明日を信じられる時代になって欲しい。日常の活動日記

時事ネタ 京都 散策 歳時記 花見頃など

“小沢氏の知恵袋”が激白!検察とは断固戦うべき!

2011年09月27日 23時38分47秒 | Weblog
“小沢氏の知恵袋”が激白!検察とは断固戦うべき!・・・(平野貞夫氏)

民主党の小沢一郎元代表(69)の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる収支報告書虚偽記入事件で、東京地裁は元秘書3人に有罪判決を下した。

裏金受領まで認める厳しい内容に、野党からは小沢氏への議員辞職要求も飛び出しているが、剛腕に起死回生の妙手はあるのか。

「小沢氏の知恵袋」と呼ばれる平野貞夫元参院議員(75)に聞いた。

「想定より厳しい内容だった…」

平野氏は夕刊フジの取材に率直にこう話し、「今回は元秘書の裁判だから、法的には小沢氏には関係はない。

ただ、社会的、政治的影響となると、ちょっと分からない」と語った。

注目の判決内容については、「裁判所が法と証拠に基づかず、検察側や水谷側の主張をなぞって判決を下した。

司法権の域を逸脱した、権力の乱用だ」と厳しく批判した。

ただ、野党陣営は26日の衆院予算委員会で、野田佳彦首相(54)に対し、「(小沢氏に対し)すみやかに議員辞職を求めるなど、民主党代表として指示をされたらいかがか」(自民党の石原伸晃幹事長、54)と迫ったり、証人喚問要求も突き付けている。

民主党内にも「離党勧告をすべきだ」との意見があるが、平野氏は「国民から選ばれた代表(=国会議員)を、こうした不当な判決で葬り去ろうとする手法は、検察ファシズム以外のなにものでもない。

小沢氏は断固、戦うべきだ」と否定した。

小沢氏としては、自身の裁判で無罪を勝ち取り、来年秋の民主党代表選に出馬するとの見方もある。

平野氏は「小沢氏自身の裁判や政治的な行動は、弁護団か本人に聞いてほしい。

接触もしていない。

私たちは検察権力の乱用を訴え、国民から大きな反応を得ている。

こうした活動を続けていく」と話した。

時代逆戻りの判決

2011年09月27日 23時29分02秒 | Weblog
時代逆戻りの判決・・・(ニューロドクター乱夢)

昨日の小沢氏元秘書らの有罪判決の報道を知り、多いに落胆した。

本日の中日新聞は、この判決を評価する識者と評価しない識者の両方の

コメントが掲載されていた。

後者のコメントを紹介するが、その内容を支持する。

時代逆戻りの判決

元検事の落合洋司弁護士の話

直接証拠が乏しい中、判決は「知っているはずだ」「怪しい」という推測を多用し被告間の共謀関係など重要な部分を認定しており、背筋が凍るような思いだ。

推定無罪が原則である刑事裁判の判決は、被告が無罪になる可能性の芽を丁寧に摘む必要があるのに、考慮した跡が見られない。

冤罪(えんざい)を生みかねないこうした論法がまかり通れば安心して社会活動ができなくなってしまう。

検察側は満足するだろうが、時代が逆戻りしたような判決だ。慎重に評価すべきであろう。

追加;落合弁護士のブログを発見

[刑事事件]石川議員らに有罪=「裏献金」受領を認定―元秘書3人の共謀成立・陸山会事件判決 23:57

「大久保被告が石川被告らと共謀したかも争点だった。

地裁は検察側請求の共謀に関する供述調書などを不採用としていたが、判決は、大久保被告が土地の選定や売買契約に深く関与したという状況証拠から、起訴内容の一部を除き共謀を認めた。」

ネットで読むことができた判決要旨も一通り読んでみましたが、特に問題を感じたのは、上記のような事実認定の在り方でしたね。

知っていたはずだ、知っていないはずがない、といった、一種の「決めつけ」の積み重ねで、刑事責任の核心部分である共謀を、安易に認定しているのではないか、こういった手法が広くまん延すれば、状況証拠による認定の美名の下に、次々と冤罪が生み出されてしまうのではないかと、強い危惧を感じずにはいられませんでした。

