明日を信じられる時代になって欲しい。日常の活動日記

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岡田氏が首相にふさわしい政治家のトップとは!

2012年02月16日 19時20分04秒 | Weblog
岡田氏が首相にふさわしい政治家のトップとは!・・・(まるこ姫の独り言)より

驚きと言うか、この程度の認識だろうなあと言うか。

国民は、今までもこれからも、表面的にしか物事を見ていないの
だろうと思われるような数字が出た。

>世論調査で首相にふさわしい政治家 岡田氏が初のトップ?・・産経新聞

>合同世論調査で今の首相にふさわしい政治家を聞いたところ
、内閣改造で入閣した岡田克也副総理が10・4%となり、民主
党政権発足以来、初めてトップについた。

2位は前原誠司民主党政調会長(7・7%)、

3位は枝野幸男経済産業相(6・5%)となった。

いずれの議員も、菅内閣で重要なポストにいた人物ばかりだ。

枝野氏は原発事故の際、"直ちに健康に被害はない"を繰り返す
だけでどれだけ多くの住民を被曝させたか分からないし、前原氏
は、彼のかかわった政策で最初は勇ましいがすぐに屈する癖が
あり、何事も中途半端に終わらせた前科があり、”口先番長”の
異名を欲しいままにしている。

加えて岡田氏は、幹事長時代選挙に関して前戦全敗で、それは
枝野氏にも言えることだが。

副首相になっても、改革をするとの触れ込みだったが、どんどんト
ーンダウンしてきているのは、はた目にもわかる。

そんな3人が首相にふさわしい政治家とはこれいかに?(笑)

世論調査がいい加減であったか、答えた有権者たちの見る目の
無さというか、イメージや、ムードで判断しているかという事だ。

菅内閣以降の、この3人の政治家を少しでも真剣に見ていたら、
絶対に"首相にふさわしい"とは、思えない、思わない。

こんな議員が首相になってこの国を導いたら大変な事になる。

今でさえ優柔不断で、官僚の言いなりなのに、また野田首相の
二の舞になるのは目に見えている。

とんだお笑い草だ。

内閣支持率が25パーセントを切ったそうな。

>内閣支持25%に続落=不支持、初の過半数―時事世論調査・・・時事通信

>野田内閣の支持率は24.9%で、前月比3.5ポイント減少した。

支持下落は5カ月連続。不支持率は同4.4ポイント増の52.7%
に上り、政権発足後初めて半数を超えた。

>政党支持率は、自民党が12.3%(前月比1.0ポイント減)、民
主党が10.1%(同1.5ポイント減)。

次期衆院選の比例代表投票先も、自民党(23.5%)が
民主党(13.3%)を上回った。

7割弱が無党派層というのは良くわかるが、なんで自民党がトッ
プなのか、なんで次の選挙、比例代表投票先が自民党になるのか。

民主党政権は、2年余を見てきて、政治ごっこか、サークル活動
もどきをやっている印象が強いが、それでもこの国のシステムを
構築いしてきて、官僚主導政治をしてきたのが自民党政治だ。

民主党は期待外れで本当にがっかりしたが、さりとて自民党政
治に戻れば、大っぴらに官僚がこの国を動かす事を承認する事になる。

だとしたらもうこの国は終わりだし、政権交代した意味が無くなる。

だからこそ、その間隙をついて、国民のやり場のない不安や不満
を利用する人間が出てくるのだろうが。

ーーーーーーーーーーーーーー
コメント

インチキ世論調査は、CIA電通が、捏造して各新聞社やTV局に配布。

それを各社が、適当に、アレンジして都合よくコメントしている。

実態は半値で見ていると正解です。

石川知裕議員 検察の5時間事情聴取の全過程を録音した理由

2012年02月16日 19時09分36秒 | Weblog
石川知裕議員 検察の5時間事情聴取の全過程を録音した理由・・・(NEWSポストセブン) 

小沢一郎元民主党代表の公判の行方を左右する一つの要素が、元秘書・石川知裕衆院議員の供述調書の採否だ。

石川氏をよく知り、自身が検察による国策捜査を受けた経験を持つ佐藤優氏は、新刊『国家の「罪と罰」』(小学館)の中でこんなエピソードを披露した。

* * *

石川氏が逮捕された後、東京拘置所で毎日30分の面会をする弁護士にファックスでメッセージを託した。

A4判のコピー用紙にマジックで短いメッセージを記す。

弁護士はこの紙を面会場のガラスに押し付ける。それを石川氏が声を出しながら読む。

保釈後、石川氏から「そろそろ検察官が味方に見え、弁護人が敵に見えてくる。

要注意! 敵と味方を間違えるな!」というメッセージを読んで、ハッと我に返ったという感想を聞いた。

石川氏は、2010年2月5日、東京拘置所から保釈された。

政治資金規正法違反容疑で石川氏ら3人が起訴されたが、小沢氏は不起訴になった。

これに関し、検察審査会に不服が申し立てられた。

そしてこの年の5月17日に東京地方検察庁で石川氏から約5時間の事情聴取が行なわれた。

この聴取の全過程を石川氏は鞄の中のICレコーダーで録音した。

この録音を強く勧めたのは筆者である。

筆者はその時、石川氏にこう伝えた。

「自分の身は自分で守るしかない。

特捜検察がどういう取り調べをしているかは、経験した人以外には理解できない。

裁判官だって弁護士だって実態を認識していない。

今度の事情聴取は任意だ。

録音しても法に触れる訳じゃない。

検察官が『録音していないだろうね』と念を押してきても、とりあえず『はい』と答えておけばよい。

外交の世界に相互主義という概念がある。

相手が約束を違えた場合、それと同程度にこちらも約束違反をする権利があるという考え方だ。

これまで石川さんが供述した内容を部分的に誇張して検察はマスメディアにリークした。

内閣総理大臣名の質問主意書で検察はリークしていないと答弁しておきながらである。

法廷外で検察は石川さんに対するネガティブキャンペーンを展開している。

それに対して石川さんが、身を守る材料が必要だ。

それだから取り調べの実態を録音することを強く勧める。

それが歴史に対する責任を果たすことにもなる」

※『国家の「罪と罰」』より抜粋

自らを救う者は、他者をも救う。

 


横田めぐみさんは生きている! (13)

2012年02月16日 18時50分50秒 | Weblog
横田めぐみさんは生きている! (13)・・・(飯山一郎)より

北朝鮮の日本人拉致に、日本政府や石川県警が「協力」していた!

