明日を信じられる時代になって欲しい。日常の活動日記

時事ネタ 京都 散策 歳時記 花見頃など

小沢一郎元代表「陸山会」事件は、いい加減に記載してよい収支報告書に踏み込んだ特捜が生んだ悲劇だ

2011年09月28日 23時39分36秒 | Weblog
小沢一郎元代表「陸山会」事件は、いい加減に記載してよい収支報告書に踏み込んだ特捜が生んだ悲劇だ
(板垣英憲)より

◆「2年前まで地方議員をしており、政治資金収支報告書のいい加減であることは自ら記入していて、不思議に思うことだらけでありました。

如何せん、地方自治体の選挙管理委員会レベルでは答弁不可能なグレイさです。

ですので、今回の虚偽記載が有罪になったことで、簡単にミスすると言うか、不明瞭なままに提出しなければならない多くの地方議員も含めた議員という方たちが戦々恐々とすることが予想されます」
 
これは、「板垣英憲情報局」の愛読者の魔人911さんから送られたコメントの一部分である。

重要な内容なので、広く読んでもらえるよう、こちらのブログで少し解説させて頂こうと思う。
 
確かに、選挙管理委員会に政治資金収支報告書を提出すると、「詳しく書かないように」と注意される。

つまり、「いい加減でよい」ということである。

これと、今回の小沢一郎元代表の政治管理団体「陸山会」の政治資金収支報告書をめぐる「虚偽記載」事件とのとの関係をどう受け止めたらいいのかという不安に近い疑問である。

一体、どう書けばいいのかということだ。

これは、政治資金収支報告書を見たことも、記載したこともない普通の国民には、さぞかし理解し難いことであろう。

◆小沢一郎元代表(慶応大学経済学部卒)と岩村修二・名古屋高検検事長(中央大学法学部卒、真法会会員)。この2人の共通点は、「政治資金規正法」である。

政治資金規正法改正に当り、この2人は、立法府と法務行政というそれぞれ立場で共同作業をしてきた間柄であつた。

これが後に、捕まえる側と捕まえられる側という皮肉な関係になる。
 
小沢一郎元代表は1993年6月23日、政治改革を掲げて自民党を離党以後、これまで18年、6回にわたる「政治資金規正法改正」に携わり、罰則を強化してきた。
 
岩村修二・名古屋高検検事長は1991年12月から1996年3月まで、法務省刑事局参事官の在任中、政治資金規正法改正に携わり、「政治資金規正法のエキスパート」と言われるようになる。
 
この経験から、賄賂罪に固執することなく政治資金規正法での立件を重視し、政界捜査についても実質犯である賄賂罪の立件を目指すために形式犯とされた政治資金規正法違反によるいわゆる「別件逮捕」を強制捜査の突破口にする強引な捜査方法を得意技としてきた。
 
しかし、総務省(旧自治省)により従来、「政治資金収支報告書」への記載は、「大雑把に書くように」と指導されてきたはずなのに、そこに東京地検特捜部が、踏み込んで行ったことから、数々の悲劇が売れた。それは、恐るべき大変な人権侵害でもあった。
 
岩村修二・名古屋高検検事長は、具体的には、1997年9月より同特捜部副部長として長銀事件の捜査などを指揮したのをはじめ、2000年4月同特別公判部長就任を経て、2002年10月、東京地検特捜部長に就任し、在任中、石井和義の法人税法違反事件、業際研事件および坂井隆憲(元衆院議員)の政治資金規正法違反事件、埼玉県の土屋義彦(中央大学の先輩)の同法違反事件などの捜査を指揮してきた。
 
この果てに、2008年7月より東京地検検事正に就任して2010年6月、仙台高等検察庁検事長(在任2011年8月)に転出するまでの間に、東京地検特捜部が捜査した小沢一郎元代表の政治資金管理団体「陸山会」の政治資金規正法違反(虚偽記載)事件を総指揮した。

ただし、1990年代後半以降の国策捜査を主導した中心人物である岩村修二・名古屋高検検事長の捜査手法については、「体制側によって決められた答え通りの逮捕劇を演じる特徴がある「人権侵害も甚だしい」など厳しい批判の声を浴びてきた。
 
