明日を信じられる時代になって欲しい。日常の活動日記

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内部被爆者の免疫力が低下している!なんとも不吉なニュースである

2011年09月29日 23時20分59秒 | Weblog
内部被爆者の免疫力が低下している!なんとも不吉なニュースである.・・(飯山一郎)

マイコプラズマ肺炎、急増=過去最多で高止まり-被災地も要注意

例年、冬に流行するマイコプラズマ肺炎の患者が今夏急増し、高止まりしていることが29日、分かった。

国立感染症研究所(東京)に毎週報告される患者数は6月下旬に過去最多となった後、9月に再び更新。現在も昨年の2倍で推移している。

東日本大震災の被災地でも増えた県があり、同研究所は早期の受診と手洗いやマスクによる感染防止を呼び掛けている。
 
マイコプラズマ肺炎はウイルスと細菌の中間の微生物が原因。

激しいせきと高熱が長引き、髄膜炎や脳炎などを併発する恐れもある。

30歳ぐらいまでの若い年代での発症が多いという。
 
全国約500の病院から同研究所に報告される1週間ごとの患者数は、6月20~26日に昨年同期比1.7倍の355人と過去最多に。

その後も300人前後で推移し、9月12~18日は同2.3倍の397人(速報値)。

8月上旬以降は2倍を上回ったまま高止まりしている。
 
1月から今月18日までの累計は同1.4倍の8528人で、記録の残る1999年以降で最多だった昨年1年間の1万333人を上回る勢いだ。

同研究所の安井良則主任研究官は「通常は夏に増えても秋には減るのに、むしろ増えており注意が必要だ」と指摘する。

(2011/09/29-05:20)
 
マイコプラズマ肺炎急増の原因は,マスコミと政府は絶対に言わないだろう.

 かわりに私が断言する!

 内部被曝が6ヶ月間も続いたので免疫力が低下しているのだ.

 どうしたらいいか?

 米とぎ汁乳酸菌の散布と摂取である.

 免疫力を大きくアップさせるには,豆乳ヨーグルトが一番だ.

 よく発酵した豆乳ヨーグルトが含有する乳酸菌の密度は,米とぎ汁の10倍!

もある.

 免疫力をアップするには,腸内の乳酸菌密度を高めることだ.

 腸内の乳酸菌密度が高まれば,血中のマクロファージがグーンと増える.

 免疫力とは,血中マクロファージの数だ.

 免疫力が高いということは,血中にマクロファージが大量にいる! ということだ.

 とにかく! 毎日! 豆乳ヨーグルトをつくって食べる! いいね!

 免疫力がアップすれば,

マイコプラズマ肺炎なんて,ちっとも怖くない!

からね.

欧州安定化基金の強化法案可決。最大拠出国の独議会

2011年09月29日 23時15分44秒 | Weblog
欧州安定化基金の強化法案可決。最大拠出国の独議会

【ベルリン共同】ドイツ連邦議会(下院)は29日、財政危機に陥った

ユーロ圏諸国を支援する「欧州金融安定化基金」の機能を強化する法案を

賛成多数で可決した。

最大の拠出国であるドイツの承認により、ユーロ圏の危機対応は前進した。

30日に予定の連邦参議院(上院)でも可決は確実な情勢だ。

基金の機能強化にはユーロ圏全17カ国の議会承認が必要で、

最大の関門だったドイツを含めこれまでに11カ国が承認した。

国内に反対論が根強いオランダやスロバキアの採決が10月に予定され、

予断を許さない状況だ。

(共同通信)

経済失速下の増税に懸念=民主・小沢氏

2011年09月29日 23時10分48秒 | Weblog
経済失速下の増税に懸念=民主・小沢氏・・・時事通信
 
民主党の小沢一郎元代表は29日夜、都内の日本料理店で自らに近い

衆院当選1回議員数人と会食した。出席者によると、

小沢氏はユーロ圏の債務危機に端を発する世界経済失速の可能性に触れた上で、

「日本も増税と言っていられなくなるのではないか」と懸念を示した。

東日本大震災の復興のための臨時増税に関しては言及しなかった。 

 野田佳彦首相の政権運営については、「頭を下げることも大切だが、

リーダーとして強引にやらなければいけないときも来る」と述べた。

(2011/09/29-22:59)

