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USダウ反発。東証は9日続騰。 USダウ先物、時間外取引で買い優勢も最後は警戒売り。

2009年07月27日 16時18分53秒 | Weblog
日経平均は10,088円の144円高。東証1部の値上がり銘柄数は1,039、値下り銘柄数は502。出来高は20億7,425万株。

NYダウの連日の年初来高値更新や、上海株式市場や香港株式市場などアジア株も高騰続きのため、日本株にも出遅れ感に着目した買いが入り、1万円の大台乗せとなりました。

今朝の日経新聞に日立が日立プラントテクノロジーや日立マクセル、日立情報システムズなど上場5社を完全子会社化するという観測記事が報じられため、これらの子会社がストップ高となり、日立グループは依然として上場関係会社16社、連結子会社943社もあり、中途半端な持株比率の関係企業が多いため、更なるグループ企業の再編も必要という期待から日立ビジネスソリューション(4738)や日立金属も買われました。

中国で農村部の家電製品の購入に対して補助金を支給する「家電下郷」の政策について、対象製品の価格上限を撤廃したため、日系企業の高級品にもビジネスチャンスが広がるという期待でシャープが買われ、液晶偏光フィルムを生産しているコニカミノルタも買われました。

反面、商船三井(9104)が今期の純利益は前年比76%減の300億円にとどまる見通しで、従来予想から100億円の下方修正となったことで売られ、日本郵船は50億円の最終赤字に転落し、川崎汽船も310億円の最終赤字に落ち込む見通しと発表し、売られました。

なお、証券大手3社の4~6月期決算は最終黒字に転換した模様と報じられ、大和証券や野村ホールディングスが買われたことや、株式市場の値上がりを受けて他の証券株も値上がりしましたが、SBIホールディングス(8473)は野村証券から秋の日経平均の定期見直しで、新規採用候補という予想が報告されたことも刺激要因となりました。除外候補は流動性の低い東京ドームですが、東京ドームと同じ「消費セクター」から入れ替え銘柄が補充されるとDeNA(2432)も考えれると解説しています。

日経ジャスダック平均は1,211円の8円高。

ジャスダック市場ではヴィレッジヴァンガードコーポレーションが年初来高値を更新し、東証マザーズ市場ではそーせいグループやアンジェスMGやLTTバイオファーマなどのバイオ関連が年初来高値を更新しました。