この許されざる事実を知った三島由紀夫は、保利茂官房長官を詰問したが

無残!にも無視された。

この「無残」と「無念」を晴らすため、三島由紀夫は自衛隊に決起を促した。

しかし、最後の頼み、自衛隊にも「無視」された…。

「無残」、「無念」、「無視」。

この「三無」が、三島由紀夫の壮絶な割腹自決の動機だったことは、確かだ。

この動機以外に種々推測された動機は、憶測にすぎないほど霞んでいる…。

ここで、新たな「証言」が出てきた。

北朝鮮の日本人拉致に石川県警が「協力」していた! この生々しい見聞を

『飄(つむじ風)』が報告している。以下に引用する。

<前略>それは、能登半島で拉致事件が発生した時、石川県警が拉致現場

に駆け付けるのを、遠くから自衛隊が見ていた。

 当然、県警が拉致犯を取り押さえるものと思った自衛隊は、驚くべき光景を

目の当たりにする。

 当時、浜辺にはアベックが数組散歩をしていたが、県警はそうしたアベック

が拉致現場に近づかないように(目撃されないように)排除したのである。

 そして、

 拉致は成功する。

 これは拉致を防止するのとは逆の行為であり、むしろ拉致を支援する行為で

あった。

 この光景を目の当たりにした当時の自衛隊の調査隊の幹部は、涙ながらに

三島に訴えたのだった。

 そして、怒りに燃えた三島は保利に事実の確認を行っている。<後略>

『飄(つむじ風)』の飄平氏は、

「転載元は、故あって明かさない。分かる方は分かるだろう。」

と書いている。

だから、鷲も明かさないが、鷲が「連載元」から直接聞いた話は、

「当時の自衛隊員や自衛隊の某所からも充分なウラを取っている!」

ということなので、真実情報!としてココに載せた次第。

斑目春樹のSPEEDIに関する証言の数々「住民を逃がせないと斑目さんが認めた。

2012年02月16日 17時54分13秒 | Weblog
斑目春樹のSPEEDIに関する証言の数々「住民を逃がせないと斑目さんが認めた。原子力発電所はつくるべきでないというべきだ」小出裕章 2/15

2012年2月15日(水)、小出裕章氏が、毎日放送「たね蒔きジャーナル」に出演。

国会の事故調査委員会での班目春樹(原子力安全委員会)の発言に関して考えを述べています。

▼図解 原発のウソ:小出裕章

▼20120215 たね蒔きジャーナル 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章

=====(文字おこし、ここから)

水野「え…京都大学原子炉実験所助教、小出裕章先生に伺います。小出さんこんばんは」

小出「こんばんは」

水野「よろしくおねがいしますー」

小出「よろしくおねがいします」

水野「そして東京には近藤さんがいらっしゃいますー。」

近藤「こんばんはー」

小出「はい。近藤さんこんばんは。」

近藤「よろしくー」

小出「よろしく。(咳払い)」

水野「まず今日はなんといいましても原子力安全委員会の斑目委員長の発言について伺いたいと思います。

え…これ、斑目さんが事故調査委員会で発言して…、おりましたんですが。」

▼班目委員長“原発安全指針に瑕疵” NHKニュース

水野「このSPEEDIの問題について、まず、伺いますけれどもね。

あのー、斑目さんは、小出先生、こうおっしゃったんですよ。

え…SPEEDIというのはもちろんこれ住民の避難のために使われるシステムですよね。」

小出「はい」

水野「放射性物質が、あー、どちらの方向に同拡散するかというのを予測するシステムですが。

これが活用されなかったことについて、原子炉のデータが無いなど情報が十分ではなかったとした上ですけども。

動いていたらうまく避難できたのではないか、というのは誤解だ(※上記報道では『迅速に公開されていたらもっとうまく避難できたというのは、全くの誤解だ』)と、いうふうにおっしゃいました。

これは…小出さん、同受け取りますか?」

小出「……わかりません。」

水野「(笑)わかりません……。私もわからないんですけど、小出さんもわからないですか。

あのー、……この発言の前後のところの、わたくし。

確かめたんですが。え…SPEEDIの解析には一時間はかかるから間に合わなかった、というふうにもおっしゃいました、斑目さん」

小出「(苦笑)」

水野「これ、1時間で……どうですか?」

小出「えー、まあ、1時間かかるのか30分かかるのか、私にはわかりませんが。

これまで、斑目さんを含む…含めた原子力安全委員会、原子力委員会、あるいは日本の政府、保安院、等々は事故が起きたときにはすみやかに住民を避難させる、そのためにSPEEDIの計算コードが役に立つのだと言って、20何年間もそういいながら100億円を越えるお金をそこに投入したきたん、ですね」

水野「はい」

小出「で、実際に、え…SPEEDIは事故直後にずうっと稼働していました」

水野「はい」

小出「あの…開発をしてきた人たちが、必死でそれを動かしていたのですね」

水野「ええ」

小出「え、でも、斑目さんのおっしゃったように、原子炉、のほうの、え…どれだけ放射性物質が出ているのかというそちらの情報が、確かに要するに入手できなかった。

発電所全書停電してるし、もう大変なパニックの中にあって、入手できなかったと。

いうことがあって、え…SPEEDIが完全な状態で動いた、ということはなかったのですね」

水野「たしかに」

小出「はい。え、でも、不完全な状態であってもどちら側の方向に放射性物質が流れていって、どのへんが強そうだということはもちろんSPEEDIで分かっていたわけですから。」

