もっこす亭の生きざま日誌

 「自然と人・人と人」の“いいかげん・いいあんばい”な生き方を求めています。

タカ(知的障害者)の選挙

2016-07-04 13:37:58 | Weblog
 私の次男タカはダウン症(知的障害者)で近隣の施設に入所している。

 昨日2週間ぶりに帰省してきたので期日前の選挙に連れて行った。
 手続きが終わると
 「代理投票をしますか?」と声がかかる。

 「はい、お願いします」と言うと担当者が一人付き添ってくれる。

 選挙区の前で「誰を選びますか?」の問いかけにもじもじしているタカ。
 少しでも障害者のことを考えてくれそうな候補者を指すと、担当者が確認して投票用紙に記入。
 それをタカが投票箱に投函。

 比例の方も記入してもらい投函。
 「はい終わりです。ごくろうさまでした。」と言われるとニッコリ<emoji code="a001" />

 本人には選挙の意味や重要性など理解できないが、障害者や低所得者など社会保障が必要な人たちには生きる権利を主張する大変重要な制度である。

 全国には自分では投票できない障害者の有権者がたくさんいる。
 この人たちの一票をどうするのか 国は、国民は、知恵をださなければ憲法25条を守ることはできない。

 今回は、タカの施設の担当職員が疑問を持ってくれた。
 タカを施設に戻すとき「どうでした?」と訊いてきたので、「問題なく投票できた」と伝えると、
 「問題なのは、施設としてどうするかですよね。一つ抱くの施設の問題ではないし・・・」

 「先ずは、問題提起からだね。 よろしくね」
 広まるといいのだが・・・

 むし暑い!
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 ベランダのウチワサボテンが太陽の花を咲かせた。
 きれいだけど、柔らかい小さな毛のような棘が刺さると半月くらい痛痒いのが続くのが難点なのだ。

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