「ローラ、叫んでごらん」は、実の両親にフライパンで焼かれて大やけどをおった少女に根気よく治療をした精神科医の実話。
アメリカで実際にあった話を本にしたもので、精神を病んでてアル中の両親に、泣くのがうるさいから、ってフライパンの上で焼かれているとこを発見されたのが、ローラが1歳半の時。
↓飲み過ぎをやめないと・・・って思いつつ、どうもやめられない
親から引き離されて、病院で治療をうけながら4年過ごし、そのあとはクリスチャンの施設でシスターたちといっしょに育てられたローラ。話すこともできなかったんだけれど、精神科医のおかげで、看護婦になるところまで社会復帰する。
↓子どももいっしょにバーへとお出かけ、店員さんたちの子どもがいてアットホームなバーなのであった
↓ジャガイモ、切りました!!揚げました!!ってかんじのフレンチフライが、ほくほくしてておいしい
ローラへの虐待はひどいと思うけれど、この本で感動的なのは、シスターたちの熱意と忍耐、それと、精神科医の負けず嫌いなんじゃないかと思わざるを得ないくらいの治療へのこだわり。人を助ける仕事、って、自分が学ぶことで、自分を助けることだって、思ったのである。