水野「ええ」

小出「それを住民の避難のために活用することは必ずできたと私は思います」

水野「ええ」

小出「できなかったというのは安全委員会が機能していなかったという(苦笑)、そういう事です」

水野「うーん!なるほど。あの、斑目さんこうもおっしゃっていてね。

予測…計算、まあSPEEDIの仕事ですよね、これ。

SPEEDIのなすべきシステムとしてなすべきものですけど。

予測計算に、頼った避難計画が間違っていたと……おっしゃるんですよ。

だから、あの、小出さんが今おっしゃった、予測をして直ちにそれを使って避難するんだと言った国の方針そのものが間違っていたっていう意味に。なりますね」

小出「それならば、それならば、その、責任をきちっと明らかにして」

水野「ええ」

小出「誰が悪かったのかを、え……明白にして、私はそういう人は刑務所に入れるべきだと思います(苦笑)。」

水野「うーん……またこういう発言もありましてね。

大変だと、いうことがもう発電所で明らかになったらすぐに避難するルールにするべきだと。

つまり予測計算を考えて避難してたら、間に合わないっていう意味、ですよね」

小出「そんなことをいうなら斑目さんたちは、え…緊急時の避難地域というのを8キロから10キロで済むとずうーーっと言い続けてきたわけで…」

水野「ああ、そうか…」

小出「それ、以遠の人はもちろん避難もできない、でしょうし。

浪江町の人たちがあちこちに逃げた先も猛烈に汚染していたわけですから。

どっちにしても救いはありません。」

水野「で、やっぱり」

近藤「……あのーー……」

水野「風向きで大きく変わるということであるので」

小出「はい」

水野「すぐに避難したらいいって言うけどどちらに避難するかという方向性、」

小出「そうです」

水野「が、なければ」

小出「そうです」

水野「効率のいい避難はできないわけですよね」

小出「距離だけでは決まらないということは、今回もう事実として分かってるわけですから。

事故が起きたら逃げなきゃいけないなんつったって、逃げようが無いのですね、本当は」

水野「はい。近藤さん?」

近藤「うーん、あのー原子炉のデーターうんぬんかんぬんっていうのも僕はあの逃げてるなっていう気がすんのはね。」

小出「はい」

近藤「あのー、事故が起きるっていうのはそういう事だと思うんですよ」

小出「はい」

近藤「その原子炉のデータが入るんだったらね。

あのーそんなに専門家なんていらないっていうか、それはまあ要るんだけど。」

小出「(苦笑)」

近藤「その、そういう言い方をするっていうの…こと自体が、なんか逃げてますよね」

小出「えー、まあ、こんなに、その、放射線を測る測定器も含めて全部がだめになってしまうというようなことを、彼らはもともと想定もしていなかった、」

近藤「そうですよ」

小出「んですね。はい。ですからまあ、想定外だ想定外だと、まあ、ずう…今回の事故のあとも言ってるわけですけれども。

え…彼らの根本的な考え方が間違えていたという、事なわけですから。

もう…なんかもっと言い方が無いのかな(苦笑)、自分の責任も含めてですね。

あの…う……言い方を考えて欲しいと私は思います」

水野「あの、今回はね、こう、海に向かって最初風が吹いていたので、安心していい風向きであったと。

で、そっからどんどんどんどん北に向いたり西に向いたりと、風向きが、変わって…いったと。

そして北西方向に吹いたときに雨が降った、ので飯舘村までかなりの汚染をしてしまったと。

だからもう1回この、SPEEDIの予測をですね、シミュレーションで再現してみたら、どうやってこのSPEEDIのシステムで逃げろと、いうんだと、それぐらい、の、ものでしかSPEEDIはないんだ、ともおっしゃったんですよ。」

小出「(苦笑)。はい、もうそれならば住民を逃がすことができないということを斑目さんが認めたわけですから。原子力発電所はやはりつくるべきでないというべきだと思います。」

水野「うーん……まあそれと同時にSPEEDIの予測は出来るんだともおっしゃったので」

小出「(笑)」

水野「もう本当にわたくしには、」

小出「はい」

水野「んー、不可解な矛盾に満ちたお話のように聞こえましたが」

小出「はい」

水野「え…もう1つ大切なこと、おっしゃったようにわたくしが感じましたのは。

官邸に斑目さんがいらしたときには、ですね。

SPEEDIという言葉を1度も耳にしなかった。

で、1度も見たこともないっておっしゃったんですね」

小出「はい」

水野「で、わたしはですね、斑目さんのお立場、は原子力安全委員会の委員長というのは、え…SPEEDI、の予測はどうなってんだあ! と怒鳴ってでもですね、持ってこさせて、それを元に避難、の、をさせると。

いう方かと思ってたんですけどそうではないんですか?」

小出「え…私はあの、今水野さんがおっしゃったように斑目さんがやらなければいけなかったと、思いますけれども。

え…あの事故、は、ですね、ふう(ため息)、要するに彼らにとっては、あまりにも、想定外だった、のですね。

で…本当にそのどうしていいかわからないという、ことになって、しまって。

情報すらが、混乱をしてくる。

それを命令する、官邸側の方ももうどうやっていいか、わからないという、そういう混乱状態にあったがために。

多分そこまで頭が回らなかったと、いうのが斑目さんのあの……正直なところなんだと思います」

水野「うーん…」

近藤「ねえ先生ね」

小出「はい」

近藤「僕は最近、すんごく気になってんのは、そういうふうな話になってくると、頭が回ったら、要するに原発はまだいいんだというふうにも聞こえるわけですよ」

小出「そうですね」

近藤「うん。だから、要するにこの人間っていうのはいつもエラーをするもんなんだから。」

小出「はい」

近藤「このエラーをしなくさえすれば原発は有効なんだと。」

小出「はい」

近藤「いいんだと。いう理屈がどっかですりかわってくるようなね、」

小出「はい」

近藤「なんかもう最近そういうことに対する警戒心がすごくあるんだけど(笑)」

小出「はい(笑)でも…」

近藤「そう思いません?」

小出「思います。」

近藤「ねえ」

小出「でも、今、近藤さんおっしゃったように、人間はエラーをするもんなんですよ。」

近藤「うんうんうん」

小出「エラーをしなければいいだろうなんていう理屈を立ててはいけない。」

近藤「そうだよねえ」

小出「はい、はい。」

近藤「うん…」

水野「ただ、小出さん、ご自身は3.11以前に、こうした事故の想定をシミュレーションとしてなさっていたんですよね」

小出「はい。ただ、私がやったのは時々刻々風向きが変わるとかいうのではなくて」

水野「はい」

小出「え……風向きは一定方向に流れていくというそういうことで、何キロまでがひ…え…猛烈な汚染をする、被曝をするという、そういう計算ですので。

私がやって来たような計算は事故が起きてしまったあとにはほとんど役に立ちません」

水野「はあ……。なるほどー」

小出「はい」

水野「人間には及び、もつかないことが起きるということを受け入れて考えるしか無いんですね」

小出「私はそう思います」

水野「はい。どうもありがとうございました」

小出「はいありがとうございました」

水野「京都大学原子炉実験所助教、小出裕章さんに伺いました」

=====(文字おこし、ここまで)