こういった、薄っぺらい証拠で強気に共謀を認定する裁判所の傾向は、共謀罪問題の際にも各方面から指摘され、共謀罪が立法化されずに現在に至っている大きな原因になったものでしたが、その危険性が、図らずも露呈した、という印象を強烈に受けています。

元特捜部長、副部長といった、弁護士の皮をかぶった検察官のような輩が、こういった認定の在り方を礼賛していますが、このような認定がまん延すれば、検察、警察にとっては、組織犯罪摘発等で便利この上なくても、国民が、思いがけないところで刑事責任を問われ、そのような事実がなく必死に否定しても、怪しいから、疑わしいから、といった薄弱な根拠で有罪と決めつけられかねず、安易に礼賛するのではなく、慎重に見なければならないと思います。

従来の知能犯捜査、公判では、こういった共謀認定では、供述証拠が重視され、それがないとなかなか積極認定はされないのが通常でした。それが100パーセント正しいとまで言うつもりはありませんし、状況証拠の活用ということも検討すべきとは思いますが、この判決での裁判所による上記のような共謀認定は、状況証拠の危うさ、被告人や弁護人の主張に耳を傾け合理的な疑いがないかどうかを検討する謙虚さに欠け、検察ストーリーに安易に乗って有罪と決めつける、現在の裁判所の極めて危うい傾向を露骨に露呈しているのではないかと思います。

そういった点も含め、この判決が持つ問題点が、今後、慎重に検討されなければならないでしょう。
(引用終了)

http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20110926 ([落合弁護士のブログ)

-----------------------
コメント

01. 2011年9月27日 22:53:49: 9WIbkAK4BI
江川さんが日弁蓮の無言にダブルスタンダード
賤獄=宇都宮ラインの癒着?
犯痔、犬痔、便誤死が結託して
崩葬会ていう互助会かい
司法試験ていらないんじゃないの
専門家はいらないし
アメリカみたいに検事、判事は
地方自治で各地区で直接選挙したほうがいいかも
それくらいに、登石がしたことは投石ものだ

02. 2011年9月27日 23:15:48: c0UeqEikFs
司法は目に見えぬ暴力として我々庶民の前に立ちはだかっている。
その源泉は東大法学部である。まさに「戦犯学部」。
これを解体せずして明治以来の官僚機構から「脱する」など到底不可能。


放射能焼却灰、落ち葉 最終処理できない・

2011年09月27日 22時20分13秒 | Weblog
放射能焼却灰、落ち葉 最終処理できない・・・(日刊ゲンダイ)

セメントで固め埋め立てても封じ込めはムリ

ますます深刻になる原発ゴミ処理問題。

横浜市は先日、横浜港の処分場に汚泥焼却灰を埋め立てる計画を急きょ凍結すると発表した。

ホットスポットと呼ばれる千葉県松戸市では、焼却灰に含まれる放射性物質の値が、国の暫定的な基準値(8000ベクレル/キログラム)を超えたことを受け、大口の剪(せん)定(てい)枝だけでなく、家庭から出る剪定枝・落ち葉や草の焼却施設への搬入が当面停止されることになった。

しかも、追い打ちを掛けるように、首都圏に大型台風が襲ったことで、大量の落ち葉などが出ている。

自治体にとっても頭の痛い事態だろう。

そんな中、環境省は、福島第1原発事故により放射性物質に汚染された焼却可能なガレキについて、放射性セシウム濃度が1キロ当たり10万ベクレルを超える焼却灰の処理方法を明らかにした。

1キロ当たり8000~10万ベクレルの処理と同様、焼却灰をセメントで固め、外部に放射性物質が流出しない措置を取れる施設であれば埋め立てを認めるという。

本当に大丈夫か。どうすることも出来ないとはいえ強硬手段ではないのか。

環境ジャーナリストの天笠啓祐氏がこう警告する。

「原発で出たゴミは処理方法がない。時間の経過で汚染が減っていくのを待つしかなく、政府は減るのを待って最終的に埋め捨てを考えているのです。

まず中間貯蔵場所で一括し、まとめてからどこかに捨てることを考えていますが、その中間貯蔵の場所でもめているのが現状。最終処込みはない。

本来なら東電が引き受けるべきですが、このままでは未来の世代にツケをまわすことになるでしょう。

産業廃棄物ですら100%完全はないのだから、セメントで固めようが放射性物質を完全に封じ込めるのは無理です」

中途半端な処理をすれば2次汚染、3次汚染の恐れが出てくるだけである。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

