<米大統領府も怒る安倍暴走>
リベラルのホワイトハウス
日米産軍体制とつるむ安倍内閣
米オバマ政権が非公式だが「安倍内閣の暴走に怒り出している」という事実が、
とうとう表面化した。
安倍の極右政治は四面楚歌という事実が露見したことになる。
(「ジャーナリスト同盟」通信 本澤二郎の「日本の風景」)より
<米大統領府も怒る安倍暴走>
安倍・極右内閣の暴走に対して、中韓両国は激しい反発に出ている。
昨日の韓国大手新聞の中央日報は「ブレーキのない極右疾走」と報じた。
中国の人民日報は「憲法改正に反対の議員連盟発足」を大きく取り上げた。
米オバマ政権が非公式だが「安倍内閣の暴走に怒り出している」という事実が、
とうとう表面化した。
安倍の極右政治は四面楚歌という事実が露見したことになる。
<リベラルのホワイトハウス>
言及するまでも無く、ワシントンの主人は民主党リベラル派のオバマである。
ネオコンの戦争屋・ブッシュ前政権とは異なる。
1期目は外交や軍事をすべて産軍体制任せだったが、2期目のオバマは
腹をくくって自身のリベラル色を打ち出してきている。
おかしなことだが、霞が関も永田町も民主党リベラル派とのパイプはないか、細い。
ワシントンの共和党右派とのパイプだけというのが実情である。
岸信介や小泉純一郎の後継者である安倍は「ワシントンに対してTPP参加を
委ねたのだから、改憲政策は自由にやる」との思いが強いのだろう。
そのための手段が、靖国参拝に象徴される歴史認識の表面化だ。
中韓の反発を巧妙に悪用して、日本人の意識を民族主義化させ、
それでもって憲法改悪・軍拡の潮流を作り出そうとしている。
祖父の遺言でもある「天皇制国家主義への復活」という、途方もない野望に
アクセルを踏んでいる。
ワシントンのネオコンの支援を受けている、との自信もあるのだろう。
「中韓の脅迫に屈しない」という驚愕の開き直り、はては「侵略の定義は固まっていない」
などと侵略戦争に対する反省など皆無なのだ。
戦争神社である靖国8・15参拝は、2期目の安倍の信念ともなっている。
これほどの極右政治は、過去の中曽根・小泉内閣にも見られなかったものだ。
当然のことながら、侵略戦争への反省も謝罪もしないことは、
また同じことを繰り返すことを約束しているようなものだ。
それだけに中韓両国と人民は反発を強めることになる。
オバマ政権は、当然のことだが、中国を一番重視している。
韓国とは同盟国だ。そことのいがみ合いを作り出している安倍内閣に対して、
リベラル派のホワイトハウスが怒り狂って当然だろう。
<日米産軍体制とつるむ安倍内閣>
他方、安倍内閣のワシントン・パイプは、ブッシュの共和党人脈だ。
いうところの「ジャパン・ハンドラー」と言われるネオコンらだ。
リチャード・アーミテージ、マイケル・グリーン、ジョセフ・ナイら
米産軍体制の代理人らだ。
彼らの先兵がCIAと見られているのだが、こことの太いパイプが官邸や霞が関、
さらには新聞テレビにある。
この連中は、中国封じ込めによる緊張政策を安倍・官邸に強要している、
と見られている。
彼らこそが「9条は邪魔だ」とわめいている。
日米産軍体制のフィクサーとの指摘もある。
過去に小泉内閣の外務大臣だった田中真紀子が、アーミテージとの会見日程を
キャンセルした途端、小泉は田中スキャンダルを表面化させて、外相を更迭した、
との経緯がある。
「ジャパン・ハンドラーに操られている日本政府」を印象付けたものだ。
この人脈の下で小泉内閣は、アフガン・イラク戦争に憲法違反である自衛隊派兵を強行した。
この大義のない参戦をイギリス議会は総括した。しかし、日本はしていない。
なぜか?彼らが依然として霞が関と永田町に強い影響力を保持しているためだ。
<近隣国への挑発続く>
だが、2期目のオバマ政権はリベラルの本性を見せ始めた。
それが安倍・極右政治の暴走にブレーキをかけてきた理由だ。
ご存知、安倍の脳裏を戦後否定されている皇国史観が支配している。
そこから公然とほとばしる歴史認識なの
だから、とても一般人はついてはいけない。
その思いの中心が靖国参拝なのだ。天皇制国家主義の復活への
野望をたぎらせることになる。
1945年以前に引き戻そうと言うのだから、これは隣国どころか占領当事者の
ワシントンも容認できないだろう。
特にリベラル派にとって耐えがたい苦痛なのだ。
ワシントンは、どうやらネオコンと大統領府・国務省の対立が
浮上したのかもしれない。
<怒る北京とソウル>
北京は日中韓の財務相会議をキャンセルする、と4月26日に通告してきた。
政府間レベルの対話を打ち切ったものだ。
日中首脳会談の実現どころではない。
韓国議会は同日、外交統一委員会で安倍暴走発言と
靖国参拝に対する非難決議を採択した。
「靖国参拝を許さない」「過去を反省し、謝罪せよ」との怒りが半島を
押し包む勢いである。
ソウルの日本大使館前での市民の抗議活動が連日、繰り広げられている。
日本商品の不買運動も半島から大陸で活発化するだろう。
安倍路線は戦後史を逆転させるものである。
ASEANにも、これらが浸透している。
ワシントンから欧米にも拡大する、との懸念も聞く。
極右を評価する国は、東京の議会を除いて地球のどこにも存在しない。
2013年4月27日8時15分記
リベラルのホワイトハウス