橋下流「維新八策」は国民の期待に応えていない

2012年02月16日 17時14分46秒 | Weblog
橋下流「維新八策」は国民の期待に応えていない・・・(BPnet)より(田原総一朗)


橋下徹大阪市長が代表を務める「大阪維新の会」が2月13日、次期衆院選に向けた政策集「維新八策」を打ち出した。

 橋下さんによれば、大阪維新の会は次期衆院選で300~400人の候補者を擁立し、200人程度を当選させたいとしている。

国政に出て大阪維新の会は何をするのか。

幕末維新に坂本龍馬がまとめた新国家構想「船中八策」にちなんで命名された「維新八策」について見てみたい。

■地方交付税の廃止で地域格差が広がらないか

 興味深いのは、橋下さんが大阪都構想で打ち出した政策と重なる部分が多いことだ。

まず統治機構としての道州制の導入である。

道州制にして地方交付税は廃止するという。

 日本は中央集権国家で、国が集めたお金(税金)をバランスよく地方へ配分している。

それが地方交付税であり、経済が発展している地域には薄く、発展していない地域には厚く配分してきた。

 道州制の良い点は各地域が競い合うことだ。

今のように地域行政には競争がなく、何のビジョンもない知事が生まれるということがなくなるかもしれない。

 しかし、地方主権となる道州制では地方交付税はなくなる。

太平洋側の首都圏や静岡県、愛知県といった経済が発展している地域とそうでないところでは、地方交付税を廃止すると地域格差がさらに広がる。その問題をどうするのか。


■自民党も民主党もできない公務員制度改革

 「維新八策」では公務員制度改革も打ち出している。これも大阪都構想で言っていることだ。

大阪府や大阪市の職員は当然のことながら公務員であり、公務員は「職業」ではなく「身分」になっていると橋下さんは言う。

 一般企業の従業員は、不況になれば給与をカットされたり、リストラされたりすることもある。

ミスを犯せば降職や減俸もある。

しかし公務員の場合は、リストラもなければ降職や減俸もなく、定年まで安心して勤められる。

こうした公務員の「身分」を改め、一般の「職業」にすると主張する。

 「維新八策」では、その考え方を国家公務員にも当てはめ公務員制度を改革する。

公務員制度改革は、自民党もやろうとしてできなかったし、政権をとった民主党も同様に実現できていない。

だから、これは興味深い政策と言える。

 実現が難しいと思われる政策も「維新八策」にはある。

ひとつは、大阪都構想でも打ち出している教育制度改革である。

 日本が戦争に負けたあと、アメリカの占領軍が入ってきた。

そして、日本が軍事大国、しかも侵略国になったのは、国が教育を行っていたためだとして、教育権(教育する権利)を国から奪った。


■責任の所在が曖昧な教育制度を改革する

 その代わりにアメリカが持ち込んだのが自国で採用していた教育委員会制度である。

アメリカでは教育委員を選挙で選ぶ。

ところが、日本では住民の教育委員の選挙に対する関心がなく、投票率がおそろしく低かったため、教育委員に当選したのは社会党や共産党の人たちだった。

 時の自民党政府はこれを問題視し、自治体の首長による任命制に変更。

任命制によって結局、教育委員は「名誉職」になってしまった。

名誉職であるから責任は取らない。

教育の現場では責任の所在が曖昧のまま今日に至っている。

 橋下さんは大阪都構想で、大阪市を解消して8~9の特別区をつくり、それぞれの区ごとに教育委員会を置き、区長や大阪府知事が関与できるようにすると主張する。

 「維新八策」では教育改革について、教育委員会を諮問機関と位置付けて選択制にするとした。

つまり、現在の教育委員会制度を改革するため、複数の仕組みの中から各自治体が制度を選択できるようにして、首長に権限を持たせようとしているのである。

これに対して、現在の制度のほうがよいという意見も根強くある。


■首相公選制の導入と憲法の改正

 さらに難しいと思われるのは首相公選制である。これを実現するには憲法を改正する必要がある。

憲法第67条に「内閣総理大臣は、国会議員の中から国会の議決で、これを指名する」とあるからだ。

 橋下さんは憲法改正に関連する内容も「維新八策」に盛り込んだ。

憲法改正に必要な衆参両院の賛成を3分の2ではなく、2分の1にするという。

これによって憲法改正をしやすくするのである。

 しかし憲法改正については、第9条や国民の権利と義務などいろいろな問題があり、橋下さんが言うように首相公選制のためだけに憲法を改正するわけにはいくまい。

 こうした実現が難しいと思われる問題以外では、環太平洋経済連携協定(TPP)交渉参加や消費税増税については賛成としている。

経済にからむ問題は現実路線をとっているのだ。関西で盛り上がっている「橋下ブーム」は、この現実路線のために下火になるのではないかと予想される。

 橋下ブームはなぜ起きたのか。自民党政治に飽き飽きした国民が2009年の総選挙で民主党を選んだ。

だが、その民主党に期待をことごとく裏切られ、しかも自民党よりも政治がヘタなことがわかった。

かといって、いまさら自民党に戻る気もない。

そうした中央政治への閉塞感が橋下ブームを呼んだのだ。


■先行き不安の国民に展望を示せるか

 橋下さんは様々な意見や批判が出ることを承知で「維新八策」を明らかにしたと思われる。これが結論ではなく、スタートなのだろう。

 しかし、それにしても「維新八策」を見る限り、「日本を変える」と言っている橋下さんが本当に日本を変えられるのか。

また、変えたらよくなるのかがどうも曖昧である。

 日本人の多くは長引く景気の低迷、東日本大震災と原発事故災害に苦しみ、どうすれば日本がよくなるのかを求めているのに、「維新八策」はそれに応えていない。

 先行きが不安でイライラしている国民に展望を示せるかどうか、それが勝負どころである。もし展望を示せなければ、「橋下さんをリーダーにしたい」という思いは少し冷めるのではないかと懸念している。



