さて、花崗岩はそれぞれの鉱物が別々に結晶化したのでモザイク状になると言う話をしましたが、
最後まで残った鉱物が長い時間をかけてゆっくり結晶化することによって
巨大な結晶が出現することがあります。それをペグマタイト(巨晶花崗岩)と呼びます。
前回の最後にあげた写真は、まさにその巨(大結)晶です。
ここではこんなふうに帯状にペグマタイトが走っています。
よく、表面に「白蛇」が浮き出しているような石があったりしますが、こんな現象なんですね。
で、どのくらい結晶が大きいのかと言うと、こんな感じです。
これがさらに大きくなると、天然記念物に指定されている郡山市鹿島神社のペグマタイト岩脈のようにになります!
ま、そうそう大きくならないから、天然記念物なんですけどね~。<まだつづく>