もっこす亭の生きざま日誌

 「自然と人・人と人」の“いいかげん・いいあんばい”な生き方を求めています。

被災地に春の足音

2012-02-09 12:27:09 | Weblog
  妻は最近、子どものころの実家での生活を思い出すことが多いようだ。
 面会に行くたびに父ちゃんは?母ちゃんは?妹たちは?と訊かれる。
 
 何度も実家のあった山元町中浜に連れて行っいるのだけれど十分認識できないのだろう。 
 昨日も外出許可を取って連れて行った。

 自分の目で確認できればと思うのだが、集落ごと流された中浜地区、今も実家がどこだったのか分からない。

 近くを巡っていたら、
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 カカシが立っている。それも美女!<emoji code="a001" />
 足下には小さな田んぼ。<emoji code="a006" />

 手前には畑も。
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 青い葉はサクラジマ大根?
 少し離れて、手作りの小屋も建っている。

 「がんばっているね」と妻。
 どんな人がつくったのか分からないが、あさってで被災から11ヶ月。
  
 旧坂元駅前にも“花の種をまいています”の立て札が。
 被災した人たちが少しずつ、少しずつ動き出しているのだ。
 まもなく春<emoji code="a007" />