田原総一朗(たはら・そういちろう)
1934年滋賀県生まれ。
早大文学部卒業後、岩波映画製作所、テレビ東京を経て、フリーランスのジャーナリストとして独立。
1987年から「朝まで生テレビ!」、1989年からスタートした「サンデープロジェクト」のキャスターを務める。
新しいスタイルのテレビ・ジャーナリズムを作りあげたとして、1998年、ギャラクシー35周年記念賞(城戸賞)を受賞。
また、オピニオン誌「オフレコ!」を責任編集。
2002年4月に母校・早稲田大学で「大隈塾」を開講。
塾頭として未来のリーダーを育てるべく、学生たちの指導にあたっている。
著作に『なぜ日本は「大東亜戦争」を戦ったのか』(PHP研究所)、『原子力戦争』(ちくま文庫)、『ドキュメント東京電力』(文春文庫)、『誰もが書かなかった日本の戦争』(ポプラ社)など多数。

谷垣自民 3月「不信任案」提出

2012年02月16日 16時58分55秒 | Weblog
谷垣自民 3月「不信任案」提出・・・(ゲンダイネット)より

いよいよ緊迫!

<そうせざるを得ない党内事情 小沢裁判も絡んで…>

 風雲急だ。「3月政変」がにわかに現実味を帯びてきた。

自民党が、3月の内閣不信任案提出に本気で照準を合わせ始めたというのだ。

「谷垣総裁には、3月しか不信任案を出せるタイミングはないのです」(自民党関係者)

 自民党内では谷垣の指導力不足に対する不満がますます充満していて、

15日も河井克行衆院議員や西田昌司参院議員など中堅・若手12人が

谷垣本人に「消費税など重要政策への対応があいまいだ」

「このままでは衆院選を戦えない」と申し入れる一幕があった。

谷垣の立場は悪くなるばかりで、時間が経てば経つほど、

今年9月の総裁選前倒し論が高まり、

党首の座から引きずり降ろされる事態になるのは間違いない。

 しかし、不信任案を出すなら、可決させなければ意味がない。

そこで谷垣周辺が描いているのは、

昨年6月と同じ小沢グループの大量造反シナリオだ。


「不信任案を可決させるなら、提出は小沢裁判の判決前です。

17日の公判で石川元秘書の供述調書が採用されるかどうかに

注目が集まっていますが、たとえ不採用になっても

小沢さんの無罪が確実になるわけじゃない。

4月の判決で有罪になれば、小沢さんの求心力は確実に落ちる。

小沢さん自身もそれを分かっているでしょうから、動くなら判決前。

小沢さんがグループの60~70人を引き連れて、

野田内閣の不信任案に賛成してくれるのではないかとみているのです」

(前出の自民党関係者)

 野田内閣が17日に、消費税増税を柱とする

「社会保障と税の一体改革大綱」を閣議決定すれば、

「マニフェストに書いていないことをやる詐欺政権。

国民に信を問うべき」となって、野党は不信任案提出の大義ができるという。

タイミングは、国民生活を考えて、3月上旬の新年度本予算の衆院通過後。

野田は3月中に消費税増税の関連法案の国会提出を強行するつもりだから、

そのタイミングというのもあり得る。

 追い詰められた谷垣の“暴発”はあるのか。

冤罪裁判の結論は?

2012年02月16日 16時21分05秒 | Weblog
冤罪裁判の結論は?

「報告・了承」供述、どう判断=元秘書調書、17日に採否決定-小沢元代表公判

 資金管理団体「陸山会」の土地取引をめぐり、

政治資金規正法違反(虚偽記載)罪に問われた

民主党元代表小沢一郎被告(69)の第14回公判が17日、

東京地裁(大善文男裁判長)であり、

石川知裕衆院議員(38)ら元秘書3人の捜査段階の供述調書(検事の作文)について、

証拠採用するかどうかの判断が示される。

小沢被告の共謀を示す直接の証拠は、虚偽記載を報告し、

了承されたとした石川議員らの調書しかなく、

採否の判断は公判の行方に重大な影響を与えることになる。

 石川議員は捜査段階で、土地購入費の4億円を報告書に記載しないことを報告し、

小沢被告が「そうしておいてくれ」と答えたと供述した。

池田光智元私設秘書(34)も、土地購入を翌年にずらして記載することを伝え、

「分かった」と了解を得たと供述していた。

ーーーーーーーーーーーー

 石川議員と池田元秘書は公判で供述を翻し、

小沢被告への報告などを全面的に否定した。

小沢被告も報告は受けていないと改めて訴えた。

(2012/02/15-15:18)

野田の消費増税を止められるのは小沢のみ 小沢一郎の決断は如何に?

