酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者。
と一気に読むだけでそれこそ酸欠になりそうな名前の資格だが、会社の命によりこないだその講習会を後輩と受けてきた。
内容は酸欠、硫化水素中毒それぞれどの位の濃度でどういった症状が出るか、それらを防ぐためにどういったらよいかという実践的なものから、酸素、硫化水素の濃度測定と人工呼吸、心臓マッサージの実技まで色々である。
この資格の元となる酸素欠乏症等防止規則から引用すると、酸欠というのは空気中の濃度が18%未満、硫化水素中毒はほんの10ppmを超える状態のことを指す。
硫化水素も濃度が7000ppmを超えると吸ったら即死という恐ろしいものだが、ある意味それより恐ろしいのが酸欠で、こちらは何しろ見た目はもとより匂い等人間の感覚では全く検知することができず、またマンホール内等で酸欠で倒れた人を助けようとして自分も酸欠で倒れるという連鎖が起こりやすく、そして一酸化炭素中毒などと比べても死亡率が非常に高い(蘇生率が低い)というものである。
しかも酸欠はガスマスクなどは通用せず(何しろ無い袖は振れない訳で…)救助には酸素ボンベ等による酸素の供給が不可欠という厄介さも併せ持つ。
(余談だが、ガスの検知などにカナリアを使うという話があるが、カナリアは酸欠への耐性が人間より高いため、酸欠を検知するのには向かないとテキストに書いてあった)
なのでマンホール等酸欠等のおそれのある場所に入る時は、ちゃんと酸素濃度、硫化水素濃度を測定し、尚且つ換気をしてから入るということで、その測定の実習も(試験つきで)行われたんである。
何か珍しく?真面目なお話になったが、構わず次も続けてこの資格の件について書くつもり。
と一気に読むだけでそれこそ酸欠になりそうな名前の資格だが、会社の命によりこないだその講習会を後輩と受けてきた。
内容は酸欠、硫化水素中毒それぞれどの位の濃度でどういった症状が出るか、それらを防ぐためにどういったらよいかという実践的なものから、酸素、硫化水素の濃度測定と人工呼吸、心臓マッサージの実技まで色々である。
この資格の元となる酸素欠乏症等防止規則から引用すると、酸欠というのは空気中の濃度が18%未満、硫化水素中毒はほんの10ppmを超える状態のことを指す。
硫化水素も濃度が7000ppmを超えると吸ったら即死という恐ろしいものだが、ある意味それより恐ろしいのが酸欠で、こちらは何しろ見た目はもとより匂い等人間の感覚では全く検知することができず、またマンホール内等で酸欠で倒れた人を助けようとして自分も酸欠で倒れるという連鎖が起こりやすく、そして一酸化炭素中毒などと比べても死亡率が非常に高い(蘇生率が低い)というものである。
しかも酸欠はガスマスクなどは通用せず(何しろ無い袖は振れない訳で…)救助には酸素ボンベ等による酸素の供給が不可欠という厄介さも併せ持つ。
(余談だが、ガスの検知などにカナリアを使うという話があるが、カナリアは酸欠への耐性が人間より高いため、酸欠を検知するのには向かないとテキストに書いてあった)
なのでマンホール等酸欠等のおそれのある場所に入る時は、ちゃんと酸素濃度、硫化水素濃度を測定し、尚且つ換気をしてから入るということで、その測定の実習も(試験つきで)行われたんである。
何か珍しく?真面目なお話になったが、構わず次も続けてこの資格の件について書くつもり。
酸素には臭いがないからなぁ…オゾンにはあるようだけど。
基本的にはマンホールや地下での仕事に就く人用ですが、普通に井戸の中が危険だったり、下手すると井戸とつながっている普通のビルの地下室なんかも危ないということも分かりました。
まあ個人的には次の記事の方にも興味を持っていただければと思います。