この結末が、大阪地検特捜部の押収資料改竄事件であった、前田恒彦元主任検事が厚生労働省元局長の村木厚子さん(無罪確定)らを逮捕、起訴した郵便不正事件の証拠品であるFDデータを改竄していたのが発覚した。

大阪地裁の中川博之裁判長は4月12日、「刑事司法の根幹を破壊しかねない行為で極めて強い非難に値する」と述べ、前田恒彦元主任検事に懲役1年6月(求刑懲役2年)の実刑を言い渡している。
 
実はこの事件は、石井一参院議員の逮捕を目指していたと言わている。

村木厚子さんらを逮捕、起訴したのは、そのための突破口を開くための手段だった。

だが、政治資金規正法違反などの証拠をつかめなかったことから不発に終わっている。

◆しかし、「政治資金規正法改正」による「罰則強化」は、「腐敗防止」「隠匿物資摘発」という政界浄化に効果を示す半面、「自由と民主主義の体制破壊」と「投票の秘密の否定」という大目的を損なう危険を孕んでいる。

つまり、「角を矯めて牛を殺す」(少しばかりの欠点を直そうとして、却(かえ)って全体を駄目にする。

枝葉の事に関わって、肝心な本体を損(そこ)なうこと)という悪い結果を招いている。

①「自由と民主主義の体制」を守るために、政治家には、「命を賭けて」縦横無尽に政治活動をしてもらわねばならない。

政治活動には、政治資金が必要である。

徒手空拳では、天下国家、国民のため、ひいては日本民族のためには動けない。

そこで、政治資金を得る道を用意している。
 
②しかし、政治資金の出入りを完全にガラス張りにすると、「政敵」の標的にされ、最悪の場合、命を狙われる危険に曝される。

政治というものが、最後には武力による殺し合いを招くものであるからである。
 
このため、日本国憲法は、第15条で「すべて選挙における投票の秘密は、これを侵してはならない」と「投票の秘密」を保障している。

つまり、だれが、どの政治家の支持者であるかを分からなくしている。

この「投票の秘密」の趣旨は、政治資金規正法においても、貫徹されなくてはならない。

これらの理由から、政治資金規正法による政治資金収支報告書は、詳細な記述を求めず、大雑把に記載すればよいとしているのだ。
 
ところが、政治家の政治資金の出入りを透明にしたり、だれから資金を受け取ったかをガラス張りにして、罰則を強化すれば、政界が浄化されるという思想が行過ぎ、「正義化」されるようになると、肝心の「自由と民主主義体制の破壊」「投票の秘密の否定」という副作用を招くことになる。
 
本来、大雑把に記載すればよい収支報告書にメスを入れて、「虚偽記載ではないか」と問い詰めるのは、政治資金規正法の立法趣旨ではない。

この意味で、罰則強化に携わった小沢一郎元代表は、大きな間違いを犯していた。

また、政治資金規正法を収賄罪摘発の手段としてきた岩村修二・名古屋高検検事長ら特捜部検事らも、法の運用を間違え、「国策捜査」という「検察ファッショ」を招いてしまったのである。
 
政治家の腐敗摘発は、刑法の収賄罪か、英国流の「腐敗防止法」を制定して適用するかにより、行うべきであった。

この意味で、日本の政治は、大変な危機状態にある。

「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
-----------------------------------

野田佳彦首相は、「表の最高実力者」と「裏の最高実力者」に支えられ、

その背後にいる陰の実力者に守られる強固な複雑構造の上に成り立ち、

そして前原誠司政調会長は潰される運命に

◆〔特別情報①〕
 
日本の最高実力者は、一体だれなのか? 

これは、財務省・日本銀行の奥の院に詳しい筋から得た情報である。

何と「表の最高実力者」と「裏の最高実力者」とが存在しているという。・・・?

乳酸菌を散布すると,生命が一杯!

2011年09月28日 22時05分47秒 | Weblog
乳酸菌を散布すると,生命が一杯!・・・(飯山一郎)より

竪山(たてやま)養豚場のグルンバ式乳酸菌大量培養装置



横浜から遊びに来た友人と,志布志の街を散歩した.

よくよく見ると…,

スズメがいない.トンボも舞っていない.鳩もいない.ツバメも飛んでない.

ところが…,

志布志市郊外の竪山(たてやま)養豚場には,いる,いる,いる,いる!