2012年02月16日 16時02分28秒 | Weblog
野田の消費増税を止められるのは小沢のみ 小沢一郎の決断は如何に?
(世相を斬る あいば達也)より

 昨日の日経平均235円上がりましたね。

日銀、財務省の皆さま恭悦至極です。(笑)

まぁ何処まで続くか判りませんが、株価の下振れ懸念が払拭されただけでも、善しとしなければなりません。

ただ、今回の日銀の1%の物価上昇目標「物価安定のめど」と云う官僚言葉が、為替相場円を対ドル90円まで持って行けない限り、外資系ファンド中心の買い展開一巡で萎むだろう。

 今回の日銀決定は、FRBバーナキンと日銀白川の親密性から考えても当然なのだが、バーナキンは昨年春くらいから、白川にインフレターゲットの導入を推奨していた。

理由は判らないが、白川はそのアドバイスを無視し続けた。

日銀が幾ら物価の番人で、特にインフレ恐怖症的な性癖を持つと云っても、デフレが10年も続けば、こりゃ拙いと思うのが当然なのに、そのような動きをしなかった理由は、今ひとつ理解出来ない。

 FRBのバーナキンは、FRBの機能には「物価の安定と健全な経済成長・雇用確保」がある、と明言している。

しかし、我が国日銀には「物価の安定」がすべてである。

経済が疲弊し、雇用が喪失しても、日銀の打てる手は、金融緩和・ゼロ金利政策以外にないと云う立場だ。

それでは、何故此処に来て、日銀がインタゲ紛いの「物価安定のめど」1%程度のインフレなんてモノを決定したのかだ。

 3月年度末に向けて株価を上昇させないと拙いと云う思惑もあるだろうが、それ以上に、野田の消費増税法案提出に向けて、経済が上向く空気を醸成する連動政策を自発的か強制的に採らされた、と見るのが妥当だ。

国政上も世論上も、野田の消費増税に賛成する勢力は、実質的に30~40%程度だろう。

少なくとも60%は反対だ。

財務省が、国債暴落論を記者クラブを通じたり、経済学者、評論家を抱き込むようにご説明に走りまわる姿は聞き迫るものがある。

 野田がシロアリ発言の赤っ恥をもろともせずに増税に走るのも「国債暴落論」に呪縛された証だろう。

外資ファンドが売り浴びせで、日本国債が大暴落、急激な金利上昇を招き、最終的に国家がギリシャのようにデフォルトすると云う暴落論だが、このシナリオはあり得ない。

J・ソロスでも、日本の財政規模になると、ファンドが売りを仕掛けても即刻資金ヒートしてしまい、日本の金融資産規模に負けてしまう。

挙句に、金利が上昇するので、日本の海外流出資金が国内回帰するので、海外の国債市場が大混乱になる。

日本の資金の多くは米国に流れているわけだから、日本国債暴落は米国国債の暴落に繋がる。つまり、日本国債売り浴びせ論は荒唐無稽なのである。

 にも拘らず、野田と云うか財務省は“このチャンスを逃したら、消費増税は再び2,30年出来ないぞ!”と云う決意でいる。

民主党、菅・野田を旨い事洗脳出来たのだ、もうこんなチャンスは二度と生まれない、それに民主党の命も後1年あるかないか、何が何でもと云う命賭けての大勝負なのである。

*そこで、この命賭けての勝負に出る為には、野田佳彦の洗脳を更に強化しておく、政治的背景が必要になる。

このままでは、野党自民党が増税に賛成反対する怖さより、党内小沢一郎の増税反対姿勢を抑え込める、と野田に信じ込ませる筋書きが必要になる。

此処で使われるのが、小沢一郎裁判だ。

仙谷らしき人物が、最高裁事務総局のパイプを通じて“小沢有罪の線を確認”なんて週刊誌報道もあるようだが、そう云う事ではない。

 内閣総理大臣の裏権力は、我々が考える何倍もの力が存在すると云うのが、麻生・菅らの傍若無人から見えてきている。

法務省、検察、検察審査会、最高裁に対し、指揮権発動と云う伝家の宝刀を抜かずに、同様の効果を齎す、“あの件はどうなっているか?”と云う、「阿吽の呼吸指揮権」が存在する。

行政の長である我が国の内閣総理大臣には、考えると米国大統領以上に強い権限が集中している。

三権分立が二権分立状態(立法・行政司法)であり、司法は人事と予算で、行政から相当の関与を受ける立場にある。

 検察、裁判所の予算配分も総理の一言で変わり得るし、裏金疑惑を見て見ぬふりする裁量も、総理にある。

その代わり、検察、裁判所には総理退陣後、元総理を逮捕し、牢獄に閉じ込める権利を留保している。

行政と司法は、或る意味で癒着が双方の利益に合致するように作られている。

トンデモナイ、三権分立だし、民主主義の国家なのである。

 この土壌を念頭に、小沢裁判と消費増税法案提出の日程を合わせて見てみると、アッヤヤ!である。

3月末から4月中旬までに衆議院通過と云う日程だとすると、小沢裁判の判決は4月下旬。

小沢一郎は、自らの裁判の行方を気にした儘、衆議院の採決に臨まざるを得なくなる。

小沢一郎が総理の「阿吽の呼吸指揮権」に無知なら、この手は使えないのだが当然知っている。

小沢に対峙する勢力は、小沢が国政のすべてを知っている前提で、トラップを仕掛けている。

 このような日程で進む限り、野田霞が関陣営は、小沢は動けないと読むに違いない。

消費増税採決に、小沢は欠席だとしても、連なる面々には“自己責任投票”と相成る。菅直人不信任採決のデジャブだ。

今から、小沢一郎が満足できる、増税前の行財政改革が出来るわけもないので、柳の下のドジョウを泥鰌総理が狙う按配だ。

 さて問題は核心だ。此処で最も重要な問題は何だろう。

筆者は、唯一の問題は、小沢一郎が“やはり人の子”と言われるように、己の裁判の有罪無罪の為に、デジャブを繰り返すかどうかに掛かっているのだと思う。

明日の大善裁判長の石川証言の採否がポイントではない。

最近の裁判を見る限り、証拠なんてものはどうでも良い、特に政治絡みの裁判は、時の最高裁事務総局の意向、延いては内閣総理大臣の意向が反映すると看破すべき。

ジタバタしても始まらないわけである。

 最終的には、小沢一郎が国家国民の為に、わが身を捨て、有罪覚悟で法廷闘争を続ける覚悟で臨むか、安全策を採 か、それは小沢一郎の決意次第である。

ただ、補足的言うならば、有罪判決を受けた場合、政治影響力の低下は一定の範囲で起きるだろうし、その後の政局で、消費減税と云う奇策も残されているのだから、無理をしない選択もあるのだろう。