市場がもてあそぶ政府保有株

2011年09月29日 22時29分50秒 | Weblog
市場がもてあそぶ政府保有株・・・(日刊ゲンダイ)

復興財源を捻出するため政府が売却方針を打ち出しているJT株が、市場のオモチャになっている。

きのう(28日)は一時、年初来高値となる39万6500円をつけたが、後場に入ってジリジリと値を下げ、高値から4万円安の35万6500円で引けた。

「完全民営化で経営の自由度が増せば業績の好転が見込めると読む投資家が多い。

一方、浮動株が増加し、1株当たりの価値が希薄化すると警戒する人もいます。

さまざまな思惑が交錯して株価が乱高下しているのです」(市場関係者)

本業とは関係ないところで高騰したり暴落したりするのだからJTはたまったものではないだろうが、そんな“不安定株価”はしばらく続きそうだ。

株式アナリストの櫻井英明氏が言う。

「JT株に関する財務大臣や政府関係者の発言はすべて材料視されます。

その一言、一言が株価を動かします。

JT株と同じく政府が売却方針を固めた国際石油開発帝石や石油資源開発も同様です。

それ以外にも政府保有の株式はありますが、売却観測から株価は激しく動くことになるでしょう」

財務大臣と経済産業大臣が大株主に名を連ねる上場企業は10社(別表参照)。

携帯向けソフト開発に強いACCESSや、フグ料理チェーンの関門海、マンション大手の明和地所、京都府と福井県が地盤の京福電気鉄道なども保有している。

「相続税を株式で支払うケースもあり、それが政府保有株になっている」(市場関係者)という。

28日終値ベースでの政府保有株の資産価値は合計4兆1000億円に上っていた。

政府に3分の1の保有義務があるNTTを除いても2兆円以上である。

これだけのマネーが市場に放出される可能性があるのだから、証券関係者の目の色が変わるはずだ。

政府に株式を保有されている会社はハタ迷惑な話だが、株価の値動きは激しくなりそうだ。

その分、儲けるチャンスも増すことになる。

〈政府保有株〉
社名
保有株数
保有比率
資産価値
JT
500万1000株
50.0%
1兆7828億5650万円
NTT
5億3056万株
36.6%
1兆9365億4400万円
国際石油開発帝石
69万2000株
18.9%
3318億1400万円
石油資源開発
1943万株
34.0%
555億6980万円
ACCESS
※1 2万2993株
5.8%
12億4622万円
関門海
※2 5417株
8.6%
2億1288万円
京福電気鉄道
162万株
8.1%
※3 2億3814万円
明和地所
44万株
1.7%
1億5488万円
フィンテックグローバル
2万株
1.6%
6170万円
ぷらっとホーム
472株
3.4%
1420万円
合計


4兆1087億1232万円
保有株数は11年3月末時点、ただし※1は11年1月末、※2は11年5月末。資産価値は9月28日終値で算出、※3は27日終値

クリントン長官を副大統領候補にするしかない

2011年09月29日 22時25分48秒 | Weblog
クリントン長官を副大統領候補にするしかない

[春名幹男「国際情報を読む」]・・・ (日刊ゲンダイ)

決断力なき「日本化」現象を批判されるオバマ米大統領(50)。

このほど総額4470億ドル(約34兆円)規模の雇用創出法案を発表したが、ニューヨーク・タイムズ紙は「指導力の危機」と冷や水を浴びせた。

ワシントンで会った民主党支持者は「なぜこれを1年前に提案できなかったのか」と手厳しい。

テレビではコメンテーターに「いずれ野党共和党と妥協する」などと冷たくあしらわれた。

世論調査の支持率は45%程度に下げ止まったままだ。

対照的に、人気上昇中の政治家がヒラリー・クリントン国務長官(63)。

このほどブルームバーグ通信が行った世論調査で彼女が「最も人気のある政治家」との結果が出た。

それによると、彼女を「好ましい政治家」と見るのは米国民の約3分の2で、約1年前の調査(約25%)から大幅に増えた。

民主党支持者の約90%、共和党支持者の約35%、無党派層の63%が彼女を「好ましい」と答えた。

来年の米大統領選に向けて、台風の目になりつつある保守派運動組織「ティーパーティー(茶会)」の支持者の間でも、44%が「クリントン大統領」だったら、「米国は良くなっていた」と回答したほど。

