東京でのサイクルモード最終日である11月7日、日曜。
前日に引続きメッセに到着した俺は、もはや恒例となった感のある入場待ちの行列に加わっていた。
うーん…折角だから高級ロードでも朝一で試乗しようと思ったがどうだろうなあ…などと、入り口が目視できない程度の大行列でウダウダ考えていた。
それにしてもサイクルモードの行列は面白い。
例えばだよ、この日もメッセのすぐ隣の部屋でやってたウインタースポーツフェスタとかにスキーやボードのウェアを着て来る人などいる訳ないじゃない。
モーターショウにレース用のツナギ着てフルフェイスのヘルメットを被って来場したら完璧コスプレだし…
そこ行くとサイクルモードの来場者達は、もちろん普通の格好の人の方が多いけど、それでもヘルメット持参の人は(俺含め)結構いるし、多分ここまで自転車できたんであろう、パッツパツのウェアに身を包み試乗する気マソマソの人だって結構いる。
そんな、正に自転車天国といった雰囲気の中、つつがなく開場となり、老若男女が会場に静かになだれ込む。
俺はまず、今やロードの一番人気と言えようTREKのブースに直行。既に会場は前日歩き尽くしたので一本道で試乗コーナーに到着…
するもそこには既に行列が完成しており愕然。
しかし、一番人気のMADONE(マドン)6シリーズ、ぶっちゃけ安いコンパクトカー(自動車のことだよ)並の値段がするこのバイクの列はやたら長いものの、その下の5シリーズの方はそれ程の長さでもなかったので妥協した。
それにしても、6シリーズに比べたら価格もお手ごろの4、50万であるものの(俺は買わないと思うけど…)、流石に乗り心地、変速のスムーズさは大変よろしい。そして非常に軽いし、こんなバイクがあったら俺ももうちょっと速く走れるかなー…などという根拠のない妄想に浸れるというもんだ。
今回俺がマドンで注目したのはケーブルの取り回し。
ブレーキレバーやシフトレバーがハンドル周りについていて、ブレーキ・変速機は足元にあるんだから当然どっかにワイヤーを通さなければならないのだが、マドンは大胆にもワイヤーの大半をフレームの中を通す構造にしている。
例えば後ろの変速機の場合、ワイヤーが前輪の上辺りでフレームの中に入り込み、下では後輪のハブと繋がる辺りでやっとピョコっと出てくるという塩梅。
これで見た目がスッキリするという効果の他、ワイヤーが外に出ていないということは汚れにくい(例えばウチのバイクの場合、ペダルが繋がっている所の下をワイヤーが通るのだが、そういう上から見えないところは中々気付かないのだ)ということにも繋がるんだろう。ただワイヤー交換する時はどうすんだろうね。
そんな訳でとりあえずロードは乗ったので、再び小径車の方に乗ることに。
日本は香川のメーカーTYRELL(タイレル)。
ここはバッテン形状の?フレームが見た目の特徴であるが、値段が張る分走りもやはり小径車の枠を超えている。
今回は、その中でも特別な、チタン合金で作られたフレームのモデルに試乗。確か折りたたみでは無かったが。
…これまた小径車とは思えない、むしろさっきのマドンとさえいい勝負と思える位の乗り心地に唖然とすらした。まあこのモデルは値段もマドン5シリーズといい勝負だったりするようだが…
やっぱり世の中金(ryと思いつつ、次は再びDAHONブースに行き、今度はVectorというオレンジが眩しいモデルに乗車。
これも前日のモデル同様、折り畳みながらガッチリした作りで、こんなのが気軽に持ち運べて旅先でチョロっと乗れるんだよなあ…と思うと余計にこのまま乗って会場を脱出したく…イヤまっとうな手段で購入いたしたいと思った次第である。予算オーバーだけど。
その後はまた会場内をぶらつき、たまたまステージに来たので、サイクルジャージのコンテストの最終審査会を見た。
自転車のウェアというのは「服」としては多分特殊な部類に入るんだろうが、他の移動手段と比べ自転車というのは、走っている時の「乗ってる人の姿」というのも結構重要な、車で言えばボディの役割を担っていると言えなくもない。んでもって、ハイスピード故に機能性が第一となるバイクと比べれば、自転車のウェアの方がデザイン、色の面で自由度は高いと。
ということで、結構インパクトの強いデザインが5種勢ぞろいし、投票などして一番を決めるという話で、何となくステージを見ていたんだが、登場した製作者達も個性豊かで中々面白かった。
結局、二日通して俺も会場案内ができそうなくらい?歩き尽くしたが、ちょっとダラダラしてしまった感はあるかな。まあチェックすべき自転車はチェックしたし、もらうもんはもらえたので満足だけどね。
と今年もサイクルモードの話題を引っ張ってしまったが、この次の週はちょっくらエンデューロなんつうものに挑戦してきたので次回その模様を。