東電へ天下り51人も・・・(日刊ゲンダイ)

副社長苦しい言い訳

東電が、中央省庁や地方自治体から天下り役人を51人も受け入れていることが明らかになった。

8月末時点での内訳は、東電の経営のアドバイスをする「顧問」として国交省から2人、警察庁から1人の計3人。

「嘱託社員」として地方警察から31人、海上保安庁から7人、林野庁から2人、気象庁から2人など計48人も天下っていた。

東電を所管する経産省OBは含まれていないが、行政と電力業界とのズブズブの“癒着”が露呈した。

26日、衆院予算委員会に参考人として出席した東電の山崎雅男副社長は「電気事業にはいろいろな仕事がある。

(在籍しているOBは)国家公務員だけではない」と言い訳した。

枝野経産相は「調べられる範囲で最大限調べたい」と答弁した。

さらば霞が関 経産省退職・古賀茂明氏を直撃

2011年09月27日 22時15分17秒 | Weblog
さらば霞が関 経産省退職・古賀茂明氏を直撃・・・(日刊ゲンダイ)

公務員であろうがなかろうが、日本再生の改革を進めていく

改革派官僚の古賀茂明氏(56)がきのう(26日)、31年間勤めた経済産業省を退職した。

仕事を与えられず、異例の「退職勧奨」まで受けた古賀氏。

「いまの霞が関に自分にできることはない」というのが決断に至った理由だった。

経産省を辞めた今、特別な感慨はありません。

何年も前から、このまま改革を進めていくと、いつか辞めなければならないだろうと思っていましたし、ここ数カ月は退職勧奨などいろいろありましたから。

今は、ようやく決着したという安堵感と、自由になったというサバサバした気持ちの方が強いです。

最終的に辞める決断をしたのは、改革のために自分にできることはないというのがハッキリしたからです。

形の上では「(仕事は)待ってくれ」と言われていましたし、8月に新政権ができることになり、新首相によっては状況が変わるかもしれないとささやかな期待もしました。

しかし代表選で野田さんの「政権構想」を見た瞬間、官僚の作文ばかりで、これではダメだと諦めました。

枝野経産相も弁護士流の得意な弁舌で、これまで守旧派に見られないようにうまく立ち回ってきましたが、経産省という具体的な政策立案をする役所で、次々に踏み絵を迫られると、何もできないだろうことは明らかです。

これからは完全に自由になって、「思い切りいろんなことをやってやるぞ」という気持ちです。

公務員であろうがなかろうが、日本が再生するために必要な改革を進めていく決意です。

政策立案をして、改革派の政治家や自治体首長を手伝ったり、国民、特に若い人たちに改革の必要性を伝えていきたいと思っています。

また、東電やエネルギー問題で露呈したような“伏魔殿”にメスを入れ、国民に伝えていくような仕事もしたい。

ただし、政治家にはなりません。

役所を去る時に、かつての部下が見送りに来てくれて、「古賀さんの言うことは全部その通りだと思います」と言ってくれました。

「古賀さんの下で働いた1年間の経験は私にとってかけがえのない財産です」というメールをくれた部下もいました。

どっちみち、霞が関は改革せざるをえない日がやってきます。

増税だけしても無駄はなくならないし、公務員改革をしないと国は良くならず、破綻するのは間違いありません。

IMFにムリヤリ改革させられるのか、その前に気づいて自分たちでやるのか。

自らの生活を壊してでも国民のために働くのが公務員の原点のはずです。

一日も早く改革の方向に舵を切って欲しい。

本当に「改革」をやる時は、ぜひ呼んで下さい。

その時は喜んで霞が関に戻って働きます。

CL、セレッソ大阪「韓国の笛」に泣く!:まあーひどい試合でしたナ。

2011年09月27日 22時01分21秒 | Weblog
CL、セレッソ大阪「韓国の笛」に泣く!:まあーひどい試合でしたナ。

みなさん、こんにちは。・・・(井口和基)

