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オーガニックなコーヒー豆

2021-08-22 | ◆日記・エッセイ・コラム
オーガニック認証の珈琲豆


この上記のサイトに多くの情報が書いてあります。海外との認証関係も載っております。これらは企業間ではない。すべて国家間の取り決めですからここで探せない海外の情報は私は信じない。
  
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仕入れる豆について、販売者、仕入れ担当として勉強しなければならないことは多いと思います。Wikiで単純に検索すればろくでもない記事が一杯出てきます。当にネットは馬鹿の為にあると言われる所以です。
そういう出発が既に間違っています。

オーガニック コーヒー豆を探しているのならばまず最初にすべきはオーガニックとはどういう意味なのか?きちんと勉強するのは当然です。

【01】まず「JAS」からです。ここで有機農業というものをどういうものなのか勉強するのも約1年はかかるんじゃないでしょうか?
その勉強もせずにオーガニックコーヒーを探しているなんてもう「鴨がネギしょって市場を歩いている」ようなものです。
バカの中のバカと言っても過言じゃないです。

【02】当然これは近代国家の日本の農業規格(日本農林規格 )です。日本の消費者が有機農法の農産物を買い求めるためのもの。法律でこの基準が決められているわけです。

当り前ですが多くの食品を輸入するこの国ではこの日本国の法律で有機農法を謳い文句に販売するのであれば、この日本の農業規格(有機JAS)に合致しているということなのです。

つまりアフリカのA国が日本に有機コーヒーを輸出するのであれば彼らが私たち日本の農業規格に沿った合格した基準で作っているという意味しかありません。
当然ですがそのA国が日本以外にも世界中にコーヒー豆を輸出しているとすれば、その各々の国の有機農法の法律基準に照らし合わせて栽培しているという意味しかないわけです。

【03】当然ですがそんなことを出来るわけがないわけです。

そこで EU は EU でひとつの括り。アジア.オセアニアこの辺を一つの括り、環太平洋とか、あるいは北米などというように一つの包括的な取り決めを作ればいろんな国が恩恵を受け生産側も助かるわけですねそういう取り決めは、企業同士でなく、国家同士の取り決めを作ってるわけです
輸入者自身が云々という時点で嘘だと。(思いますが)

その根本的な仕組みと言うか有機農法は何なのかという勉強もせずにオーガニックコーヒーを探してるような人はもうバカの中のバカなんです

【04】当然ですがここで起きてくる問題はオーガニック認証と言うビジネスです。有機農法とか難しい化学の知識ではなく、オーガニックをビジネスとして何らかの承認を出しちゃおうと言う「おちゃめな」団体も出てくるわけなんです。つまり金さえ出せば手形を乱発するようなそんな認証機関。

あるいは自分自身で認証組合を作っちゃうとかっこいい認証状だけデザインすれば外国語がそんなにわからない日本のマーケットでは売れるかもね

■基本に立ち返りましょう。日本のマーケットで「有機農法」で謳って販売する為には日本の 【有機JAS】の規格に合致したものじゃないとだめなのです。

どっか企業が勝手に有機農法だと謳っていても【有機JAS】以外は信用出来まへん。特に胡散臭い。

【05】ここで一つはっきり言っておきますが現地でも生豆は厳重に品質管理されてるわけなんですけれども、そのわざわざ取り除いた屑豆を混入して「オーガニックだからやっぱり虫が食ってるんだよね」なんて騙されている馬鹿も多いということです。そんなコーヒー飲んだらやっぱり味が違うわけなんです。それをオーガニックの味だと思い込むことは自由ですけれどもね、もう落語の世界なんですよ。



【06私が講座受講者さんに推薦している生豆の卸会社の中ではおそらくオーガニック認証コーヒーを扱っている会社はないと思います。

【07】けれども私が知っているある会社の経営者は毎年アフリカ某国に飛んでそこで資本を入れたりの指導したりその土地その人々豊かにしようと動いているのですが彼のビジネスとして扱う豆の中にオーガニックとは呼んでもいいような生豆は存在します。
それは彼は知っているわけで、肥料特に化学肥料を購入する金もないような地域。あるいはお金を出して認証を買う金がない。

私はその豆を知っています。私がその豆を信じる根拠はただ一つ私は彼を信じているからと言うただそれだけです。「オーガニック」豆です。
特にそれで売ってるわけではないです。
その信じる根拠は顔を見ればわかります。


【08】まず最初に【有機JAS】を基本に勉強することそれは大変なことで色んな書籍やハンドブックを手にしなければまず分からないことですそれで初めて有機農法が分かります。
多くの消費者は有機農法ノイローゼになっているだけで、偽物つかまされても幸せならそれでも構いません。ナイーブ(とろ~~い)過ぎますが、

そういう人が38円の豆腐を買ってるわけですよ。
200円出さない人には通じない。

【09】ネット情報を信じる前に自分で「JAS」から各国のサイトへと勉強することです。一私企業が【有機栽培です。】は私は信じない以前に近づかんし、それを コーヒーにも米穀にも求めていない。

ネットは馬鹿の為にある。

【10】米が主食の日本の市場で、多様なビジネスが展開され情報も多い中で、どれだけ【有機JAS】認証のがどれほどあるのでしょうか❔調べて下さい。また、それを実行する為には、認証までの空走期間、空き地設定など実に気の遠くなるような現実があります。日本の「米」でさえです。

【11】 「オーガニック・コーヒーありませんか?」と聞く前にちょいと勉強する事です。そうでないと反対に「カモ」にされるだけです。
「オーガニック」が付いてれば安心生活なら、もう絶対に自分で有機農法で暮すしかないです。絶対にスーパーマーケットには行かない筈です。

何が本物か?偽者か?考える前に、
あなたは本物なのですか?

                      take care



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