沢山のスズメたちが群れをなして養豚場の屋根の上を遊びまわっていて…,

20羽以上のツバメたちも養豚場の上空を猛スピードで滑空していた.

よくぞ,まぁ!

雀(スズメ)や燕(ツバメ)が,こんなにも飛んでいるとは!

「おーー! ツバメもスズメも沢山いるぞ!」

私は,心底から嬉しくなって,叫んでしまった.

竪山(たてやま)養豚場は,一日に1~2トンもの乳酸菌液を散布している.

だから,悪臭は全くしない.ゼロ! である.

ブタたちも,超元気である.

ほとんど無薬で育てられているのに…,

病気のブタなど一頭もいない.

母豚が,あとからあとから子豚を産んで…,

生まれる生まれる! 平均的な養豚場の約2割増の出産率である.

しかも,子豚が死なない!

豚たちの腸内が乳酸菌で一杯だから,飼料の吸収率も抜群にE!

だから,エサ代も,一般的な数値より2割も低い.

糞尿処理も手間いらずで,逆に糞尿を肥料として販売している….

これなので,儲かるのは当然だ.

こういう養豚業なら,やってみたいでしょ?

おっと,ツバメやスズメの話だった….

ようするに…,

乳酸菌を大量に散布している敷地内では,放射能の害が少ない!

…ってことなんだね,これは.


事業仕分けの凍結撤回 105億円朝霞住宅を巡る財務省の噴飯弁明

2011年09月28日 21時49分20秒 | Weblog
事業仕分けの凍結撤回 105億円朝霞住宅を巡る財務省の噴飯弁明・・・ (日刊ゲンダイ)

裏で落札ゼネコンに天下り

「12の公務員宿舎を売却すれば朝霞の建設費を上回る」――。

事業仕分けでいったん凍結されながら着工され、「税金のムダ遣いだ!」と非難ゴウゴウの国家公務員宿舎「朝霞住宅」(埼玉県朝霞市、850戸)について、財務省がこんなソロバン勘定をして言い訳している。

それによると、滝野川第2~4(東京都北区)や大宮住宅(さいたま市)など12カ所の公務員宿舎を売れば、その収入は総額114億~128億円に達し、朝霞住宅の建設費用105億円を上回るというものだ。

で、安住財務相は「売却収入と建設費の差額を復興財源に回す」とエラソーに言っているのだが、冗談も休み休み言ってもらいたい。

12宿舎を売り払い、朝霞宿舎も白紙に戻したら、220億円からの復興財源が生まれる。

ところが、朝霞宿舎を建設するがために、財源は最低9億円にまで激減してしまうのである。

疑問なのは、そうまでしてなぜ、財務省が朝霞の公務員宿舎にこだわるのか、だ。「ドロボー公務員」などの著書があるジャーナリストの若林亜紀氏がこう言う。

「理由は2つあります。まずは財務省から建設業者への天下り利権です。

朝霞の宿舎を落札した大林組は、取材に対し『回答を控えたい』と明言を避けましたが、小金井や綾瀬川の宿舎を落札している長谷工コーポレーションには、財務省OBが天下りしています。

OBが天下りした翌年に2件の工事を落札したケースもあるから露骨です。

もうひとつは政治家の利権。

地元選出の民主党衆院議員の09年収支報告書を調べると、複数の地元建設業者から献金があるのです」

もちろん、新築の豪華ツインタワーマンションが3LDK3万円台からの格安家賃だから、役人にはヨダレの物件だ。

安住は「私もNHK時代は給料で生活できず社宅に住んだ」とかホザいたが、野田政権は役人の言いなりになっている。

急がば回れ、論より証拠だ [田中康夫 にっぽん改国]

2011年09月28日 21時44分50秒 | Weblog
急がば回れ、論より証拠だ [田中康夫 にっぽん改国]・・・(日刊ゲンダイ)

