God is in the details ~神は細部に宿る~

一箱古本市専門店《吉田屋遠古堂》主人のぐうたらな日々。。。。

仙台 ブックカフェ

2010-03-19 19:24:05 | 日々の暮らし
仙台市には、一箱古本市というものがある。

数年前に東京の上野で始まり、広島や福岡でも実施しているらしい。
で、ちょっとこの企画をいただきたいという事で
先日、仙台市にその実行委員の方をお尋ねした。
その方のプロフィールや企画自体はホームページを見ていただくとして。

http://www.bookbooksendai.com/

企画に携わっている方々の中には、もちろん古本屋さんや印刷所さんなどもいるけれど、
とにかく本が好きな人たち。本に思い入れがある人たち。
全国のそういった人たちが一箱古本市をとおしてつながっていけたら、という想いも強い。

そして、一箱というのがポイントらしい。
たくさんある手持ち本の中から、どんな本を選別するのかで人となりがみえて来る。
本を捨てられない人は、きっと自分の読んだ本を誰かに読んでほしいと思っているので、
一箱店主はどういう風にその本に思い入れがあって、どういう風にお客さんにその本を薦めるのか、
そのやり取りも非常に面白いそうだ。ブッククロッシングよりも、本の行き先が見えて面白そう♪

もちろん仙台でも、開催にあたってはいろんな困難があったらしい。
でもやってよかったと実行委員の方は熱く語ってくれた。
仙台では今年は6月に実施するそうなので、
もちろんこちらからもみんなで出店しようと計画している。

で、かえりにその方のおすすめのブックカフェに寄って来た。




居心地のいいリビングのような一室で、ほろ苦いコーヒーを飲んだ。





そのカフェのお姉さんは仙台の出身ではなく、意外にこっち出身の人だったり、





福島のカフェやなんかが仙台にお手伝いにいってたりして、どんどんつながっていく。。。。