明日を信じられる時代になって欲しい。日常の活動日記

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USダウ急反発。東証も反発。 USダウ先物、時間外では上値維持ムード

2009年07月14日 15時35分29秒 | Weblog
日経平均は9,261円の211円高。東証1部の値上がり銘柄数は1,173、値下り銘柄数は445。出来高は22億3,296万株。

米国のオッペンハイマーから今年2月に独立し、メレディス・ホイットニー・アドバイザリー・グループを創設したホイットニー氏はサブプライムローン問題が表面化し始めた2007年に逸早くシティグループの減配を予想して的中させたことで知られているそうですが、その彼女が初めてゴールドマンサックスの投資判断を「買い」に引き上げ、米国の銀行株には15%上昇する余地があるという見方を示したため、昨日の米国株式市場は大きく反発しました。

投資家のリスク回避の姿勢も和らぐという見方から、商品市場も持ち直し、東京株式市場も輸出関連や景気敏感株中心に幅広く反発しました。

米国のアナリストのホイットニー氏がゴールドマンサックスを「買い」の判断にしたのは、国債や社債や地方債といった市場でデリバティブ商品による収益を上げると見ているからだそうです。

東京株式市場では三井住友フィナンシャルグループ(8316)などの銀行株や、オリックスなどのノンバンク、野村ホールディングスなどの証券株なども買われました。

GSユアサコーポレーション(6674)は最大で4,600万株の公募増資を実施すると発表し、追加の発行済み株式数は約13%増えるために、利益の希薄化懸念で朝方は売られましたが、調達した約370億円で、リチウムイオン電池の新工場を建設するために事業拡大期待で反発に転じました。

NECエレクトロニクスは家電などの制御に使われ、自動車の電子化などで用途が拡大しているマイコンを増産すると報じられ、大幅高となりました。

液晶パネル用LSIはエルピーダメモリ(6665)に生産委託するので、エルピーダメモリは生産ラインの稼働率上昇期待でストップ高となりました。

日経ジャスダック平均は1,168円の5円高。

新興市場は、反発力が弱く伸び悩み。


海外メディア「自民は歴史的敗北に向かっている」

2009年07月14日 07時18分24秒 | Weblog
東京都議選の自民党惨敗に解散・総選挙の表明と、大きく揺れ動いたニッポンの政治について、海外メディアも13日、速報などで相次いで伝えた。「自民党は歴史的な敗北に向かっている」などと、政権交代を不可避とみる論調が目立った。

米ニューヨーク・タイムズ紙は電子版で、麻生首相が解散・総選挙を決断したことを伝えた。「自民党は時代の変化に適応できなくなっている」とし、朝日新聞の世論調査結果などを引用しながら、総選挙で与党側が政権を失う可能性があることを指摘。さらに、「自民党は経験のない民主党が自壊して、再び政権が戻ってくるまで待つことにした」「これはバンザイ突撃だ」という日本の政治評論家の分析を伝えた。

米ワシントン・ポスト紙(電子版)も「麻生首相が政治的な奇跡でも起こさない限り、日本の有権者は、麻生首相と自民党を下野させるだろう」と論評している。

英BBCは、自民党内に麻生首相で総選挙を戦うことを「自殺行為」と批判する声があることを紹介。タイムズ紙(電子版)は「日本は戦後最大の政変に向かっている」と報じ、大敗した東京都議選や低迷する麻生首相の支持率を根拠に「自民党は歴史的な敗北に向かっている」と予測した。

ロシア国営テレビは、麻生首相について「戦後最も不人気な首相として歴史に刻まれた」と伝えた。首相就任以降、経済危機にも見舞われたと解説。自民党の敗因については「多くの日本人は、自民党が半世紀にわたって政権を握り続けた間に内部からの改革能力を失い、官僚的組織に変わったとみている。日本社会では、大きな変化への願望が熟している」と報じた。

中国の新華社通信は、都議選で与党が惨敗したことを報じ、麻生政権と自民党の直面する情勢が一層厳しくなったと東京発で伝えた。中国政府の見方をにじませたと言える。

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「自民支配終わりも」 衆院解散巡る合意、世界各国で速報

政府・与党が13日午後、衆院解散・総選挙に踏み切ることで合意したとのニュースは、景気後退にあえぐ日本経済の将来をも占う重要な選挙になると世界も注目、各国で速報された。

仏ルモンド紙(電子版)は「与党が敗北すれば半世紀にわたる自民党の支配が終わるとともに、議会の機能停止も解消するだろう」と解説。米ウォールストリート・ジャーナル(電子版)も「景気後退からの脱却を狙う日本としてはねじれ国会が解消され、膠着(こうちゃく)状態から抜け出すチャンスが生まれる」と分析した。

一方、英フィナンシャル・タイムズ(電子版)は「アジアで最も豊かな民主主義国家における二大政党システムの夜明けになるだろう」と。

13日、USダウ185ドル高。  金融株を中心に買い、ナスダックは37ポイント高

2009年07月14日 06時37分31秒 | Weblog
13日の米株式市場でダウ工業株30種平均は大幅反発。前週末比185ドル16セント高の8331ドル68セントで終えた。

ナスダック総合株価指数は4日続伸し、同37.18ポイント高の1793.21で終えた。

著名アナリストが金融大手ゴールドマン・サックス(GS)の投資判断を引き上げたと伝わったことが、金融株全般の買いにつながり相場を押し上げた。

元オッペンハイマーのアナリスト、メレディス・ホイットニー氏がGSの投資判断を「中立」から「買い」に引き上げたと報じられた。

米銀大手のバンク・オブ・アメリカの割安感も指摘したと伝わった。

今後の業績改善や株価上昇の可能性が意識され、金融株を中心に買いが優勢となった。

市場心理の改善と併せて、14日から発表が本格化する企業の四半期決算全般に対する期待も高まった。

次第に幅広い銘柄に買いが広がり、主な株価指数はじりじりと上げ幅を拡大、この日の高値で引けた。

午前中に原油先物相場が下げ幅を広げると、エネルギー株が売られ株式相場は低く推移する場面もあった。

CME日経225先物 9300円