あくまで、国民にとって不利な政策が成立しても、手間はかかるが、プラスの政策を打ち出し、不利を帳消しにする政策が打てるのも事実だ。

少なくとも、17日の大善の証拠採否に一喜一憂することなかれである。

国会中継をいつの間にか止めてしまったNHK

2012年02月16日 15時59分07秒 | Weblog
国会中継をいつの間にか止めてしまったNHK・・・(天木直人)より                                                    
 国会では連日質疑応答が続いているのになぜNHKはいつのまにか
実況中継を止めてしまったのだろう。

 来年度の予算審議が本格的に始まったばかりというのに。

 国会での政策論議は民主主義の命だと言ってきたのに。

 新聞が報じる国会の断片的な審議模様では不十分だ。

 記者の能力では、何が重要か正しく判断できない。

 新聞社の偏向で報道するテーマが取捨選択されるおそれがある。

 やはり実況中継を見て、聞いて、政治のていたらくを判断しなければ
国民は本当の事はわからないのだ。

 いつからNHKは予算委員会の中継を最初の2、3日だけに限る
ようになったのだろうか。

 いつもこんな風だったかなあ。

 国会中継を行なわない時にどのような番組をNHKは流している
というのか。

 どうみても国会中継より優先しなければないような番組とは思え
ない。

 国会中継など見ている国民は確かに少ないだろう。

 しかしNHKはスポンサーに顔色うかがって視聴率を気にする必要は
ないはずだ。

 視聴率が低くても関心を持つ国民はいるはずだ。

 国会審議中継ぐらいはちゃんと中継したらどうか。

 民主主義の基本だと言っていたのは誰か。

 まさか窮地に追い込まれている野田民主党政権の姿を隠すためで
はないだろうな。

 そう思いながらはたと気づいた。

 NHKの最大のスポンサーは政府であった。

 国会中継をすればするほど野田民主党政権の不首尾が露呈され、
支持率がどんどんと落ち込んでいくから、止めてくれとスポンサー
から要求されていた?

 そんな馬鹿なことはないだろう。

 だったら何故まともに実況中継を続けないのだろう。

2月17日日本は重大な局面を迎える

2012年02月16日 15時53分08秒 | Weblog
2月17日日本は重大な局面を迎える・・・(植草一秀の『知られざる真実』)