3年前の2008年大統領選挙民主党予備選では、クリントン氏はオバマ氏を最後まで追い上げた。

その結果について、「失敗だった」と残念に思う米国民は3分の1もいることが分かった。

そんな情勢から、来年の大統領選では、クリントン長官を副大統領候補とし、外交に強いバイデン副大統領(68)を国務長官に回す、というアイデアを党内で検討中、といわれる。

オバマ大統領は3兆ドルの財政赤字追加削減策として富裕層への増税案も発表、珍しく戦う姿勢を示してはいる。

しかしこれまでは、法案審議で共和党の厳しい反対に遭うと、両党案を足して2で割ったような最終案で合意するのが常だった。

そんな腰砕けの連続に米国民は失望し続けてきた。

ニューヨーク・タイムズ紙世論調査では、約60%が「大統領はもっと共和党に対して挑戦を」と答えている。

他方、ベイナー下院議長(61)ら共和党議会指導部に対する米国民の支持率も低い。

自民党支持が伸び悩む日本に似ている。

【裁判所は、裏献金の証拠を示せ】

2011年09月29日 19時37分31秒 | Weblog
【裁判所は、裏献金の証拠を示せ】・・・(オリーブの声)より

陸山会事件の判決が下された。

国会では、野党が一致して石川議員や小沢氏の喚問を云い出している。

ネットでは、両論の意見が交錯している。

本紙は、只今、昨日の群馬県を含む広域放射能汚染地図の分析の最中であるが、本件についても所感を述べておく。

まず国会の様子を見て、暗澹たる気持ちに陥る。

昨日公表された放射能汚染地図から、明らかに東京、埼玉、千葉の一部に汚染地域があることは確実で、早急な除染が必要だと考えた。

しかし国会は、今日も政局一辺倒であり、落胆を禁じえない。

政党政治の限界を露呈した危機感の無さがそこにある。

本紙は、放射能汚染に於ける晩発障害を調査しており、そのうち本気で書くつもりだ。

国会議員は、国民の代表者であり、我々国民の健康や安心のために献身的に働くのが本質であるが、現在、国会にあるのは国民無視のドタバタ争いである。

このところまともな政策論争など聞いたことが無い。

陸山会事件に於いての主眼は、1億円裏献金の存在であり、本紙はそんなものは無いと指摘してきたし、今後もその立場は不変である。

期ズレについては、それは政治資金規正法の基本的な法理念から、報告されていれば良いと主張してきた。

しかしながら期ズレについては、政治資金収支報告書が単式簿記であるとすれば、指摘される可能性もあると見ていた。

だが判決では、「天の声」は認めるわ、「1億円裏献金」は認定するわで、この二点には大きな違和感を禁じえない。

特に1億円裏献金については、いったい何処から入り、そのカネが何処にあるのか、全く裁判所も説明していないし推認に過ぎない。

現金は、現物であり、それが何処にあるか、政治資金収支報告書との流れを我々国民に説明できなければならない。

少なくとも、政治資金収支報告書の収支に問題は無い。

すると何処に、カネがあるのか、裁判官はそれを我々国民に判決で指摘する必要がある。

そんなに困難な話ではない。

いついつ何処からどのようにお金が入り、それがどのような流れになり、それが政治資金収支報告書との関係ではこうだと説明できなければならない。

推定無罪とは、刑事裁判における立証責任の所在を示す原則であり、「検察官が被告人の有罪を証明しない限り、被告人に無罪判決が下される」ということを意味する
(刑事訴訟法336条)。