いやはや、ハンドボールの世界の「中東の笛」というのも非常に有名だが、どうやらアジアサッカーの世界にも「韓国の笛」あるいは「朝鮮の笛」というものがあるようである。

先ほど、アジアチャンピョンズリーグの準々決勝のセレッソ大阪対全北現代の試合が終わったが、誤審に次ぐ誤審で、完全にセレッソペースの試合をカタールの審判団に潰されてしまった。正直これほどひどい試合は、かつての日韓ワールドカップのイタリアvs韓国の試合以来である。

全北現代6-1C大阪 

<ACL:全北現代6-1C大阪>

◇準々決勝第2戦

◇27日◇韓国・全州W杯スタジアム

C大阪が、アウェーで全北現代と対戦。

14日のホーム第1戦は4-3と勝利したが、2試合合計5-9で敗退が決まった。

 C大阪のスターティングメンバーは、GKキム・ジンヒョン、DF扇原貴宏、茂庭照幸、藤本康太、尾亦弘友希、MFファビオ・ロペス、清武弘嗣、キム・ボギョン、酒本憲幸、倉田秋、FW播戸竜二。

ーーーーーーーーーーー

セレッソ大阪の司令塔のキム・ボギョンが先にボールの落下地点に入ってフリーでヘディングしたところへ、その頭のところに前からダッシュしてきてダイビング頭突きを食らわした。

ボールはすでにキム・ボギョンがヘッドでパスし終わった後だから、避けようがない。

見事にダイビング頭突きをまともにくらって脳しんとうか脳挫傷で退場。

開始7分である。

しかし、その直後に見事な攻撃からゴールを奪ったが疑惑のオフサイドの判定。

日本は相手にかすれば、ファールだが、韓国はヒジウチしても蹴ってもノーファール。

イエローもレッドカードもめったに出ない。

次々に日本選手が削られまくる。

日本代表の清武選手も負傷気味でいいところなく途中交代。

日本選手の動きが悪いことから、試合前に下剤でも入れられたのではないか、という感じですらするほどに、日本選手の動きは重かった。

最近分かった事実に、浅田真央選手がいたフィギアの日本選手団に試合前に下剤入りの水を提供したとかいう話もあったらしい。

そんなわけだから、さもありなんという感じではある。

韓国朝鮮人と試合をするときは、非常に準備して要注意しておかないと足の一本や二本は平気で折られかねないのである。

審判団に注射するくらい平気のはずである。

とにかくひどかった、こっちのコーナーキックが相手のゴールキックに代わり、相手のファールがこっちのファールに変わる。

こんな感じだから、もはや勝負は最初から見えていたという試合ですナ。

ちなみに、韓国サッカー界では、最近八百長事件で数十人の選手が追放されたという事件があったが、日本選手の若手や有望選手を削りまくって再起不能を狙うという危険な選手のグループも組織されているという噂がある。

本田選手、香川選手はそれで怪我をした。

この試合の清武選手もどうも危ない感じだった。

NHKよ、こんな試合放映するナ。と言いたい所だが、すでに韓流で乗っ取られたNHKでは無理だろうナア。

まあ、いずれにせよ、現代の会長がFIFAの理事に君臨しているうちは、日本に勝機はないだろうヨ。

「日本脱出」という「日本放棄」

2011年09月27日 21時21分23秒 | Weblog
「日本脱出」という「日本放棄」・・・(飯山一郎)より

本日,28歳の青年が関空から豪州に向けて旅立った.

彼は,3月までは東京にいて,公認会計士になるための受験勉強をしていた.

314の3号機の大爆発を見て,郷里(岐阜)に帰ったが,そこも汚染されてきた.

仕方ないので,一人,米とぎ汁を発酵させて乳酸菌を培養しはじめた.

やがて豆乳ヨーグルトづくりにも成功し,毎日一人で食べていた.