 小沢一郎民主党元代表に対する公判が開かれているが、2月17日に重要な局面を迎える。
 
「小沢氏に報告し了承を得た」との記述がある石川知裕衆議院議員の供述調書を証拠採用するかどうかが判断される。
 
 東京第五検察審査会が小沢氏を「虚偽記載」の共謀共同正犯の疑いで起訴したのは、この石川氏調書の任意性を認めたからである。

「任意性」というのは、調書にある署名をした人物の意思に基づいて作成された調書であるのかどうかを指す言葉だ。
 
 ところが、昨年12月15日に開かれた公判で、この石川氏調書について東京地検が作成した捜査報告書に重大な虚偽記載があることが判明した。
 
 東京地検は小沢氏に対する検察審査会の審査要請に対応して、この調書に関して石川知裕氏に事情聴取を行った。

その事情聴取に関して田代政弘検事は、捜査報告書に次のような記載を行った。
 
「私(石川知裕氏)が『小沢先生は一切関係ありません』と言い張ったら、検事から、『あなたは11万人以上の選挙民に指示されて国会議員になったんでしょ。

小沢一郎の秘書という理由ではなく、石川知裕に期待して国政に送り出したはずです。

それなのに、ヤクザの手下が親分を守るためにウソをつくのと同じようなことをしたら、選挙民を裏切ることになりますよ。』と言われたんですよね。

これは結構効いたんですよ。堪えきれなくなって、小沢先生に報告し、了承も得ましたって話したんですよね。」
 
 東京第五検察審査会は、田代政弘検事作成のこの捜査報告書を受けて小沢氏に対する起訴相当議決を行ったとされている。

つまり、捜査報告書は石川氏調書の任意性を強く裏付けるものになっている。
 
 このことから、石川氏による「小沢氏に報告し了承を得た」との供述の任意性が認定できると判断し、小沢氏の共謀共同正犯が成り立つと判断したとされているわけだ。
 
 これが昨年12月15日後半で全面的に覆された。
 
 田代政弘検事作成の捜査報告書に重大な「虚偽記載」があることが判明したのだ。

判明した決め手になったのは石川氏が密かに収録した録音テープだった。

検察による事情聴取に際して、石川氏はその内容を密かに録音した。

佐藤優氏のアドバイスによる盗聴だった。
 
 この録音テープには、田代政弘検事作成の捜査報告書にあるようなやり取りは存在しなかった。

つまり、田代検事はまったく事実無根の内容を捜査報告書に記載したのである。
 
 しかも、これが、検察審査会が起訴相当議決を行う決定的理由になったのであるから、田代検事の「虚偽記載」の罪状は極めて重い。


 さらに、昨年12月16日の公判では、元大阪地検特捜部検事の前田恒彦氏の証言が行われた。

前田氏は村木厚子厚労省局長に対する冤罪事件で、証拠のフロッピーディスクを改ざんした罪で実刑判決を受けて、現在服役中の人物である。
 
 この前田恒彦検事が多くの重大証言を行った。
 
 重大証言のポイントは以下の三点だ。
 
1.東京地検は小沢氏に対して「見込み捜査」を行っていた。

東京地検は小沢氏が裏金を受領しているとの見込みに基いて巨大な強制捜査を繰り返し、その過程で、「これは検察と小沢氏の全面戦争だ」と発言していた。
 
2.実際の捜査では小沢氏が裏金を受領していないことを裏付ける多数の証拠が得られ、この証拠資料ファイルが作成された。
 
3.しかしながら、検察は、小沢氏の裏金疑惑はシロであることを示す証拠資料集を隠蔽し、検察審査会にも提出しなかった。
 
 つまり、検察が組織ぐるみで、小沢氏に対する検察審査会による起訴相当議決が示されるように誘導したとの疑いが濃厚になったのである。
 
 東京地検は1年以上にもわたる強制捜査の果てに、小沢氏に対して不起訴決定を示した。

これを不服だとして再審査請求があり、東京第五検察審査会が審査を行ったとされている。
 
 東京地検は検察審査会に対して、なぜ小沢氏を不起訴にしたのかについて説明する責任を負う。

したがって、地検は検察審査会に対して、小沢氏がシロであることを裏付ける証拠資料集を開示して、説明する必要がある。
 
 ところが、東京地検は検察審査会に対して、逆に、小沢氏がシロであることを裏付ける証拠資料集を隠蔽したのである。
 
 そして、それだけでなく、石川氏に対して行った事情聴取に関して、事実無根のでっちあげ「虚偽記載」満載の捜査報告書を提出したのである。

 まさに、国の根幹を揺るがす検察巨大不祥事である。
 
 全国紙が連日1面トップで報じる必要がある重大事案である。
 
 ところが、メディアがこの最重大事実をまったく報道しない。
 
 したがって、一般国民は、この重大事実の詳細をほとんど認知していない。
 
 これだけの状況証拠がそろっているのであるから、東京地裁が石川氏調書を証拠採用することはまず考えられないが、重大な関心をもって2月17日後半を注視する必要がある。
 
 証拠採用請求が却下されれば、事実上、小沢氏の共謀共同正犯を裏付ける証拠は存在しなくなる。
 
 残るは、小沢氏が法廷で証言した証言内容の信ぴょう性について、裁判所がどのように判断するのかになるが、心象のみで有罪判決を示すことは、さすがに暗黒裁判所の誉れ高い東京地裁も躊躇せざるを得ないのではないか。
 
 この意味で、裁判はいよいよ重大な局面を迎えつつあるのだ。

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コメント

01. 2012年2月16日 12:49:03 : eJcwQUA9aU
検察の横暴な不正が捜査を担当した元検事の証言によって法廷上で暴露された。
これだけでも裁判史上に残る検察の汚点であり、それのみならず、検事による暴走ではなく、検察が組織ぐるみで行い、マスコミに虚偽情報を流し続けたことは万死に値する犯罪である。
これに、裁判所が与することになれば日本の司法界は頓死することになってしまう。


02. 日高見連邦共和国 2012年2月16日 13:23:09 : ZtjAE5Qu8buIw : Ihir5pcR5A
“楽しみ”といか言いようがありません!
もちろん、そこで成される“判断”の内容ではなくて、
その判断でもたらされる”影響”が、です。

ワクワク。


03. 2012年2月16日 13:24:05 : Id2YMNlmlL
早速、痴犬特捜部はこの日に合わせてオリンパス逮捕でスピンコントーロール。


04. 日高見連邦共和国 2012年2月16日 13:28:02 : ZtjAE5Qu8buIw : Ihir5pcR5A
“スピン報道”はもう、朝青龍ネタでおなか一杯っス!


05. 2012年2月16日 13:59:55 : rWmc8odQao
和田武士氏
「元秘書3人の公判では調書が却下される一方、他の証拠に基づき全員が有罪とされた。指定弁護士は、虚偽記載に伴う銀行融資の書類への元代表の署名押印なども証拠として提出し、裁判所はこうした証拠や元代表の法廷供述などを総合的に判断するとみられる。」
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20120216ddm041010162000c.html
日本の裁判官は、証拠ゼロで有罪にするという痛い人たちですからねぇ…
その痛い人の飼い犬になるマスゴミなど、どうしようもないレベルですが、まぁ、どのくらい正常に戻ったのか拝見いたしましょう。
裁判官がキチンとものごとを判断できるかどうか。記者が、それを正しく報じられるかどうか。日本国の民度が問われますな。

植草氏、がんばってください。応援しております。


06. 2012年2月16日 14:29:28 : VPGxDpYAvc
どんな“スピン報道”が計画されていて、暗黒裁判所がどのような判断が下されるか?と言う意味でも明日は楽しみですね。
いずれにしても、その判断により検察巨大不祥事と言う「この重大事実」が国民の目にさらされることを願う。
お馬鹿大マスゴミの“スピン報道”は水面下で既に準備済みだろう。
もしくは、完全スルーで何事もなかったのように無視を決め込むのか?

くだらない「オセロ・中島」とあの霊能者が出てくるように思う。


07. 2012年2月16日 15:30:58 : lRYfivAqeo
さ~~~ぁ。裁判所がまともに機能しているかが、問われている。
今まで通りの判決を下せば、必ず大騒動に繋がって行く!!!!
悪盗検察が仕出かした大罪を、庇いだてすれば大善自身の首が締まる。

以前は検察、警察、裁判所は、我々の為に働いていると思い込んでいた。
尊敬もしていたが~~~~ぁ今は違う!!!不信感が増幅中。爆発寸前だ!!

さっさと謝罪しろ!!!冤罪事件に加担した妖怪組織全ての者に天罰が下る事
を、祈っていますよ!!!!


08. smile 2012年2月16日 15:40:16 : YS0vUcxYtGi62 : 6mp0wtFJYz
明日は非常に重要な日になりそうですね。
小沢さんの無罪はもちろん、公訴棄却による一日も早い政治活動の自由が訪れる事を願います。

ここにきてかなり小沢さんに有利な状況が揃ってきたと思いますが、それとともに小沢さんの生命の危険を危惧します。

明日、あっさりと公訴棄却がされるようなら非常に危険な予感があります。

今までの一連の流れを見ると、小沢さんに対して最後の手段に出る可能性がある団体が存在することは阿修羅読者なら皆さんご存知だと思います。

しかし、この状況こそが仕組まれた物ではないか、と考えます。

つまり、小沢さんに対し理不尽な攻撃を企てる団体が存在することを世に知らしめるために阿修羅が利用されているのでは、と思うのです。

全てが国家権力を操るもの達の手の内にあり、小沢さんを過激に糾弾する団体もその駒に過ぎず、国家権力が自ら手を下そうが下さまいが、その団体が責任を負う仕組みが出来てしまったと考えます。

小沢さんの周りにいる方には今まで異常に警戒してほしいと思います。