この国はいつから推定有罪の国になったのか。

今からでも良いので、小沢邸を捜索でもなんでもして、金の流れの全容を我々国民に説明すべきである。

それが出来なければ裁判所による、戦後最大の冤罪事件となろうし、我々国民は本件判決は、組織防衛の為にするものと判断する。

すなわち、絶対にあってはならないものということだ。

筋としては、大久保元秘書にも有罪が下っており、今後、小沢一郎氏自身に実刑判決が出る可能性が高い。

なお巷間取材もしており、国民は「小沢一郎を塀の中に入れようとしている」と云った声が多い。

少なくとも先の選挙に於いて3000万人近くが民主党に投じている。

その場合、有権者の3人に1人が民主党に一票を投じている計算だ。

そこには小沢氏の政治手腕への期待があった。

したがって国民は、この判決を見て、裁判所も「小沢つぶし=国民の改革の声つぶし」に加担しているのだと落胆しているのである。

すっかり回れ右してしまった民主党と小沢つぶしだが、小沢氏は乾坤一擲、反撃に出るべきである。

攻撃は最大の防御である。
 
セラヴィ

スイスが脱原発を決定している時に我が国は相変わらず小沢氏の証人喚問云々

2011年09月29日 19時32分27秒 | Weblog
スイスが脱原発を決定している時に我が国は相変わらず小沢氏の証人喚問云々
スイスが脱原発を決定した。
(まるこ姫の独り言)より

>スイス、脱原発を決定=34年までに4カ所全廃・・・時事通信

>スイス全州議会(上院)は28日、福島第1原発事故を受けた原
子力政策見直しの一環として、原発新設禁止と国内4カ所にあ
る原発を2034年までに全廃する政府計画を承認した。国民議会
(下院)では6月に承認されている。

福島の惨状を見て、スイスは素早く対応している。

6月には原発の全廃に向けて承認、そして上院で新設禁止、今
ある4か所の原発も34年までに全廃する方針を決定している。
何と素早い対応だろうか。

いくら、日本と比べて人口や経済が違うといえども、国の方針が
これほど早く脱原発の方向へ進むとは、何ともうらやましい限りだ、

日本では、何か物事を決めるときは、必ず既得権益者たちのす
さまじい抵抗が陰になり日向になり付きまとう。

そして、どんなに議論しても最終的には先送りで、玉虫色の決着
になり、白か黒かが決定された試しがない。

ソフトランディングか、軟着陸か知らないが、落とし所ばかりが重
要視される。

苦戦しています、うんうんと思ったらクリック宜しくお願い致します。

なんで、一度事故が起きるとこれほど人々の未来を否定する原
発が、地震国日本で容認されるのかまったく持って分からない。

他国の素早い対応は、目を見張るしうらやましい限りだ。

先日陸山会事件に対して地裁の判決が下されたが、あっと驚く
様な判決だった。

素人が考えても、状況証拠や、推測や裁判官の価値観、イメー
ジだけで、"推定有罪”にするのはおかしいと感じたが、野党議員
は、中身などお構いなしに、"有罪判決”だけが注目に値すると
思ったか、欣喜雀躍の大喜びで、小沢氏の証人喚問やら、石川
議員に対して辞職勧告案を国会に提出しているが、まずは原発
対応、災害に対しての復旧復興が、最優先だと思うが。

小沢氏の裁判がこれから始まると言うのに、小沢氏を国会で問い
ただしてどうするつもりなのだろう。

司法の事は、司法に任せればよい。

立法府が裁判所の真似をしてどうするつもりなのか。

何のための三権分立だと思っているのだろう。

そして、石川議員に対しても、選挙民が選んだ議員を他からの圧
力で辞めさせる事など出来ない。

優先順位の面から言っても、やるべきことは沢山あるだろうに。

小沢一郎10・6初公判「無罪請負人」スゴ腕弁護士の法廷戦略

2011年09月29日 18時49分17秒 | Weblog
小沢一郎10・6初公判「無罪請負人」スゴ腕弁護士の法廷戦略・・・(日刊ゲンダイ)

ロス事件、村木事件も「無罪」に

驚きの「有罪判決」が出た「陸山会裁判」。大新聞テレビは早速、10月6日に初公判が開かれる小沢裁判にも影響――などとあおっているが、大間違いだ。

もともと、小沢裁判は「無罪」が確実視されているうえ、“無罪請負人”の最強弁護団がついているからだ。

「違法な取り調べが行われた」と、大量の供述調書が却下された「陸山会裁判」。フツーに考えれば、小沢の秘書だった3人の被告は「無罪」が確実だった。

予想外の判決が下されたのは、裁判官にも問題があるが、弁護団があまりに稚拙だったという見方も根強い。

元東京地検検事で名城大教授の郷原信郎氏も判決後、「政治資金規正法の解釈について弁護側がきちんと主張できていたのか」とクビをかしげていた。

「とくにヒドかったのは、石川知裕・衆院議員の弁護を担当したヤメ検の木下貴司弁護士です。

普通は被告人が有利になるような証言を引き出そうとするものですが、彼はダラダラと持論をぶつけ、石川被告に向かって『答えんでもよろしい』『頭詰まってしもうたか』なんて言って勝手に締めくくるのです。