前日に引続きメッセに到着した俺は、もはや恒例となった感のある入場待ちの行列に加わっていた。
うーん…折角だから高級ロードでも朝一で試乗しようと思ったがどうだろうなあ…などと、入り口が目視できない程度の大行列でウダウダ考えていた。
それにしてもサイクルモードの行列は面白い。
例えばだよ、この日もメッセのすぐ隣の部屋でやってたウインタースポーツフェスタとかにスキーやボードのウェアを着て来る人などいる訳ないじゃない。
モーターショウにレース用のツナギ着てフルフェイスのヘルメットを被って来場したら完璧コスプレだし…
そこ行くとサイクルモードの来場者達は、もちろん普通の格好の人の方が多いけど、それでもヘルメット持参の人は(俺含め)結構いるし、多分ここまで自転車できたんであろう、パッツパツのウェアに身を包み試乗する気マソマソの人だって結構いる。
そんな、正に自転車天国といった雰囲気の中、つつがなく開場となり、老若男女が会場に静かになだれ込む。
俺はまず、今やロードの一番人気と言えようTREKのブースに直行。既に会場は前日歩き尽くしたので一本道で試乗コーナーに到着…
するもそこには既に行列が完成しており愕然。
しかし、一番人気のMADONE(マドン)6シリーズ、ぶっちゃけ安いコンパクトカー(自動車のことだよ)並の値段がするこのバイクの列はやたら長いものの、その下の5シリーズの方はそれ程の長さでもなかったので妥協した。
それにしても、6シリーズに比べたら価格もお手ごろの4、50万であるものの(俺は買わないと思うけど…)、流石に乗り心地、変速のスムーズさは大変よろしい。そして非常に軽いし、こんなバイクがあったら俺ももうちょっと速く走れるかなー…などという根拠のない妄想に浸れるというもんだ。
今回俺がマドンで注目したのはケーブルの取り回し。
ブレーキレバーやシフトレバーがハンドル周りについていて、ブレーキ・変速機は足元にあるんだから当然どっかにワイヤーを通さなければならないのだが、マドンは大胆にもワイヤーの大半をフレームの中を通す構造にしている。
例えば後ろの変速機の場合、ワイヤーが前輪の上辺りでフレームの中に入り込み、下では後輪のハブと繋がる辺りでやっとピョコっと出てくるという塩梅。
これで見た目がスッキリするという効果の他、ワイヤーが外に出ていないということは汚れにくい(例えばウチのバイクの場合、ペダルが繋がっている所の下をワイヤーが通るのだが、そういう上から見えないところは中々気付かないのだ)ということにも繋がるんだろう。ただワイヤー交換する時はどうすんだろうね。
そんな訳でとりあえずロードは乗ったので、再び小径車の方に乗ることに。
日本は香川のメーカーTYRELL(タイレル)。
ここはバッテン形状の?フレームが見た目の特徴であるが、値段が張る分走りもやはり小径車の枠を超えている。
今回は、その中でも特別な、チタン合金で作られたフレームのモデルに試乗。確か折りたたみでは無かったが。
…これまた小径車とは思えない、むしろさっきのマドンとさえいい勝負と思える位の乗り心地に唖然とすらした。まあこのモデルは値段もマドン5シリーズといい勝負だったりするようだが…
やっぱり世の中金(ryと思いつつ、次は再びDAHONブースに行き、今度はVectorというオレンジが眩しいモデルに乗車。
これも前日のモデル同様、折り畳みながらガッチリした作りで、こんなのが気軽に持ち運べて旅先でチョロっと乗れるんだよなあ…と思うと余計にこのまま乗って会場を脱出したく…イヤまっとうな手段で購入いたしたいと思った次第である。予算オーバーだけど。
その後はまた会場内をぶらつき、たまたまステージに来たので、サイクルジャージのコンテストの最終審査会を見た。
自転車のウェアというのは「服」としては多分特殊な部類に入るんだろうが、他の移動手段と比べ自転車というのは、走っている時の「乗ってる人の姿」というのも結構重要な、車で言えばボディの役割を担っていると言えなくもない。んでもって、ハイスピード故に機能性が第一となるバイクと比べれば、自転車のウェアの方がデザイン、色の面で自由度は高いと。
ということで、結構インパクトの強いデザインが5種勢ぞろいし、投票などして一番を決めるという話で、何となくステージを見ていたんだが、登場した製作者達も個性豊かで中々面白かった。
結局、二日通して俺も会場案内ができそうなくらい?歩き尽くしたが、ちょっとダラダラしてしまった感はあるかな。まあチェックすべき自転車はチェックしたし、もらうもんはもらえたので満足だけどね。
と今年もサイクルモードの話題を引っ張ってしまったが、この次の週はちょっくらエンデューロなんつうものに挑戦してきたので次回その模様を。