀)との見方が支配的となっている。

また、実需筋については「若干動いてはいるが、月末に近付いているとはいえ、あわてて動いている向きは多くない」(同)という。
 
市場の関心は既に来週の米中間選挙結果とFOMCに移っているため、これらのイベントを見極めるまでは動きづらい状況で、一気に80円台を割り込むほどの下値追い展開にまでは至っていない。
 
しかし、心理的節目である年初来安値を下回ったことで、「一度は80円割れを試すだろう」(同)との指摘も出ている。

欧州勢の動向によっては、史上最安値の79円75銭に接近する値動きとなる可能性もありそうだ。
 
ユーロは対円、対ドルともに大幅に上昇。

午後3時現在は、対円では1ユーロ=113円52~55銭(前週末午後5時、112円87~90銭)、
対ドルで1.4054~4057ドル(同1.3901~3904ドル)で取引されている。

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