石川被告はシドロモドロになり、裁判官の心証を悪くする始末でした。

質問なのか、何が言いたいのかサッパリ分からない。

検察側も木下弁護士が話し始めると、『また始まったよ』と苦笑する場面が目立ちました」
(裁判傍聴者)

しかし、小沢裁判で弁護を担当するのは、「無罪請負人」と呼ばれる弘中惇一郎弁護士(写真)と喜田村洋一弁護士の2人だ。

ともにロス疑惑銃撃事件などを担当し、検察のシナリオ捜査の矛盾を突き、次々に「無罪」を勝ち取ってきた。

弘中弁護士は、村木厚子・元厚労省局長が無罪となった「郵便不正事件」も担当。

前衆院議員の鈴木宗男受刑者は「1審から弘中弁護士に頼んでいたら絶対に無罪だった」と漏らしたという。

弁護団は小沢裁判をどう闘っていくのか。

「裁判の争点は『小沢と元秘書との共謀の有無』です。

小沢の共謀をにおわせる証拠は、『小沢氏に報告、了承を得た』という石川供述の調書しかない。

しかし、この調書は、陸山会裁判では『任意性がない』と却下されている。

小沢弁護団も調書の任意性を否定するでしょう。

調書が却下されたら、『無罪』はほぼ確実です。

興味深いのは、弁護側の証人に会計学の学者も含まれていることです。

会計上の観点から、そもそも問題とされた政治資金収支報告書には正当性があると主張する方針でしょう」(司法ジャーナリスト)

さすがに小沢裁判は奇怪な判決は出ないはずだ。

国会答弁で口をすべらせた細野原発事故担当大臣

2011年09月29日 18時19分42秒 | Weblog
国会答弁で口をすべらせた細野原発事故担当大臣・・・(天木直人)より
 
 細野原発担当大臣が張り切りすぎて口をすべらせた。

 このことに気づいた国民が果たして何人いるだろうか。

 それを報道するメディアは出てくるだろうか。

 9月29日の参院予算委員会で午後1時過ぎごろだった。

 白浜一良(公明)議員の質問に答えたなかの言葉だ。

 福島原発2号機の原子炉底部の温度がやっと100度を切った、
やっとここまで来た、ここまで来るのにどれほどの関係者の苦労が
あったか、感謝したい、と述べた。

 その言葉には何の異論もない。歓迎すべきことだ。

 しかしその後に彼はなんと言ったか。

 今日の各紙にはこれをよくぞ書いていただいた、そう言って感謝
したのだ。

 確かに今日の各紙は一斉にこの事を大きく報じている。

 それは東京電力が28日に発表したからだ。

 そしてその発表はもちろん細野原発事故担当大臣と打ち合わせ
済みだ。

 周到に準備して、事故処理の工程表が進んでいる事をアピール
したかったのだ。

 しかし、原発事故への東電、政府の対応が順調に進んでいるわけ
では決してない。

 それどころか、除染にしても、原発事故補償にしても、何よりも
被災民の被曝対策も、まったく進んでいない。

 それどころか放射線の封じ込めや、更なる水素爆発の防止策すら、
完全には終わっていないのだ。

 そんな中で、冷温停止が前進したと大報道したメディアに国会の
場で感謝する。

 それがメディアとつるんだ悪意ある情報操作の証拠だとまでは
言わない。

 しかし、間違いなく放射能対策の遅れを覆い隠すものだ。

 原発事故から半年が過ぎて、あの時の脱原発の世論の盛り上がりは、
ウソのようにかき消されつつある。

 ベトナムへの原発輸出が契約され、「やらせメール」の責任をとって
辞めると言っていた九州電力の社長が居座ることになった。

 東電への天下りが大手を判明しても批判はもはや聞こえない。

 一体福島原発事故はなんだったというのか。

 好感度ナンバーワンと担がれたの細野原発担当大臣が、脱原発の機運
に逆行する片棒を担がされているとすればあまりにも情けない。

小出裕章が語る、「飯舘村の年間1mSv以下への除染計画」と「国の除染責任は5mSv以上の地域」 9/28

2011年09月29日 17時16分06秒 | Weblog
小出裕章が語る、「飯舘村の年間1mSv以下への除染計画」と「国の除染責任は5mSv以上の地域」 9/28