衆参合わせて7名の与党統一会派「国民新党・新党日本」を代表し、野田佳彦政権発足後、最初の予算委員会で一昨日、

「古今東西、増税で景気浮揚した国家は何処にも存在せず」の公理に基づき質疑しました。

日銀に支払う利子は国庫納付金として還流され差引ゼロとなる日銀直接引受国債の発行。

年間1000億円も金融機関の不労所得と化す休眠預貯金口座の公的活用。

タンス預金を市中で活性化させる無利子非課税国債の発行。

総額80兆円に上る政府保有外国債の1割売却。

60年償還の建設国債での震災復興。「財源」とは智(ち)慧(え)を使って産み出すべき。

真の財政再建とは、消費減退、景気低迷、税収減少の“負の連鎖”で財政も悪化させる増税では無く、急がば回れ、論より証拠、大胆な経済政策で景気浮揚と消費拡大、税収増加を齎(もたら)し、結果として財政規律も好転させる「新しい方程式」が求められているのです。

当連載で繰り返し提言してきた内容です。

「財務省にどっぷり浸かった」首相と財相の答弁も含め、映像と議事録は新党日本HPにアップ済み。

実は持ち時間15分を消化し、果たせませんでしたが、「ザ・ウォール・ストリート・ジャーナル」紙での宰相発言も質(ただ)そうと考えていました。

先週20日、国連総会へ出掛ける直前、首相官邸で独占取材を受けた英文インタヴュー記事が翌21日に掲載されています。

「野田氏は、国民の間で盛り上がる反原発の機運を一蹴(brush aside)し、現在停止中の原発を来年夏迄に再稼働させると決意(determined)を固めた」。「原発無しで日本国家が立ち行く(get by)筈も無く、であればこそ、原発の速やかな段階的廃止を検討する事すら不可能(impossible)だ、と述べた」。

僕が翻訳の文章をニュース番組で同時通訳を務める友人に確認して貰った上での驚愕の“一蹴&不可能”発言です。

「原発への依存度を可能な限り引き下げていく」と述べた所信表明演説。

「国際的な原子力発電の安全性の強化に向け積極的な貢献を果たす決意を表明」した国連演説よりも彼の「正心誠意」が露呈しています。

“今の所はダイジョウビ改め、今は既にダイジョウビ”発言の枝野幸男経済産業大臣も、「ハードルは越えられる。それは早い方が良い」と来年4月の「原子力安全庁」設置を待たずに再稼働を認める可能性に昨日言及しました。

う~む、東電を向くのか国民を向くのか、政権の哲学と覚悟が問われています。

[防災会議]やはり浜岡は危険 「南海トラフ」巨大津波も

2011年09月28日 21時33分12秒 | Weblog
[防災会議]やはり浜岡は危険 「南海トラフ」巨大津波も・・・(日刊ゲンダイ)

甘い想定を見直し

東日本大震災を受け政府の中央防災会議専門調査会が最終報告をまとめたが、その中身にはゾッとする。

従来の甘めの想定を反省し、広範に対応の見直しを提言しているのだ。

中でも見逃せないのが、「南海トラフ」でも巨大津波が発生する可能性があると指摘している点だ。

南海トラフは東日本大震災を引き起こした日本海溝の南に位置する。

「国土全体のグランドデザインの検討が必要」とした。

津波といえば、ついこの間も東大東海研究所が浜岡原発(静岡県御前崎市)について、津波が集中しやすい場所に立地していることを明らかにしたばかり。

浜岡原発の前面の海には、浅い海底が外洋に突き出すように約20キロ沖まで広がり、その先は急激にガクンと500メートルまで落ち込んでおり、海底の両側も急に深くなっているからだ。

こうなると、凸レンズを通った光が焦点に集まるように、浜岡原発周辺に津波のエネルギーが集中するという。

この地域はいつ何が起こっても不思議ではない。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

やっぱり東電寄り!枝野大臣の巧妙発言・・・(日刊ゲンダイ)