しかし,それでは発展性がなく,日本はお先真っ暗なので,日本脱出を考えた.

そこで,親にカネを出してもらって,シドニーに留学することにした.

留学というのは「表看板」で,本当のところは「日本脱出」なのだ.

日本を脱出して,彼は,シドニーで自活することを決意している.

自活とは自立することで,誰にも頼らずに自分一人の力で生きていくことだ.

放射能地獄になった日本は帰れるところではないし,帰らないつもりだ.

もう日本には帰らず,オーストラリアがOKすれば,帰化するつもりでいる.

つまり彼は,日本を脱出するだけでなく,日本人をやめるつもりなのだ.

日本人だとビザの問題もあるし,もう日本という国にはもう期待できない! と.

それに…,

数千万人の日本人同胞を半年以上も平然と被曝させてきた日本という国家は…,

すでに滅亡している! と,28歳の青年は悲しそうに言うのだ.

本当に…,

一体全体…,

日本という国は…,

どうなってしまうのか?

有能な青年に捨てられてしまった日本という国家は…,

やはり…,

滅びてゆくのだろう.

またか、

2011年09月27日 21時11分44秒 | Weblog
またか、・・・(田中良紹の「国会探検」)

「ほー」と思わせる判決だった。「陸山会事件」の一審判決で東京地裁の登石郁郎裁判長は、大久保隆規元秘書が公共工事の談合で「天の声」を出す当事者であり、石川知裕元秘書と共に水谷建設から裏金1億円を受け取ったと認定した。

そしてそれを隠蔽するため政治資金収支報告書に嘘の記載をしたとして3人の元秘書に執行猶予付きの禁固刑を言い渡した。

それならこれは虚偽記載事件と言うより贈収賄事件である。

東京地検はなぜ贈収賄事件として贈賄側を逮捕し、次いで収賄側の立件に至らなかったのか。

一連の事件には初めから不可解な点が纏わりついている。

まず政権交代がかかった衆議院選挙直前の3月に「西松建設事件」で大久保秘書が政治資金規正法の虚偽記載容疑で突然逮捕された。形式犯とも言える容疑での強制捜査は前例がない。

しかも時期的に総理になる可能性の高い政治家に対する捜査である。

検事総長以下最高幹部が意思統一し捜査に臨むのが決まりである。

ところが「検察首脳会議」は開かれず、「若手検事の暴走」という形で強制捜査が行われた。

私が担当したロッキード事件で、東京地検は田中逮捕の前に「福島の天皇」と呼ばれた高齢の知事を逮捕して世論の動向を探るなど慎重に準備を進めたが、今回の捜査にはその片鱗もない。