2011年9月28日、小出裕章氏が、毎日放送「たね蒔きジャーナル」に出演しました。

飯舘村の住宅地域の年間1mSv以下への除染計画と、国が責任を持って除染するのは年間5mSv以上の地域、ということについて考えを述べています。

=====(文字おこし、ここから)

水野「小出さん、こんばんは」

小出「こんばんは」

水野「よろしくお願いします」

小出「こちらこそ」

水野「そして東京には近藤さんです」

近藤「よろしくーお願いしまーす」

小出「はい。こんばんは。よろしくお願いします」

水野「えーまず、除染の話なんですけれども。」

小出「はい」

水野「福島県飯舘村が除染の計画を公表しました」

小出「はい」

水野「これによると、およそ2年で住宅地域の放射性物質の除去を終えると、いう計画なんですが。

その時の目標値、ですが。住宅地域の追加の被ばく線量が年間1ミリシーベルト以下になる、そこまで抑えることを目標にしていると言うんですね」

小出「はい」

水野「ただ、小出先生。国はその一方で、こうした、あー、事を言っております。

えー、国の責任で除染をすると野田さんもおっしゃっておりましたが、国の責任で実施する除染について、環境省がその原則は、年間の追加の被ばく線量が5ミリシーベルト以上の地域を対象とする、っていってるんです」

小出「はい」

水野「つまり、5ミリシーベルトに達していない地域については、国は除染をしないという意味ですよね、これ基本的には」

小出「そうです」

水野「そうしますと、飯舘村の皆さんは、1ミリシーベルト以下にしたいとおっしゃってるんですが、だいぶ、1ミリシーベルトと5ミリシーベルトに目標値の大きな開きがあると思うんです。」

小出「はい」

水野「これ、どうお感じですか」

小出「飯舘村の言ってることは正しいし。

えー、日本の国は自分の決めた法律を率先して破ると言っているのですね」

水野「本来年間1ミリシーベルト以上を被曝してはならないんですよね」

小出「そうです」

水野「誰であっても。普通の場合」

小出「もし私が、管理区域から放射性物質を持ち出して、で水野さんなり近藤さんなりに1ミリシーベルト以上の被曝をさせるようなことをすれば、私は法律に則って処罰をされるはずです。」

