ジェンダーから見るカンボジア

南国のカンボジアからの日記、ジェンダー視点でカンボジア社会を分析します

「お母ちゃんが起きられなくなった」ー石川牧子さんの本

2019年02月25日 | Japanese Books



「お母ちゃんが起きられなくなった」は、アナウンサーをしてたらしい、石川牧子さんという方が書いた介護記録。

理由はわからないけれど、独身だったこの方は、東京で仕事をしながら介護生活に入った。
東京から仙台の母親、そして父親の介護のために毎週のように帰省していたそう。


遠くにいると、親が心配・・・なので出来るだけ毎日電話したいと思っているのだけれど、子どものことで話しにくいなあと思うことがあったり、仕事で追われていたり、1分だけでも電話すればいいのに、それができないことがある。

↓子どもたちは暇があればサッカーに夢中


生まれ場所は選べないけれど、死ぬ場所は選べるっていうけれど、病院では死にたくないかなとは思う。
でもどこで死にたいかというと、交通事故とかで一瞬で死ねれば一番幸せかしれない。

最近なくなった叔母は、家のお金を全部管理していたそうで、一人残された叔父は、お葬式にかかるお金を銀行から引き出せず、きょうだいたちから念書だか何かをもらって銀行からとりあえずのお金を引き落としたそう。
自分が死んだ時、残された人が困らない程度に現金を残すことと、大事なものがどこにあるかを記録して引き継げるようにしておかないと・・・と思いつつ、まだまだ死なないかなとタカをくくっているのである。そいうのが危険だろうか。


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