何がどうした？？

メディアというのは無責任であると言う本質を、
私たちは片時も忘れてはいけない。
メディアが中立／公平であるということは
あり得ない。いまさら。。。。だけどね（笑）

べつに、メディアを告発しようってわけじゃない。

ほんとに。

でも一番大事なことは、メディアにとりあげられ、
議論されていることが全てじゃないってこと。
いくらメディアが国や東電を批判し、告発し、
苦しむ人々の映像を流したとしても、
決してそれが全てじゃない。

全てのメディアが協力したって、
真実を余す事なく伝える事なんて不可能なんだ。

メディアがさかんに何かをとりあげれば
その反対側にいるものは無視される。
原発や放射能の危険性を訴えれば訴えるほど
復興の現状を語れば語るほど
さまざまな真実がこぼれ落ちていく。

今、メディアは放射能と復興しか流さない。
悲しさと怒りと希望と美談。
でも、その中間だってある。
メディアが強く何かを訴えれば
それだけその陰に隠れるものが増える。
テレビはいつだって、同じインタビューを繰り返す。
でも、100人、1000人インタビューしたって
インタビューされない人の方が多いんだよ。

一番悲惨なところ、一番がんばっているところ
それだけが全てじゃないんだよ。
そういう報道を。。。
免罪符にしちゃいけないな（笑）