他人に聞く前に自分でトコトンやってみる。しかしながら・・・
その他人が問題です。
「まとも」な他人なら良いですが、多くは「経験だよ」と抜かします。
それも30才そこそこの「坊や」がです。
「まとも」とは何か? 基本的に自然科学の法則に沿って説明することです。
それで説明が出来ないモノを信じるのは、手品(マジック)を信じるのと同じ。
「排気ダンパー」を弄ってデタラメな焙煎をして、味をそういう風に誘導することは簡単なの です。
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義務教育は何の為?
私は、最低限の社会生活を営むためだと思います。
質問に対して「それは経験だよ」なんていう先生は社会通念上、存在しません。
受講者さんの立場に立てば、絶対に生豆は売りませんよ。これは常識です。
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【社会通念上】
物事をキチンと説明しないのは、判ってない。それ以外に考えられません。
「経験だよ」というならその経験を見せて貰ってください。内緒で各焙煎時間も計ってください。
生豆を売る先生には絶対に絶対に近づかないことです。これが商売成功の最大の注意点です。誰に聞いてもそう言う筈です。
あなたにメリットは何一つありません。むしろ損しても自分で買うべき事柄なのです。
これが出来なきゃ、自家焙煎屋をする意味など一切ない。一切ない。
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【1】 義務教育で学んだもの
それは、正しいモノの見方、考える手順であった筈で、 「理科の実験」を何の為にやったかというと、やはり、その思考の手順の習得だった筈ですね。
だから、基本はその科学でも説明も出来ないことを単純に簡単に信じるな!という事だ。(科学で説明できない分野もあるだろうが)
手品師は神様ですかぁ?
仮説を基に、実験をし、その結果を検証・評価し、その結果から、次の実験にフィードバックさせ何らかの結論を得る。
言い換えれば、ある事象の当否などを確かめるために、仮説を実際にやってみること。また、ある理論や仮説で考えられていることが、正しいかどうかなどを実際に試して初めて判ることである。
これは一般の生活でも同じである。
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【2】 コーヒー焙煎の1工程を、「一つの実験」と考えれば。
その為に、同じ袋から取り出した同じ品質の生豆を10回連続(多少の時間は空けても)で焙煎すれば、同じ焙煎データが連続する筈である。
これが出来ないならば、それは、そもそも実験装置の基準さえも満たしてないわけです。。
そんな程度の低いものであるから、当然ながら、誠に残念ながら導けるモノは何一つない。
仮説なんて、とんでもない事だ。
焙煎法なんてものでは決してない。
しかし、世の中は、これも出来なてない人々が「凄いこと」を書いている。内容はデタラメです。
「手アミ焙煎」をやってる人が焙煎の理屈を書いている。
正直、内容を見ると「アホ」です。
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【3】 最低限の常識を持てば・・・
先日も同じ事を書いたが、何一つの指標(実験データ)さえ得ることがないことに目をつぶって、感性という指標で物事を測ることもある。
それは科学の実験ではないが、世の中の多くの場面で見ることが出来る。
紅茶のブレンドた、板前さんの舌などだが、それには、しっかりしたベース(基本の葉、出汁のあり方)が基本にあるから出来ることだ。
しかし、下部がアミで素通し、その蓋にアルミホイルを被せ「蒸れた」なんて記事を読むと、この日本の行く末が不安になる。
一切の指標がない、焙煎で一体何を基準に評価してるのか?
キXXXである。がキXXXは本当の事をいわれると怒るので、直接は言わない。
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■ コーヒー焙煎を知りたければ、自分でやってみればスグ判る、これが一番の早道です。
60KG一袋の生豆を買えば、60000g÷300g=200回は焙煎出来るわけです。
その各焙煎の設定を自分で考えて色々(仮説)試せば良いだけです。
結果を自分の舌で、第3者も含めて確認すればよい。
基準も変えてみれば良い。だから、これは科学の実験と同じである。
可変要素は、たった一つである。何? これが判らないなら仮説すら立たない。
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■ その時には、勿論、良質の生豆を買わなければ全く意味はない。ここをケチるなら自家焙煎なんてしないほうが良い。
味は生豆で決まることを知りたければ、良い豆を買わなければ100年焙煎しても理解は出来ない。
60kgの生豆と、当焙煎講座を比べれば、講座の方が断然安い。
これが当講座の目的です。
だから「坊や」は来ないでほしい。
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■ もし、可変要素として「排気ダンパー」を変化させるなら、その仮説からどんな結果が得られるか、当然ながら焙煎前に予測が立つ筈である。
科学の実験にはその人の「経験に因るブレ」はない。
明確な仮説があり、その通りにゆくか?結果をみるだけだ。
つまり、統一した焙煎時間も、仕上がり度合いも固定し比較しなければ基礎にもならない。
これを言い換えれば
プロファイルを統一し、可変要素だけを変えて「結果」の違いを見るだけだ。
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■ 本当に、本当に申し訳ないが、こんな基礎的な比較さえしていない人が偉そうに
「ダンパー半段あけると酸味が強くなった」と書き、他の人は「香りが・・」 ある人は「コクが」なんてバラバラで書いている。
誰一人、まともな比較さえもしていません。
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【4】 プロファイル焙煎を、出来る人はいない。
本当に申し訳ないが、プロファイル焙煎を出来る人は当講座受講者さん以外にはほとんどいない。
皆さん、自分がやってるつもりになっているだけだ。
残念だが、一般のコンピュータ制御のプログラム焙煎も実は、出来てないのである。これは制御工学の基礎で誰でも知ってる事実である。
まして、連続する作業の結果からフィードバックし自動制御出来る焙煎機はない。
つまり、目の前に見えている数値さえ本当でないことを知るべきなのだ。
えっ? どういう事?と思う方は素晴らしいです。
「排気ダンパー」を弄ると、もう温度計は真実を示さないのです。
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■ 結論を書きますね。
ハリオ V60 さえ信じてるようなアホでは、焙煎は理解出来ない。出来ないが豆は煎れます。そして売ることも普通に可能です。
また、それがこの世の中です。
歌が下手でも、売れる人は売れるのです。それが世の中です。いいです。
チャンチャラ可笑しいのは、そんな人が声楽・音楽を語ることです。
「排気ダンパー」弄って、真面目に焙煎を語るなんて、もう
チャンチャラ可笑しいです。
■ 結果が判れば、理解できれば、今、世間一般で言われている御大層な理屈は全部デタラメであると誰でも判るだろう。
【5】 理論通りに焙煎するなら、1分ごとに温度を記録するなんて一切することはないわけだ。
判ってる筈ですからね。
だから1分ごとに温度書いてるって不思議なアホさんです。。
授業ではラインを描く為に書く講座もあります。が温度記入こそ愚の骨頂!!!
チャンチャラ可笑しいです。