役員報酬はゼロが当たり前なのに…

枝野経産大臣が26日、聞き捨てならないセリフを吐いた。

電力会社の役員報酬について、「公務員や独立行政法人と横並びで当たり前」と述べたのだ。

一見、高すぎる役員報酬を下げさせる狙いに見えるが、冗談じゃない。

元経産官僚で政策工房社長の原英史氏がこう言う。

「電力会社はもともと独占企業。

報酬は平時でも『公務員と横並び』が当たり前です。

そうした中、東電は大事故を起こし、巨額の損害賠償を迫られています。

全役員が公務員以下のレベルに報酬をカットすべきなのに、枝野大臣の言い分は、公務員並みの報酬を容認することになります」

ちなみに、公務員や独立行政法人と横並びということは、幹部級で年収1700万~2000万円になる。

これから7400人もリストラするのに幹部にこんな高給は許されない。

枝野大臣といえば、東電の株主や取引銀行の責任を問うと豪語し、東電のハードランディングをにおわせながら、その後、腰砕けに終わっている。

セリフは勇ましいが、実は東電、経産官僚寄り。

今回の発言も、そんな正体見たりである。

小沢サイドも「憤る」前に「驚き」「呆れた」デタラメ杜撰判決文

2011年09月28日 21時28分06秒 | Weblog
小沢サイドも「憤る」前に「驚き」「呆れた」デタラメ杜撰判決文
[世紀の魔女狩り 小沢元秘書裁判の不当]
(日刊ゲンダイ)より

3人の元秘書らに有罪判決が下った陸山会裁判から一夜明け、きのう(27日)、石川知裕衆院議員ら3被告は揃って、判決を不服とし、東京高裁に控訴した。

小沢一郎元代表は「あんな判決はあり得ない」と周囲に強い不快感を示したというが、当然だ。

前代未聞のデタラメ判決には、多くの法曹関係者がのけぞっている。

小沢元代表の周辺は3被告の控訴を受けて、こう言った。

「おそらく、大久保隆規、池田光智の2被告は微罪であれば、控訴しなかったと思います。

石川氏は政治資金規正法違反は公民権停止につながり、立候補できなくなるので、控訴を検討したでしょうが、2人は違った。それが3人とも控訴となったのは、判決理由の中に絶対に容認できないことが含まれていたからです。

判決では、大久保氏がゼネコン業界に天の声を発し、水谷建設からは大久保、石川両氏が5000万円ずつ1億円の裏金をもらったと断じた。

ここで控訴しなければ、裏金を認めたことになってしまう。

これだけは認めるわけにはいかないのです」

小沢が怒ったのもここで、「検察でも認定できないものなのに、あんな判決はあり得ない」と周囲に語った。

検察でも認定できない……とは、もちろん、水谷建設からの裏金のことだ。

物証がなく、あるのは水谷サイドの証言と、カネを渡した日のホテルのレシートだけ。

もらった側が全面否定し、検察も立件を見送ったのに判決では「一切現金を受け取っていないという大久保、石川の供述は信用できない」と“疑わしきは罰する”のである。

さて、面白いのはこの判決文に小沢サイドは憤る一方で、一種の余裕を見せていることだ。

「あまりにもデタラメすぎて、検察サイドも驚いているのではないか。こりゃ、控訴審で検察は大変ですよ。

こちらは突くべきところがたくさんある」(関係者)と言うのだ。

「本当に裏金が渡ったのであれば、なぜ、執行猶予付きの判決で済むのか、聞きたいものです。

それに、判決文では、水谷からの裏金があったので4億円の記載をゴマカしたという論法が展開されているが、小沢氏が4億円を用立てしたのは2004年の10月初旬で、水谷が最初の裏金を石川氏に渡したとされる10月15日の前なのです。

つまり、4億円の中に水谷マネーは入りようがない。

これだけで検察の論法は崩れるのです」(同)

衆院議員で弁護士の辻恵氏は「判決は捏造で魔女狩り裁判のようだ」とこう言う。

「裁判所は公判請求された公訴事実について真偽を判断するのが仕事です。

裏金授受については判断する必要もないのに、虚偽記載の悪質性を強調するために証拠がないまま事実認定し、断罪した。

大久保被告が天の声を発していたというのも同様です。

さしたる証拠もないまま大久保被告が天の声を発していたと事実認定し、だから、水谷建設も大久保被告に裏金を渡し、虚偽記載では共謀していると断じた。

検察は村木冤罪事件で違法な聴取をし、それと同じことを西松・陸山会事件でもやっていた。

裁判所はそれをたしなめる立場なのに、小沢はうさんんくさい、金権だという世論やメディアに流され、証拠に基づかない事実認定をした。

これぞ、魔女狩り裁判で司法の危機だと思います」

こんな判決を許していたら、誰でも簡単に社会的に葬り去ることができる。

世論が騒がない方が不思議である。

2011年9月28日 パリで反原発デモがあった

2011年09月28日 20時33分17秒 | Weblog
2011年9月28日 パリで反原発デモがあった・・・(よらしむべし、知らしむべからず)

twitterで知ったが、外国でこのようなデモがあったとは知らなかった。

・・・・
○デモの、帰りの打ち上げでチリの女性と話した。

「最近、フランスのパリで福島の子供を守れという五万人のデモがあったのよ。」と

彼女は話してくれた。

で、これがそのデモ (Saturday, June 11, 2011)

http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=cmZa7cjgKc8

・・・ Anti-nuclear protest in Paris, France ・・・
A protest calling for the abandonment of nuclear power in France, held on Saturday, June 11, 2011, in front of the Hôtel de Ville (Paris City Hall).

