もっこす亭の生きざま日誌

 「自然と人・人と人」の“いいかげん・いいあんばい”な生き方を求めています。

その日がやってきた

2012-02-19 23:10:29 | Weblog
  とうとうこの日になった。
 夕方、大河原生健会の事務局長のTさんが亡くなったと連絡あり<emoji code="a005" />
 
 大腸がんだった。
 余命3ヶ月と言われていたが、それを半年くらい越え、抗がん剤に希望を託しておられたのだった。

 先月、新設の特養ホームに移ってまもなく再々入院。
 生健会の報告に行こうと思っていたところだった。
 
 強い人だった。
 奥さんを昨年の春に肺がんで見送られたが、生健会の活動は普段どおりだった。

 覚悟はしていたものの、ざんねん<emoji code="a004" /><emoji code="a005" />

原発事故関連の講演会ブーム

2012-02-19 13:50:28 | Weblog
  16日夜は自由法曹団主催で、安斎育郎氏による「放射能・原発事故とどう向き合うか」。
 昨日18日夜は核戦争を防止する宮城医師・歯科医師会主催で、松井英介氏による「原発事故の影響はこれからどうなる?ー放射線内部被曝の真実」。

 とにかく原発事故に関する講演会などの関連行事は目白押し。
 安全安心を売り込むもの、危険性を叫ぶもの、その中間を探るものと主催者によってさまざまだから聞く方としてはこんがらかっている。

 巷にはメジャークラスからにわか専門家?までいろいろ。
 中には、名声はメジャーだが中身は?という御仁もいらっしゃる。
 まさにブーム。(いつものことだが・・・)

 聴衆のほとんどはど素人だから、聞きなれない名前と数字に振り回されキョロキョロだ<emoji code="a004" />

 26日には白石市で「福島の放射線量は3年で半減する」?という野口邦和氏の講演だ。 質問したいことがいくつかある。
 

 

非常時だけど

2012-02-14 11:49:03 | Weblog
  昨年もブログで紹介したが、我が家の浜の畑(山元町中浜)は津波をかぶったところ。
 そこで生き延びた植物はセイダカアワダチソウ・ススキ・チガヤなどが以前のように生い茂った。小生にとっては、格好の観察場所となった。
 
 野草畑の中に、樹木の仲間も数種残った。
 ブルーべりー・ヤブツバキ・トヤマガキ(渋柿の仲間)・フヨウ・テリハノイバラなど地上部は枯れても土の中から新芽を吹いていた。

 ところが、昨年12月に回ってみると、大きなキャタピラの跡が生い茂っていた枯れの原を押しつぶしていた<emoji code="a005" />
  落ち着きだしたこれからは、動植物調査が復興のあり方を考えるとき必要になると思っていたのでまさに踏みにじられた感じだった。

 そこで管轄者に「新しい作業を始めるときには持ち主に連絡をしてもらいたい」と伝えようとしたが、2つの土木事務所も町役場も分からないということだった。
 未曾有の非常時だから畑を利用してもらうことに依存はないのだけど、残念なことだ。

 先日、今年初めて行ってみると
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 瓦礫の選別をしているようだった。
 キャタピラの跡の辺りに植えておいたのだ。
 ここまで痛めつけられては、春の芽だしは期待できそうもない。
 

 

ハクチョウの餌場

2012-02-14 11:47:04 | Weblog
  2・3日少し暖かくなったので白石市の田んぼの雪も解けだした。
 そこはハクチョウとカラスの貴重な餌場となる。
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 今年は100羽を越える。カラスはその倍くらい。
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 ハクチョウは少々近づいても平気(餌づけしやすい)、
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 カラスは用心深くすぐ飛び立つ。
 昨年までカラスはこんなに接近していなかったのだが・・・

♪どじょっこだ~の ふなっこだ~の かおをだすべとおもうべな~♪

2012-02-13 11:49:31 | Weblog

 きのうの暴風は治まり、薄日のさす穏やかな日となった。
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 蔵王連峰は久しぶりに顔を見せた。
 気温は1度。

 5間堀は完全凍結。
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 暮れにドジョウ掘り(ドジョウ捕り)の老人たちが来ていた用水路も凍り付いている。
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 この氷が解けたら♪ドジョッコだ~のふなっこだ~の かおをだすべとおもうべな~♪
 
 小さな堀は、せせらぎをつくっていた。
 DSCN7674.jpg
 隣の奥さんは「あったかくなったねぇ」と完全防寒でお散歩。


 


妻の闘病記 139 母親とタカの会話

2012-02-12 20:20:35 | Weblog
  暴風雪警報発令中。
 太平洋岸は、雪は大したことはないが冷たい風がもがり笛を吹いている。
 寒~い!

 おととい、妻はタカの顔を思い出せないと言っていたので、今日は妻を外出させタカといっしょにすごさせる予定でいた。

 ところが、病院にいったら朝食後に吐いたそうだ。
 原因は分からないが、昼飯は全部食べて異状はないけど止めといたほうがいいとのこと。
 予定は中止。

 プレイルームの端のテーブルで妻とタカの会話が始まった。
 妻は母親としてすまないという思いを懸命に話した。
 タカは「うん」という意思表示しかできないけれど、その思いを受け止めたようだ。
 
 妻の回復とタカの成長が一つになった瞬間!<emoji code="a001" />
 こんなことは初めてのことだった。<emoji code="a005" />

 タカが施設に戻る前に、嘔吐で汚した上履きの代わりの靴を買い病院に届ける。

 
 

薪、燃やすべからず!

2012-02-11 20:24:40 | Weblog
  1月末に環境省が小生の住む宮城県仙南の2市7町で行った薪と焼却灰の中の放射性物質調査の結果が明らかになった。

 それによると、
 薪の放射性セシュウムは、国の指標値(40ベクレル/kg)をかなり上回った。
 〇村田町 730ベクレル 〇丸森町 460ベクレル 〇白石市 670ベクレル

 焼却灰も国の基準値(8000ベクレル)を大きく上回った。
 〇丸森町 5万9000ベクレル 〇白石市 2万8000ベクレル
 を検出したと発表。

 これを受けて県は、薪をストーブや風呂でたかないように、またすでに出た焼却灰は袋などに入れて保管するように呼びかけていた。

 我が家は、この冬は手が回らなかったので一度も焚いていない。
 昨年は結構焚いたが、震災後は焚かなかった。

 友人のところでは、ほぼ一日中毎日焚いているので大変だ。

 放射性物質は思いもよらないところまで影響を与えている。
 それでも、政府と電力は原発を続けたがっている<emoji code="a003" />



カラスのえさ

2012-02-10 12:14:29 | Weblog
 昼前から雪ちらつく。1℃。

 畑のふちの生ごみ入れ(コンポスト)のふちに南瓜の種のからが並んでいた。
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 カラスが、生ごみの中から拾い出して食べたのだろう。

 昨年末から放れガラスが一羽、庭先の梢によく止まっている。
 厳しい寒さはも少し続く。
 がんばれ がんばれ!