天童の山奥に車を停めて、しばし山道を歩く。と、木道が。
その先に、ジャガラモガラは存在した!!これがその証拠写真である。
霞たなびくジャガラモガラ。
これは流紋岩の礫が積もってできた 深さ100mほどのすり鉢状の地形で、
水が溜まらず、そこかしこに30~50cmほどの風穴があいている。
礫の間にたまっている地下の冷たい空気が この風穴からかすかに吹き出しているため
底の部分に冷気が溜まり、 下に降りるほど気温が低くなる。
霞んでいるのはそのせい。
そのため、植物相が通常とは逆の垂直分布となっている。 つまり、標高の高いところにはえる植物が谷底に、
標高の低いところにはえる植物が上の方にはえているのだ。
一応、立場上風穴に手を入れて冷気を確かめている保存科学の若きエキスパート
この方、 この方 です(爆)
さて、このあと広重美術館に戻った我々は再び隣の喫茶店で白玉やらかき氷やらあんみつやらを食べて、
学芸員さんの手引きで、美術館を経営する旅館滝の湯さんのお風呂に入ることにした。
http://www.takinoyu.com/
帰りにフロントで入浴料を支払おうとしたところなんと女将さんのサービスで無料との事
学芸員のTさんの恩師が同行していたからか!? 持つべきものは友人だ(爆)
その後、同行者の案内で山形市内のいわゆるお座敷天ぷらのお店に。
厳密にはお座敷ではなくてカウンターだけど。熱々、うまうま、お腹いっぱい(w)
そばがきの天ぷらやらそばがきの黒蜜デザートやら。天茶やら手打ち蕎麦やら。
これも同行者のおごり。ごちそうさまでした!! 持つべきものは(爆)
で、いったいなんで私は友人たちにこんなに優遇されたんだろう??
それより、私は何をしに行ったの(大謎)