「美しい色気・輝くオーラの手ほどき」ブログより引用 --> こちら

「最近、パリで福島の子供を守れという五万人のデモがあった」
MIWから一言:「たんぽぽ舎」からの情報です。
チリ人の話に、東電と日本国への不信感が増した・・・。
そう、日本にだけいると、いえ日本語だけの情報だけに頼ると、とんでもない情報だけしか入らないのです。
世界から、(小さなインゲンのような)日本を見るという客観的な情報も必要ですね。

9・19 明治公園デモに参加
     -すごい人の波、よかったデモ、チリの女性の話にビックリ。

                        東京・メルマガ読者 O子

○菅首相が辞任して新野田首相になって、経産省鉢呂大臣が反原発の政策をやろ
うとした矢先に陥れられて辞めてしまったり、新宿デモでの12人の不当逮捕...。
原子力村の見えない力がメキメキと勢力をあげている感じがする。

○そんな中、9・19の明治公園でのデモに参加した。千駄ヶ谷駅に着くともう
人が溢れ返っていて、警備員が誘導ロープを張っていた。人、人、人の波に身体
を任せ少しずつ進む。公園が見えると道路では係員がトラメガで「もういっぱい
で入れません。ここからデモに合流して下さい。」と叫んでいる。公園から溢れ
かえる群衆、六万人!!歴史的瞬間に居合わせた感動に鳥肌が立つ。

○デモが始まると警察が隊列を細かく切りなかなか出発できない。暑い中待たせ
疲れさせる、待ちきれず帰る人もいた。それが警察の狙いなのかもしれない。デ
モはとても盛り上がり良いデモだった。沢山の人の力を感じた。

○デモの、帰りの打ち上げでチリの女性と話した。「最近、フランスのパリで福
島の子供を守れという五万人のデモがあったのよ。」と彼女は話してくれた。私
は全く知らなかった。彼女が言うには7月末に通ってしまった『ネット規制法
案』により、政府がアメリカのTEPCO社に委託して海外の反原発のデモなど
の情報をカットし日本に入らないようにしているそうだ。日本の6月頃にあった
大きい地震も海外の人達は知らされていないそうだ。

○私は唖然としてしまった。フランスで今日と同じくらいの人々が福島の子供達
を救おうと立ち上がった声が消されて知ることが出来ないなんて!!はたして今
は戦争時代なのだろうか??日本は孤立してどこへ進もうというのか…。

○でも、政府が、原子力村が私達を止めようとすればするだけ、人々は立ち上が
り立ち向かうのだ。昔の農民の一揆の様に。六万人という人々が集まったのはそ
の証だと希望を持ちたい。

たばこ税引き上げ JT株 5000億円大損失

2011年09月28日 20時11分45秒 | Weblog
たばこ税引き上げ JT株 5000億円大損失・・・(ゲンダイネット)より


財務省と民主党税調の愚の骨頂
 
民主党税調が27日、復興増税の対象に、たばこ税を加えることを決めた。

来年10月スタート、1本あたり2円の増税を目指す。

最低でも1箱40円の値上げとなり、昨年10月からの1箱110円アップに苦しむ愛煙家は大ショック。

アホらしくなって禁煙に走る人も増えるだろう。
 
たばこの販売数量は増税のたびに減少し、昨年10月の大増税では約20%も激減した。

今度の増税でさらに落ち込むことは必至だが、チョットおかしくないか。
 
たばこ増税の一方で、民主党の政調は復興財源捻出のためにJT株の全株売却方針を決めたのだ。

JT法を改正し、まず国の保有を義務づける比率を「50%以上」から「3分の1超」まで緩和。

その後、10年ぐらいかけて全株売却する方針で、とりあえず5000億円程度の売却収入を見込んでいるが、たばこ増税はJTにとって大きな株価下落要因だ。

たばこ増税と保有株売却は矛盾政策なのである。

「JT株はこのところ、高値が続いていました。

市場が政府の保有株売却を『国の規制が外れ、経営の裁量が高まる』と好感したためです。

そこに増税なんて、せっかくの株価高騰に冷や水を浴びせるようなもの。

これから売り出す商品に、わざわざ傷をつけるのと同じです。

民主党税調も背後にいる財務省も、市場の原理をまったく理解していません」
(株式評論家の杉村富生氏)
 
