もっこす亭の生きざま日誌

 「自然と人・人と人」の“いいかげん・いいあんばい”な生き方を求めています。

それぞれに夢を抱いた「とらぬ狸の皮算用」

2009-06-30 20:59:00 | Weblog
 やっと降り出した雨は午前中で上がる。
 
 その雨の中、"九二一っつあん”と地元チェーン店会長の”Iさん”を、キノコ屋の"うめんつあん”のところへ案内する。
 
 目的は、うめんっつあんの栽培するキノコや野菜が「ホームセンターむさし」の中に入ったIさんのスーパーで売れるかを判断してもらうため。
 
 Iさんは、『安全でおいいしい農産物を提供したい。そのためには生産者が自立できるようにしなければ続けられない。
 市場や農協に出していたのでは、買い叩かれて意欲を失くしてしまう。生産した物には自分で値段をつけて責任とプライドを持って買ってもらはなければいけない。
 そして、土台になるのは土だ。農薬を使わない生産をするには竹炭の粉末を撒いて土壌改良をしながら生産したものを出荷してもらいたいのだ。』と力説する。
 難点は、遠すぎる距離。 

 小生は、うまくいけば中山間地の活性化につながるかも?と「とらぬ狸の皮算用」をしていたのだが、商売は甘いものではない。
 九二一っつあんは九二一っつあんで、自分の焼き物の技術で”炭焼き釜”を作り、小生に焼かせたいと考えていた。これまた甘い!

 その後、「ぼちぼち村」を案内。

 それぞれに夢を抱いたひと時だった。


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