2009年のアカデミー賞で、俳優関連を除いた主要部門を独占した作品です。
イラク戦争における爆弾処理班を描いていて、人間ドラマよりも戦場シーンの迫真性を追求しています。
ハンディカメラを多用して画面も粗く、ドキュメンタリータッチで撮影されています。
アカデミー賞受賞後に、戦場のシーンの正確さに欠けていると批判されましたが、それもこの作品がリアリティを追及しているが故であって、例えば「地獄の黙示録」の様にドラマを重視した作品だったら、そこまで要求されなかったでしょう。
児童文学の世界でも、描写を重視するか物語を重視するかで書き方は異なってくるので、前者の場合はよりリアリティを要求されるでしょう。
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