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もっこす亭の生きざま日誌

 「自然と人・人と人」の“いいかげん・いいあんばい”な生き方を求めています。

“すず風”が吹く

2015-08-20 23:31:10 | Weblog
 昨日までは早朝からセミの合唱が響いていたが今朝は静か。
 9時半ころから弱々しく鳴き出した。

 妻のケアマネージャーに「“すず風”が吹いて気持ちがいいですね」と言うと、「“すず風”って季語なんだって。
 今朝ラジオでやっていたよ」だって。
 敏感になられると、しゃべりづらくなるなぁ~<emoji code="a007" />

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 先日降った雨水が、まだはけ切れていない。 
 

Mさん退院

2015-08-20 00:00:51 | Weblog
 きのうの夕方、Mさんを見舞ったら病室の手前で主治医に
 「Mさん元気になりましたよ」と声をかけられる。  
 お礼を言い、これからのことを訊いたりしていると、Mさんが力強い足取りでやってきた。

 酸素ボンベを提げていなければ重傷の肺ガン患者とは見えないようだ。
 どこに行くのか訊くと「あした(今日)退院することになったって身元引受人のSさんに連絡しに・・・」

 きょう夕方、Mさんから「退院してきました」という連絡があった。

 今の体調を一日でも長く維持できることを祈っている。

♪盆がはよくりゃ はよもどる♪

2015-08-17 23:17:35 | Weblog
  おととい(15日)のこと、

 迷って まよって線香をあげに行ったところがあった。

 そこの娘さんを2年間受け持ったことがあったが、2人の幼子を残して自死してしまった.
もう20年くらい前のこと。
 それから盆の13日には線香あげに行くようにった。

 いつも手作りの冷たいシソジュースをごちそうになっていた。

 しかし大震災後、両親はぐんと老け込んでしまった。
 気をつかわせるのが心苦しくなった。
 これが迷ったわけと15日になったわけなのだ。

 妻に話しても判断できるわけではなし・・・
 迷っていても仕方がないと、菊の花を一束つかんで玄関を入った。

 一年ぶりに会うお母さんは、腰を痛めて立ち上がれない上に、眼鏡をかけないと私の顔も判別できない状態だった。
 またステテコ姿のお父さんは、やせ細っていた。

 4畳半ほどの茶の間の片隅に置かれた手作りの仏壇までやっと行って線香に火をつけ手を合わせた。
 てれやのお父さんが「ありがとう」ってこれまでにないくらい心のこもったお礼を言ってくれた。

 この一言で、(来てよかった)と思った。
 
 私とつき合いのあった白石市内の若者の自死者は6人にも及ぶ。

 合掌
 

 

地元紙がんばる!

2015-08-13 11:33:33 | Weblog
  地元紙「河北新報」が行き過ぎたアベ政権と対峙している。

 <川内原発再稼動について>
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 福島から鹿児島に疎開した人たちにも取材し、
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 再稼動に踏み切る政府や電力(産業界)の問題を追及している。

 <戦争法案と権力>
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 これまで「河北」はずっと“戦争法案”に警鐘を鳴らしてきたが、今回は反対行動への警察権力導入の問題を特集。

 <大震災沿岸部の問題>
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 大地震後の海岸部の沈下は、私もこの目で確かめていたが、隆起していることは分からなかった。
 もう宮城県南の堤防や漁港などの復興はかなり進んでいるが、今後調整が必要となってくる。
 さあ、どうする!?

 「河北新報」だけでなく、多くの地方紙が がんばっていると思う。
 権力に“おもねって”はいけない。

何を食べたいの?どしゃ降りに!・Mさん 酸素吸入

2015-08-12 11:30:13 | Weblog

 <何を食べたいの?・どしゃ降り!>
 きのうの晩飯は何にするか迷って、二度目の買い物に出かけた。
 こういうときは一番頭が痛いのだ。

 妻に選ばせるけど、うまそうなものは見当たらない。
 結局手間隙かけないですむもの、“納豆とイカの丸焼き”が買い物かごに。
 
 出かけにぱらぱら降りだした雨は、帰りには滝のようなどしゃ降りになった<emoji code="a006" />
 帰り着いても30分くらい降りることはできなかった。
 

