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現代児童文学

国内外の現代児童文学史や現代児童文学論についての考察や論文及び作品論や創作や参考文献を、できれば毎日記載します。

白土三平「雪どけの巻」カムイ伝所収

2019-05-11 10:55:17 | コミックス
 様々な階層間、階層内での争いにおいて、それらをどのように解決していくか苦闘する主人公たち(正助(百姓)、スダレ(元百姓の)、カムイ(/忍者)、草加竜之進(武士)、夢屋七兵衛(商人))が描かれています。
 主な争いは、討幕運動(武士)、大名貸し(商人、武士)、新田開発(百姓、、武士、)、一揆(百姓、漁師、商人、武士)、剣客争い(武士、忍者)、藩内での権力闘争(武士、商人)、藩主暗殺(武士)、流通の主導権争い(商人)、抜け忍の追跡(忍者)などです。
 白オオカミのカムイは完全に姿を消し、カムイ(/忍者)や草加竜之進(武士)の物語と、正助(百姓)やスダレ(元百姓の)や夢屋七兵衛(商人)の物語がますます分離していきます。

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