実際、JT株は昨年のたばこ大増税の痛手をモロに受けた。

昨年1月に35万8000円をつけた株価が、たばこ増税による販売不振を市場が嫌気し、ジリジリと下落。

増税直後の10月末には24万3900円まで売り込まれた。

下げ幅は11万4100円、下落率32%という大暴落だった。

「JT株は現在、36万円台後半まで回復しました。

しかし、たばこ増税のアナウンス効果で、前回と同じようにジリジリと下落しかねません。

JT法改正がモタつき、売却が遅れるほど含み損は膨らみます。

政府保有のJT株は500万株。1株10万円の下落で、売却目標の5000億円に匹敵する含み損を抱える計算です」(杉村氏)
 
1本2円のたばこ増税の増収効果は、販売量が減らないと仮定しても年2000億円程度。

それで保有株の価値を大幅に損ねるなんて愚の骨頂だ。

東電福島第一原発 事故調“対策不十分”

2011年09月28日 19時49分08秒 | Weblog
東電福島第一原発 事故調“対策不十分”・・・NHK

東京電力福島第一原子力発電所の事故について調べている政府の事故調査・検証委員会の3回目の会合が、27日、非公開で開かれ、終了後の記者会見で、畑村洋太郎委員長はこれまでの調査から事故は起こりうるという前提で被害を最小限にするための対策が取られていなかったという見解を示しました。

政府の事故調査・調査委員会は、27日、東京で3回目の会合を開きました。

今回の会合は関係者への聞き取り調査に影響が出るなどとして、初めて非公開で行われました。

会合のあと、畑村委員長は記者会見し、これまでに延べ275人の関係者に581時間にわたる聞き取り調査を行ったことを明らかにしました。

また、調査の中で津波対策や深刻な事故の対策が十分だったかについて過去の経緯や事故が起きた時の対応などを調べていると述べました。

そのうえで畑村委員長は「事故は起きうるという前提で、事故が起きたときに被害を最小限にするためにどうすればいいのか徹底的に考えていれば、対応はもっと取れていたはずだが、今回はそれができていなかった」と述べ、被害の拡大を防ぐことができなかった背景や原因をさらに詳しく調べていく考えを示しました。

事故調査・検証委員会は今後の調査では海外の専門家にも意見を求めたうえで、年末には、中間報告を公表することにしています。

ーーーーーーーーーーーーーーーー
コメント

東電と政府(官僚)の発言や発表は、ウソと隠蔽ばかりです。

信用が出来ません。・・・何時も後からウソがバレている。

溶融核燃料の現在位置を正確に知らせずに、穴の空いた炉に水(シャワー)で冷えたと

自慢げに発表している。

現実は、地下で2800度の高温で地下水に反応して水素ガスを吹き上げている。

裁判(=司法権)の問題を露呈した陸山会判決

2011年09月28日 19時20分33秒 | Weblog
裁判(=司法権)の問題を露呈した陸山会判決・・・(徳山 喝)より

陸山会裁判の判決が出た。この公判を全て傍聴したジャーナリストの江川紹子氏がツイッターで、「判決聞いてびっくりの連続でしたにゃ~。

これでは証拠なしでも裁判官の推測や価値観で、いくらでも有罪判決書けちゃいますね。

検察官も本音では相当びっくりしているんじゃないでしょうか~」とつぶやいているが、当にその通りだ。検察も驚いただろう。

被告3人が控訴するのは当然の判決理由である。

この判決が出る前に、Lサイドコラムで、この裁判で問われるのは日本の「司法権」そのものであると書いたが、当にそうなった。

何度でも同じことを書くが、先進民主国家の三権分立の考えの下では、裁判・司法権は、国家権力である検察(=行政)が法律に基づいた正当な手続きで捜査・起訴したか、を裁くのである。