水野「ああ、そうか、そういう法律を日本は持ってるんですね」

小出「そうです。はい。」

水野「ところがその、国がですね」

小出「はい」

水野「5ミリシーベルト未満のところは除染をしないと、言っている話」

小出「はい」

水野「こうなると、え、近藤さん」

近藤「はい」

水野「飯舘村のように1ミリシーベルトに抑えたいとなったら、後は自力でお金、自分のところでやってくださいってことになりかねないんじゃないんですかね」

近藤「うん。という問題も同時に出てくるでしょうが。

僕はもっとうがって言うと……1ミリシーベルト……だったら際限がないから、やれないからじゃないですか。」

水野「はあ……。1ミリシーベルト以下にするという風に言ったら、小出先生、現実的にどうなんですか?」

小出「えー、私は、除染はすべきだと、これまでにも発言してきました。

ただし、その除染をすべき場所というのは、子供たちが集中的に遊ぶというそういう場所に限って私は除染をしてほしいと言ってきました。

えー、学校の校庭であるとか、幼稚園の園庭であるとか、あるいは家庭のまあ、ちいちゃな子どもが遊ぶ庭であるとか。

そういうところは表土を剥ぎとって欲しいと言ってきましたけれども。

出来るのは、そこまでだと、私は言ってきたつもり、です。

えー、それ以上の除染というのはものすごく困難ですし。

えー、田圃や畑の除染というのは、まずは原則的にできません! 森林も除染はできません」

水野「これ田んぼや畑が原則的にできないとするのは、どうしてなんでしょう?」

小出「えー、土を剥がした田圃や畑は死んでしまいます。表土が命です。」

水野「ああー……はあー……そうなんですか」

小出「はい」

水野「うーん。で、森林の場合はですね、この国の考え方ですと。

森林は土壌はもう除去しないで、落ち葉の回収でも対応は可能である、というふうに言ってるようなんです」

小出「落ち葉を集めるということはいいことだと思います。

しかし、落ち葉だけでなくてすでに森林の土壌も汚れてしまっているわけですから。

基本的には除染はできないと言わなければいけないと思います。」

水野「そうしたら、その森林で働く方達、林業の方達は、もう、仕事できなくなりませんか」

小出「えー、そうですけれども。本来であれば1年間に1ミリシーベルト以上の被曝をしてはいけないのですね。

林業関係者も。しかし日本の国はもうそんなことはどうでもいいと言ってるわけですから。……野放しにされると思います」

近藤「あのー先生、落ち葉でもね、」

小出「はい」

近藤「要するに光合成っちゅう働きがあるわけでしょ」

小出「はい」

近藤「でそういう自然の営みー……も……その落ち葉とっちゃったら、その分えらいことですよね」

小出「はい。生態系てい………生態系って言うのは循環していますので、その一部を断ち切るというようなことをやれば、また、それなりの悪影響が出るだろうと思います」

近藤「うーん……」

水野「はあ……。この5ミリシーベルト以上の地域を対象とする除染の計画について、環境省はなんで5ミリシーベルトかと、いう理由の1つにこういうことを言っているようです。

『時間が過ぎれば、放射性物質の量も減るし、風や雨で拡散していくので、目標の年間1ミリシーベルト以下になっていくであろう』

と。これはどうなんですか。科学的に」

小出「何十年か先にそうなります」

水野「何十年か先。」

小出「はい」

水野「何年か先ではないですか」

小出「えー、今汚染をしてる正体は、セシウムの134番と137番です」

水野「はい」

小出「で134番の方は2年経つと半分に減ってくれますので、えー、もし5ミリシーベルトに簡単にできるのであれば、2年後には2.5ミリシーベルトまで、あ、ごめんなさい、セシウム134の部分が、えー、半分に減ると。」

水野「はい」

小出「137のほうは減りませんので」

水野「これはどれくらいかかるんですか?」

小出「137は30年です。ただし、あの環境省が言ったそうですけれども、風やなんかで吹き飛ばされていくものもありますし、地面の下にもぐりこんでくという部分もあって、えー空間ガンマー線量は、30年よりは早く減ると、思います。」

水野「はい」

小出「それでも15年とか、20年でようやく半分になる程度、です。え

ー、ですから今2.5ミリシーベルトの内の半分は137の寄与ですので、えー、それが半分になるとしても、15年後、20年後に、セシウム137が、まだ1ミリシーベルト以上は残っているということになると思います」

水野「ふーん。また、環境省、この5ミリシーベルトについて、こうも言ってますね。

ま、それ以下の低い線量の地域では、表面の土壌を削るなどしても、どんだけ下がるかということでいうと効果がなかなか上がりにくいと」

小出「はい」

水野「言うんです」

小出「はい」

水野「つまりこれは、費用対効果を考えてるって、そういう意味でしょうか」

小出「そういうことですね。」

水野「はあー……。同じお金を掛けてどれだけ下がるかということが見えにくい」

小出「はい」

水野「実施しにくいということですね」

小出「というところはもうやらないでおこうと言ってるわけですね」

水野「うーん。ただこれ、先生がおっしゃるように1ミリシーベルトを目標に、もし除染するとしたら、」

小出「はい」

水野「えー……ものすごい量の除去した汚染土壌が出てきますよね」

小出「その通りです」

水野「えー、今の計画だけでもですね」

小出「はい」

水野「5ミリシーベルト以上のところをやるだけでも、除去すると東京ドーム23杯分の土壌と落ち葉、という量になるそうです」

小出「はい」

水野「えー……それが、福島県の面積の13%に当たるという話も、ありますので」

小出「はい」

水野「全部になると、東京ドーム何百杯分なのか……」

小出「そうなってしまいますね」

水野「わかります。そうすると、それをどうするのかというのも問題ですよね……」

小出「そうです。どう仕様も無いのでどこかにまた積んでおくということしかできません」

水野「飯舘村の計画によりますと」

小出「はい」

水野「除染作業で出た放射性廃棄物は、コンクリート製の容器に入れて、村の国有林、林に仮置きするということなんです」

小出「はい」

水野「この計画は、どのように評価なさいますか」

小出「えーこれまで原子力発電所で、生み出されてきた低レベルの放射性廃物というのがあるのですが。

それは青森県の六ヶ所村に今、ドラム缶に詰めた形で運び込まれていまして。

すでに、23万梵文が六ヶ所村に運ばれています。それはコンクリート製のプールのようなものの中に次々とドラム缶を積んでいって、いっぱいになったらコンクリートの蓋をするということでやっています。