「西松建設事件」の収賄側には自民党議員の名前が多数挙がっていて、中には事件発覚後に秘書が自殺した者もいた。

しかし当時の官房副長官は自民党に事件は及ばないと断言し、その通り自民党議員は立件の対象にならなかった。

「若手検事の暴走」という形にした事や政権交代の推進力である小沢一郎氏に的を絞った捜査は、通常の検察捜査というより政治的色彩の強い捜査と見られた。

大阪地検も同時期に民主党副代表をターゲットにする「郵便不正事件」に着手したから狙いは政権交代阻止と見られた。

大久保秘書の容疑は西松建設が政治献金をするために作った組織を西松建設本体と認識していたというもので、これが虚偽記載に当るというのである。

犯罪と騒ぐような話かと思ったが、いつものことながら政界とメディアに「政治的道義的責任」を追及する大合唱が起きた。

ここで小沢氏が非を認め、代表を退けば、検察は形式犯でしかない大久保元秘書の起訴を見送る公算が強いと私は見ていた。

ところが小沢氏は非を認めず、検察に対して闘争宣言を行なった。

検察は大久保元秘書を起訴せざるを得なくなり、「西松建設事件」だけでは有罪が難しいため、慌てて小沢捜査に力を入れ始めた。

過去にさかのぼりゼネコン関係者からの聴取が行なわれた。

その結果摘発されたのが「陸山会事件」である。

検察は秘書らが住む事務所棟建設の土地購入に関して4億円の記載ミスがある事を発見した。

一方で水谷建設から1億円の裏金提供の話を得る。

この二つがどのように結びついているのか不明だが、ともかく二つの情報が流れればそれで目的は達する。

国民には贈収賄事件の心証を与え、しかし検察は贈収賄事件の立件をしない。

立件すれば証明しなければならないが、心証を与えるだけで政治的効果は十分だからである。

一方で大阪地検の「郵便不正事件」は検察の大失態となった。

担当検事が供述調書を改ざんして逮捕され有罪となり、事件の構図は崩れた。

検事の取調べは信用できなくなった。

そのため「陸山会事件」でも裁判所は供述調書を証拠として採用しない事にした。

証拠に代わって判決の骨格を成したのは「推認」である。

裁判所が被告と検察の言い分のどちらを「自然と見るか」という事で、客観より主観が優先される。

今回の判決で裁判所は全面的に検察側の主張を受け入れた。

3人の元秘書や小沢氏はすべて嘘を言ってきた事になる。

ロッキード事件以来、数々の「でっち上げ」を見てきた私には「またか」という思いがある。

ロッキード事件で田中角栄氏に一審有罪判決が下った日、私は官邸で後藤田官房長官を担当する政治記者だった。

中曽根総理も後藤田官房長官もその日は裁判に一言も触れなかった。

野党が「田中角栄議員辞職勧告決議案」を提出すると言って騒ぎ始めると、二院クラブの参議院議員であった作家・野坂昭如氏が、「選挙民が選んだ議員を国会が辞めさせるのはおかしい。それでは民主主義にならない」と私に言った。

「その通り。

辞めさせたかったら選挙で辞めさせるのが民主主義です」と私が言うと、しばらくして野坂氏が「田中角栄に挑戦する」と言って新潟3区から立候補を表明した。

1993年に田中角栄氏が亡くなりロッキード裁判は控訴棄却となった、その2年後に最高裁はロッキード社幹部に対する嘱託尋問調書の証拠能力を否定する判決を下した。

嘱託尋問調書は田中角栄氏がロッキード社から受託収賄した事を裏付ける証拠である。

真相がほとんど解明されていないロッキード事件は、しかしメディアによって「総理大臣の犯罪」とされ、その後の日本政治には「政治とカネ」のスキャンダル追及が付きまとう事になった。

今回の裁判で有罪判決を受けた元秘書は不当な判決だとして控訴した。

小沢氏本人の裁判も来週から始まる。

かくなる上は裁判の行方を見守るしかないのだが、「またか」と思うようにメディアや政治の世界が「政治的道義的責任論」を叫び始めた。

政局に絡ませようと言うのである。

しかし大震災からの復興予算を作らなければならない時に、立法府がやるべきはスキャンダル追及ではない。

司法の問題は司法に任せる事が民主主義の基本なのである。

”小沢一郎氏元秘書3人に有罪判決”の衝撃、脱力

2011年09月27日 19時10分08秒 | Weblog
”小沢一郎氏元秘書3人に有罪判決”の衝撃、脱力・・・(まるこ姫の独り言)より

いつから裁判所は、証拠主義に基づく裁判ではなく、調書以外の
客観的な証拠や、裁判中に自ら聞きとった証言を重視するように
なったのだろう。

検察の供述調書のほとんどを、裁判所が却下した時には、検察
の取った調書に、相当無理があると思ったものだ。

そして裁判所は、検察の調書を却下したからには、検察の強要や
ら、無理やりな調書に対して、相当検察批判をするものだと思って
いた。

が、どうやら、裁判所は調書を却下して、裁判所内での証言を重
要視する方向へと舵を切ったようだ。

もっとも、それは小沢裁判だけだろうが。

本来なら、調書の信用性なり、任意性で犯意があるかないかを判
断する材料にすると思うが。

検察の90%調書がなくても、法廷内の証言で犯意を左右すると
なれば、証人があがり症では駄目だ。

あたふたと証言したら、裁判長の心証は悪いだろう。

これからは、裁判では、"傾向と対策"が必要となる。

どうやったら、うまく裁判長を騙せるか、どうやったら上手く同情を
引き寄せるか、俳優にでもレクチャーをして貰う必要がある(皮肉)

