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現代児童文学

国内外の現代児童文学史や現代児童文学論についての考察や論文及び作品論や創作や参考文献を、できれば毎日記載します。

最上一平「たぬきの花よめ道中」

2018-05-17 08:57:45 | 作品論
 田舎のたぬきが、都会のたぬきにお嫁に行くという奇想天外な絵本です。
 タイトルに「花よめ道中」とあるように、親戚一同も人間に化けて、ぞろぞろと都会へ向かいます。
 たぬきにとっては、都会の方が過疎地と言う逆転の発想が生きています。
 町田尚子の迫力あふれる魅力的な絵が全編を彩っていて、読者を不思議な世界へ誘います。

たぬきの花よめ道中 (えほんのぼうけん)
クリエーター情報なし
岩崎書店

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