或る双子座の日々

這是一個雙子座的生活日記。
つれづれなるままに

Autumn depression?

2007年10月10日 | ハンガリー(日常)
春のような陽気が続いて、公園に行くのも軽装が常になり
油断したのがいけなかった。

babyは厚着をさせていたものの、ズボンの股上が浅い昨今のデザイン
だったため、裾が長いので「まだ大きいもの」と思っていたら実は小さく
なっていて、動くたびにおなかが出ちゃって。

こまめにズボンを直しても無駄で、見事に軽いカゼを引かせてしまい
土日続けて鼻詰まりのため寝つきも悪く、何度も目を覚ますbabyに
つきあって鼻水吸引をしたり、水を飲ませたり、おしめをかえたり
といったお世話で寝不足。風邪もうつって絶不調・・・

2日間、家で安静に過ごしたbabyは外へ出たくてウズウズ。今日は
仕方ないのでムリは禁物、短時間で帰ればいいか、と公園へ行って
みれば1時間経って柵から出ると帰りたくなくて大泣き。

よそのパパやママ、おじいちゃん・おばあちゃん、ベビーシッターさん
から何事かとジロジロ見られるなか、泣きじゃくるbabyを公園に戻して
みる。

と、泣き止まないうちに今度は自転車を発見したbaby。
年上の子が乗るコマ無しの自転車でフェンスにたてかけてあり、
babyは乗りたくて乗りたくて。

危ないからダメ、といったら再びビヤーンと大泣き。そして、
公園中から再び「なにをやってんだ?」という視線を浴びる。
こちらも自然と「だから、危ないの。ダメなものはダメなの!」と
声を荒げれば、ますます冷ややかな空気が流れ。

こういうとき何を言っても分かる年頃じゃないので泣くわ泣くわ。
どうしようもないと諦めて、抱っこして強制的に帰途につくも
落ち着いたところで歩道におろすと今度はイヌの眠る家の前で止まる。

3分、5分経ってもそこから動かない。帰ろう、と声をかけたら
再びビヤヤーンと大泣き。道行く酔っ払いのおじいさんに「baby、
そんなに泣いちゃいけないよ」と慰められる始末。

しかも、そのおじいさん、外国人の私に道案内を尋ねてきた。
わからんといってやり過ごそうとしてもしつこいので、近所の
売店に行きたいらしく、「あの通りへ出て、右へ行けば左側に
見えるだろう」と説明。もう、私が泣きたい。

(泣き止むの待って歩道でしゃがんで抱っこしていたら、例の
おじいさんが戻ってきて角を曲がる前に「見つけたよー。ありがとー」
と手を振っていった・・・)

帰るだけで1時間経過して、やっと家に到着。郵便受けに、階下の住人
からの封書を発見。ただならぬ気配に、急いで開けてみると便箋が1枚。

「うるさくて家に居てもくつろげないし、眠ることも出来ない。
どうか私達の頭上で、赤ちゃんに走ったり飛び跳ねたりさせないで
ください。」という書き出し。

途端に脈拍が速くなって、急いで先を読めば「娘は勉強しなくては
いけないのにできない。うるさいのに耐えるので、精一杯。」

「夜の9時から朝8時までは静かにさせてほしい。これまで
ずっと我慢してきたけれど、もう言わないと。」
Thank you for your understanding で結び。

もう泣きっ面に蜂です。

私自身の体調が悪い上にbabyはグズる、階下の住人からは
クレームがくる。夫は日帰り出張で国外にいて携帯に電話しても
繋がらず、夜は会食ですぐには戻らない。

思わず国際電話して日本の友人にこぼしました。
(Kちゃん、ありがとう)

babyのお昼寝中に、お詫びの英文手紙を何とか形にして
夕方には郵便受けにそっと入れました。

こどもができると自分たちの出している音に疎くなります。
小さいお子さんの無い家庭には、どれほどうるさかったか。
普段から心配していただけにいたたまれなく思いました。

良きにつけ悪しきにつけ、赤ちゃんのすることは考えていたほど
大人が制止できるものではないというのが実感です。

それと同時に、よそのお宅の幼稚園の年長さんか小学校低学年の
男の子がウワーッと大声をあげたり、ドスンドスンやってる
のを聞いて驚き、「すごいなー、ああなるかー」と思ったり。

なんか日本では階下の住人の訴えが認められて、罰金の話が出て
いましたね。うちも他人事じゃないぞと不安に思っていたら、
見事に苦情のお手紙をもらってへこみました。

今夜から、音を出させないよう泣かせても何しても毅然として
対応しなくちゃ・・・


さて、それとは別に諸事情ございまして、10月中旬から11月中旬
までブログの更新を休みます。せっかく毎日見に来てくださっている
読者の皆さん、本当にごめんなさい。

12月までには再開しようと思っております。
それまでご自愛ください。
ではでは。