で、ですから、飯舘村の計画はそれに近いような形でやろうとしている、ということだと思います」

水野「んー。今としては、これがベスト……と思われますか?」

小出「うーん……。分かりませんけれども、本当だったらもっとちゃんとやって、青森県六ヶ所村の奴も、私は賛成しているわけではない、のです。

えー、そこに300年間じっとしていて欲しいと国の方は言ってるわけなのですけれども。」

水野「300年……」

小出「はい。300年後という未来は多分予測できない、です。

えー、300年昔のことを言ったら、えー、昭和……元禄時代の忠臣蔵の討ち入りの時代になってしまいますので。

えー、そんな先まで見通すことはできないし、私は六ヶ所村のようなことをやってはいけないとこれまでも言ってきました。

えー、それをまあ飯舘村がやむにやまれずそれをやろうとしているわけで。ん……、大変難しい選択だなあと思います。」

水野「はい。えー……、もう1つ伺いたいのは、文部科学省が公表しているデーターなのですが。」

小出「はい」

水野「セシウムの蓄積の、量を、測定した、汚染マップを公表しております。それを見ますとですね。汚染の帯と呼ぶべき、ですかね」

小出「はい」

水野「これがですね。福島第一原発から250キロも離れているところまで広がっていると。」

小出「はい」

水野「言うんですね」

小出「はい」

水野「えー、で、例えば180キロ離れております、これ、群馬県、ですね、みどり市や桐生市などの一部では、1平方メートルあたり10万ベクレルから30万ベクレル、という数値が出ております」

小出「はい」

水野「これ、どれくらいのものですか」

小出「1平方メートルあたり、4万ベクレルを越えるような汚染物は、えー、管理区域から持ち出してはいけない、つまりそういう汚染物は管理区域の外側にあってはいけないというそういう法律が日本にはあります。」

水野「つまり一般人が立ち言ってはいけない、区域ですね」

小出「もちろんです」

水野「4万ベクレルあるところは」

小出「そうです」

水野「しかしながら、180キロ離れたところで10万から30万ベクレルということです」

小出「はい。そうですね。ですからそれが、大地そのものがそれだけの汚染を受けてしまってるというのですね」

水野「チェルノブイリの時には」

小出「はい」

水野「3万7000ベクレル以上は、もう汚染地域と指定されたんですよねえ……」

小出「はい。そうですけれども。えー、ほんとであればそういう地域に住む人達を避難させなければいけなかったのですが、えー、ちぇ、ソ連という国もそこまでとうとう力が及びませんで。崩壊してしまったわけですね。

ですから、1平方メートルあたり3万7000ベクレルを超えるようなところに、未だに565万人の人が、住み続けています」

水野「はあー……」

小出「日本の場合も、それに近いことになるわけですね」

水野「はあー……。しかしながらチェルノブイリの周辺では、様々な子供たちの悲劇が、伝えられていますよね」

小出「はい。」

水野「それからあの、近藤さーん」

近藤「はいー。」

水野「こういう実態がどんどん明らかになってくると、こんな実態がはっきり分かる前に賠償の枠組み決めていってますけど。どうなんでしょうね」

近藤「そらー、ちょっと意味が無いよねえ。

除染の面積が広がるにつれて、えー、賠償額も当然それに比例していくでしょうし。

ねえ。そうなってくると今決めてる数値というのは仮の数字でしかないよね。あくまでね」

小出「そうですね」

水野「そうですねー……。えーこうした、あの測定した県の汚染マップは文部科学省のウェブサイトで公表されております。えー今日も小出先生ありがとうございました」

小出「ありがとうございました」

近藤「どうもー」

小出「どうも」

水野「京都大学原子炉実験所助教、小出裕章先生に伺いました」

=====(文字おこし、ここまで)