日米産軍体制とつるむ安倍内閣
米オバマ政権が非公式だが「安倍内閣の暴走に怒り出している」という事実が、
とうとう表面化した。
安倍の極右政治は四面楚歌という事実が露見したことになる。
(「ジャーナリスト同盟」通信 本澤二郎の「日本の風景」)より
<米大統領府も怒る安倍暴走>
安倍・極右内閣の暴走に対して、中韓両国は激しい反発に出ている。
昨日の韓国大手新聞の中央日報は「ブレーキのない極右疾走」と報じた。
中国の人民日報は「憲法改正に反対の議員連盟発足」を大きく取り上げた。
米オバマ政権が非公式だが「安倍内閣の暴走に怒り出している」という事実が、
とうとう表面化した。
安倍の極右政治は四面楚歌という事実が露見したことになる。
<リベラルのホワイトハウス>
言及するまでも無く、ワシントンの主人は民主党リベラル派のオバマである。
ネオコンの戦争屋・ブッシュ前政権とは異なる。
1期目は外交や軍事をすべて産軍体制任せだったが、2期目のオバマは
腹をくくって自身のリベラル色を打ち出してきている。
おかしなことだが、霞が関も永田町も民主党リベラル派とのパイプはないか、細い。
ワシントンの共和党右派とのパイプだけというのが実情である。
岸信介や小泉純一郎の後継者である安倍は「ワシントンに対してTPP参加を
委ねたのだから、改憲政策は自由にやる」との思いが強いのだろう。
そのための手段が、靖国参拝に象徴される歴史認識の表面化だ。
中韓の反発を巧妙に悪用して、日本人の意識を民族主義化させ、
それでもって憲法改悪・軍拡の潮流を作り出そうとしている。
祖父の遺言でもある「天皇制国家主義への復活」という、途方もない野望に
アクセルを踏んでいる。
ワシントンのネオコンの支援を受けている、との自信もあるのだろう。
「中韓の脅迫に屈しない」という驚愕の開き直り、はては「侵略の定義は固まっていない」
などと侵略戦争に対する反省など皆無なのだ。
戦争神社である靖国8・15参拝は、2期目の安倍の信念ともなっている。
これほどの極右政治は、過去の中曽根・小泉内閣にも見られなかったものだ。
当然のことながら、侵略戦争への反省も謝罪もしないことは、
また同じことを繰り返すことを約束しているようなものだ。
それだけに中韓両国と人民は反発を強めることになる。
オバマ政権は、当然のことだが、中国を一番重視している。
韓国とは同盟国だ。そことのいがみ合いを作り出している安倍内閣に対して、
リベラル派のホワイトハウスが怒り狂って当然だろう。
<日米産軍体制とつるむ安倍内閣>
他方、安倍内閣のワシントン・パイプは、ブッシュの共和党人脈だ。
いうところの「ジャパン・ハンドラー」と言われるネオコンらだ。
リチャード・アーミテージ、マイケル・グリーン、ジョセフ・ナイら
米産軍体制の代理人らだ。
彼らの先兵がCIAと見られているのだが、こことの太いパイプが官邸や霞が関、
さらには新聞テレビにある。
この連中は、中国封じ込めによる緊張政策を安倍・官邸に強要している、
と見られている。
彼らこそが「9条は邪魔だ」とわめいている。
日米産軍体制のフィクサーとの指摘もある。
過去に小泉内閣の外務大臣だった田中真紀子が、アーミテージとの会見日程を
キャンセルした途端、小泉は田中スキャンダルを表面化させて、外相を更迭した、
との経緯がある。
「ジャパン・ハンドラーに操られている日本政府」を印象付けたものだ。
この人脈の下で小泉内閣は、アフガン・イラク戦争に憲法違反である自衛隊派兵を強行した。
この大義のない参戦をイギリス議会は総括した。しかし、日本はしていない。
なぜか?彼らが依然として霞が関と永田町に強い影響力を保持しているためだ。
<近隣国への挑発続く>
だが、2期目のオバマ政権はリベラルの本性を見せ始めた。
それが安倍・極右政治の暴走にブレーキをかけてきた理由だ。
ご存知、安倍の脳裏を戦後否定されている皇国史観が支配している。
そこから公然とほとばしる歴史認識なの
だから、とても一般人はついてはいけない。
その思いの中心が靖国参拝なのだ。天皇制国家主義の復活への
野望をたぎらせることになる。
1945年以前に引き戻そうと言うのだから、これは隣国どころか占領当事者の
ワシントンも容認できないだろう。
特にリベラル派にとって耐えがたい苦痛なのだ。
ワシントンは、どうやらネオコンと大統領府・国務省の対立が
浮上したのかもしれない。
<怒る北京とソウル>
北京は日中韓の財務相会議をキャンセルする、と4月26日に通告してきた。
政府間レベルの対話を打ち切ったものだ。
日中首脳会談の実現どころではない。
韓国議会は同日、外交統一委員会で安倍暴走発言と
靖国参拝に対する非難決議を採択した。
「靖国参拝を許さない」「過去を反省し、謝罪せよ」との怒りが半島を
押し包む勢いである。
ソウルの日本大使館前での市民の抗議活動が連日、繰り広げられている。
日本商品の不買運動も半島から大陸で活発化するだろう。
安倍路線は戦後史を逆転させるものである。
ASEANにも、これらが浸透している。
ワシントンから欧米にも拡大する、との懸念も聞く。
極右を評価する国は、東京の議会を除いて地球のどこにも存在しない。
2013年4月27日8時15分記
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