最近、少しずつですが書き溜め始めました。
私が一番書きたくない本はいわゆる【カフェ巡りな本】
その店の名物、それに対する「こだわり」。
その店の歴史。
コーヒー、焙煎の話。
店主のコーヒーに対する熱い熱い熱~~~い思い。
それ以外のモノを書きたいのです。
世間一般の編集方法とは真逆で行きます。
【たかが珈琲、されど珈琲】なんて話は「これっぽち」も聞きたくない。ヘドがでる。Fed up!
同じくバイク屋さんでバイクの話するのは全く野暮ってもんです。
焙煎の本も来年早々から書き初めます。
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もし、それが蕎麦屋なら・・・
御隠居さんは、仕事がないので昼間から酒を飲みたいわけですが
「角打ち」でなんかで飲みたくもない。
アテは、玉子焼き、蕎麦味噌(私は蕗味噌が一番)
これが蕎麦屋のレゾンデートルである。
蕎麦屋でそばを語る馬鹿
香りは「打ってる人」しか判らない。
蕎麦を食べたいでしょ?
我慢します。
「粋」とは、つまり、ヤセ我慢である。九鬼周三はそう言っている。
こんな小雪がチラつく日に、店を出たら、世間様はにぎやかだ。
北風が頬を叩く、嘲笑うのか?
「仕込み杖」が滑る露地。
ここで書きたいのは、その露地裏の景色である。