しかし、今回の裁判所の判断は、私にとっては驚天動地としか思
えない。


苦戦しています、うんうんと思ったらクリック宜しくお願い致します。

なんで、野党の議員が“天の声"なるものを発しなければいけない
のか。

当時野党の議員だった小沢氏に、裏金を渡してどんな利益がある
と言うのか。

建設会社の社長と会長の意見の違いを裁判長はどの様に判断し
たのだろうか。

裁判長は”元社長の証言に迫真性がある”と言うが、そんな情緒
が、判断材料になるのだろうか。

この裏金、社長が着服していたとしたら、とんだ曲者だ。

調書は関係なく、検察の書いたストーリーに沿って検察が主張、立
証もしていないものまで裁判所が勝手に認定している、
調書以外の客観的な証拠や、裁判中に自ら聞きとった証言を重
視するなら、簡単に有罪を作ってしまえる。

役者をそろえればよいのだだから。

”怪しい、知っているはずだ"の推測で犯罪が認定されたら、恐ろし
い国になってしまう。

経産官僚の古賀氏を追放したように、この国に危機意識を持ち、
改革しようとする人間は、この国ではどうも浮かびあがれない仕組
みになっているらしい。

政権交代で、改革が着実に進むかと思われたが、かえって逆行し
ている。そして、この国は既得権益者がどんな事をしても益を手放
すつもりはないらしい。

あの手この手で、真の改革者を闇に葬り去ろうとしている。

そして、マスゴミ、野党のかまびすしい事は!

中身も精査せず、裁判所の判断を”天の声”のごとく扱う。

“黒塗り”資料 原本提出を求める

2011年09月27日 18時07分08秒 | Weblog
“黒塗り”資料 原本提出を求める・・・NHK

東京電力が、福島第一原子力発電所の事故調査を行っている衆議院の特別委員会に対し、事故時のマニュアルをほとんど黒く塗りつぶして提出した問題で、経済産業省の原子力安全・保安院は、法律に基づいて、東京電力にマニュアルの原本を提出するよう命じました。

衆議院の科学技術・イノベーション推進特別委員会が、福島第一原発の事故の原因を調べるため、事故時のマニュアルを提出するよう求めたところ、

東京電力は、知的財産などを理由にマニュアルのほとんどを黒く塗りつぶして提出したため、今月12日、特別委員会が、経済産業大臣に対し、

東京電力に原本のままの提出を法律に基づいて命じるよう求めていました。

これについて、原子力安全・保安院は、27日午前、東京電力に原子炉等規制法に基づいて「事故時運転操作手順書」と呼ばれる3種類のマニュアルを、1号機は27日中に、2号機と3号機は28日中に提出するよう命令したことを明らかにしました。

原子力安全・保安院の古金谷敏之室長は、「中身を精査したうえで、できるだけ公表したい。

公表の時期は来月中になると思う」と話しています。

これに対し、東京電力は「非公開の考えは変わっていないが、法律に基づいて命令を受けたので、黒塗りをせずに提出する予定だ。

どこまで公表されるかは保安院の判断になる」と説明しています。

元秘書有罪判決は「予想外」=小沢氏

2011年09月27日 16時02分40秒 | Weblog
元秘書有罪判決は「予想外」=小沢氏・・・時事通信

民主党の小沢一郎元代表は、自身の資金管理団体をめぐる政治資金規正法違反事件で、

元公設第1秘書大久保隆規被告が有罪判決を受けたことについて

「予想外だった」と周辺に語った。

関係者が27日明らかにした。
 
関係者によると、小沢氏は元私設秘書池田光智被告の判決に対しては

「気の毒だった」と述べたが、衆院議員石川知裕被告には言及がなかったという。 

「あんな判決あり得ない」=小沢氏
 
民主党の小沢一郎元代表は27日、元秘書3人の有罪判決に関し、

「検察でも認定できないものを(有罪にするとは)、

あんな判決はあり得ない」と周辺に語り、強い不満を示した。

(2011/09/27-17:52)