もっこす亭の生きざま日誌

 「自然と人・人と人」の“いいかげん・いいあんばい”な生き方を求めています。

村田町「第10回・蔵の陶器市」

2010-10-17 12:10:56 | Weblog
  隣の村田町では、一昨日から「蔵の陶器市」を今日までやっている。
 今年で10回目。
 
 この町は、昔交易の町として栄え、蔵がたくさん建ったがその後衰退。
 蔵はいくつも残った。そこで地域起こしとして蔵を活用した陶器市が始まった。

 昼からタカと二人で出かけた。
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 閑古鳥が鳴いていた通りに、年に1度だけだが2・3万人が集まるようになった。
 今年は関東から東北の陶芸家69人が集まって盛り上がっている。

 我が友も2人の陶芸家が出展している。
 一人は「団十郎窯」の“宮城の団十郎”さん。
 今年は造り酒屋の古い工場の中。
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 タカは「団十郎窯」で気に入ったコップを見つけ、購入!<emoji code="a006" />
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 彼が日常使う物を自分で選ぶというのは、生まれて初めてである。
 
 この酒工場は、今は近くに移転して使われていない。
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 酒米を蒸かす大羽釜があり、横には製造所名のプレートが見える。
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 その釜の上には木で作った大きな蒸気抜きの換気口がついている。
 タカはコップの入った袋を提げて、ニコニコと通りに出る。
 
 2人目は、ポルトガル人陶芸家の「ジョゼ釜」の“ジョゼ ファロンバ”さん。
 タカは、ハグ ハグの挨拶にまたまたニコニコ。
 
 ここは蔵の町。
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 中には3つの蔵持ちもある。
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 表から「店蔵」母屋をはさんで「内蔵」、「新蔵」と続く。
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 頑丈な作りの「内蔵」は江戸後期、「新蔵」は大正時代の建築という。
 「内蔵」では、ジョゼさんの奥さんが古布の展示販売をしていた。
 小生は左に下げてあるぼろぼろの作業着が好きだが、高くて手を出せない。

 「はらから共同作業所」と「鶴谷支援学校」も店を出していた。
 
 人が集まると、希望が湧いてくるような明るさを感じるのはなんでだろう・・・?

 タカは、ニコニコでもどって行った。



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