だが、断片的に明らかになった判決文の中には、それにほど遠いものが幾つかある。

その第一は“石川議員らが法廷で「合理的に説明できなかった」”という判決文だ。

刑事裁判では被告に立証責任はない。立証責任があるのは検察である。刑事裁判のイロハに反している。

第二は“小沢氏が明らかに証明することが困難である限り動機と認定することが可能である”という判決文。裁判で4億円の原資の詳細にについて、小沢氏に立証を求めたことはない。

検察も驚きの裁判官の勝手な推測なのである。

さらに驚きは続く、“石川被告が4億円の原資に関して追及されることは予測でき、借入れの事実を隠蔽しようとしたことが推認できる”という判決文。日本の司法は遂に、江戸時代に先祖帰りした。遠山の金さんや大岡越前守なら、白州でこのような馬鹿は言わない。

裁判官が、証拠も無しに被告の心理を“推認できる”はないだろう。

最も酷い判決は、西松建設献金で大久保氏を有罪にしたことだ。

10年1月13日の公判で、検察側証人の西松建設元総務部長が、「政治団体はダミーではない」と証言したが、検察は反証できなかった。

裁判官はこの証言を無視しながら、一方で、弁護側が矛盾点を指摘し、反証した水谷建設元社長の証言は信用できるとした。

裁判官には検察側の主張が全てで、弁護側の証言など一切関係がないようだ。

判決文全文が公開されていない今、これ以上の論評は難しい。

処でこの判決を前にして、弁護方針の失敗を言う者がいる。

確かに弁護にも問題があっただろう。

だが、それを言うのは、裁判官が公正公平であることが前提になる。

果たしてそうだろうか。

判決要旨を読む限り、検察の描いたストリー通りの判決文を書いている。

加えて、裁判官の訴訟指揮を省みると、初めから「結論ありき」だった疑いが強いのである。

どうして「初めから結論ありき」なのだろうか。

これこそが、日本の裁判=司法権の抱える問題そのものなのである。

その第一は、過去、刑事裁判で98%以上の有罪率からみて、日本の裁判権が実質的に検察に握られており、裁判所が【単なる検察訴状の追認組織】に堕ちている構造的な問題がある。

そこから裁判官の潜在意識に「検察は正義」「被告は犯罪者」が刷り込まれて生じた【裁判官の習性】が挙げられる。

次は【ひらめ裁判官】。憲法第76条には「すべて裁判官は、その良心に従ひ独立してその職権を行ひ、この憲法及び法律にのみ拘束される」とある。

だが、裁判官人事には「検察から控訴されない裁判官が高く評価される」という不文律があると言われている。

裁判官も自分の身が可愛いから、検察敗訴の判決文は書けない。

だから収賄金額ゼロの収賄罪などというアホみたいな判決文を書くことになる。

三番目が【常識に欠けた裁判官】。門田隆将著「裁判官が日本を滅ぼす」に、「裁判官に事実認定の能力はまるでありません、これは司法修習などの教育で身につくものではないのです。

事実認定の能力とは物事を謙虚に見る姿勢や社会でのさまざまな経験によって得た常識を積み重ねて初めて身につくもです」と書かれている。

裁判官も人の子。検察リークのマスコミ情報を信じ、マスコミに迎合するということだろう。

以上は一般論だが、この事件固有のものとして霞ヶ関の総意を反映した疑いがある。

以下は、それを端的に述べたElectric Journal第3148号からの引用である。

これは小沢氏の元秘書3人の裁判というよりも、日本を支配しているのは官僚なのか政治家なのかを決める戦いなのです。

官僚機構にとってもはや自民党は敵ではなく、政権交代した民主党も完全に骨抜きにしています。

怖いのは小沢一郎の率いるグループだけです。

もし、小沢氏が来年の4月に無罪になれば、9月の代表選に出馬し、民主党の主流として、いや最悪の場合は総理として復活してくる──これは彼らにとって悪夢なのです。
(引用終り)

いずれにしろ今回の裁判で、証拠より状況の推定の積み重ねと、裁判官の推測・憶測で有罪判決を出したのだから、日本には「司法の正義」は存在しないことになった。

そのように言っても過言ではないだろう。
 
<徳山 喝>