 
<Mさん 酸素吸入が始まって10日目>

 高校野球を見ていたMさんに声をかけると、振り返って指をさす。
 見ると壁際に黄緑色の器械。やさしいデザインだ。

 『18日に退院したら、これで酸素吸入をすることになった。
   家の中ではホースを引っぱって移動するんだって。退院まで練習だって・・・』とにこにこ。
 緊張がほぐれて少し元気になってきた感じ。


 
 うまく自宅で吸入できればいいけれど・・・
 病院のケースワーカーは「主治医は一度は自宅で経験させたいと考えている」と言う。


ハスの沼 枯渇

2015-08-10 12:15:56 | Weblog
 

昨日の明け方、少しばかりのお湿りあり。

 デイサービスが休みの妻と昨日帰省したタカはお出かけの予定なく、暇を持て余す。

 思いついたのは、震災後一度も行っていない隣町(角田市)の手代木沼(てしろぎぬま)。


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 以前は、湖面一面ハスの花で埋まっていたのだが、ハスの葉1枚見当たらず。



 数年前の工事で枯渇し、苗を植えたがまた枯渇したのだ。
 冬はハクチョウが集まるところだが、餌がなくなってしまった。

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 今はサギの小さなコロニーがあるだけ。

 駐車場脇につくられた産直施設は閉じられ、かつての賑わいはない。

 妻とタカは、すぐ飽きてしまった。 

秋立つ

2015-08-08 21:09:04 | Weblog
  昨日まで4日連続で猛暑日だったのに「立秋」だって言ったとたんに秋風の立つ。
 
 気温は5℃も一気に下がったが、セミたちは相変わらずの大合唱。

 しかし中には、
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 コガネグモ(熊本ではシマコブ)の餌になるものも。
 
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 これは大物! ミンミンゼミのメス。

Mさん がんばる

2015-08-07 22:39:26 | Weblog
  今日もMさんを見舞った。
 やっと身体障害者3級の診断書を書いてもらえるようになった。
 理由は「肺ガンが悪化し、酸素吸入をしなければならなくなったため」と説明されたそうだ。

 障害認定については最初から要望していたのだが、肺ガンと間質性肺炎はどうにもならない状態になってしまって・・・なんとも複雑<emoji code="a005" />

浜も暑かった!

2015-08-06 11:15:08 | Weblog
 

 昨夜も、夜中の室内で30℃を保っていた。
 故郷の熊本のような暑さだ。

 昨日は昼寝をしたくてもできそうもないので、逆療法として浜の畑の草刈りに行った。



 春、シロツメクサの白い花で覆われていたのが、ヨモギ・アレチマツヨイ・セイダカアワダチソウ・ヒメジョオンなどに代わっていた。
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 赤屋根は、旧山元町立中浜小学校。 震災遺産として残すことになった。
 
 堀に沿って刈って行くと、
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 体長50cmくらいのコイが1匹死んで、ギンバエがたかっていた。

 5月の終わりころ、海水が入り込む小河川「南川(みながわ)」の最河口を産卵のために群れていたコイの仲間か?


 
 帰りに“彦一っつあん”の畑に寄った。
 彼の軽トラが入っていて、時間をつぶしていた。
 
 彼の家は3・11の大津波で流されて仮設住まい。
 年が明けると新しい家ができあがるらしい。
 この前プレゼントしたハマユウは新しい家に持っていくと話していた。

 畑の一部は県道亘理・相馬線に提供することになったそうだ。

 85歳をこえる彦一っつあん、まだまだチャレンジャーとしてがんばってもらいたい


Mさん4度目の入院

2015-08-04 01:05:27 | Weblog
  Mさん、また入院。

 朝、電話あり。
 『咳き込みがひどくなって救急車で病院に行くのでよろしく』
 「うん、分かった。がまんしないでね。気をつけて」

 妻に朝食、薬を飲ませ、デイサービスに送り出し、ポータブルトイレの掃除・・・
 そのうち、病院からも電話。
 『Mさん、入院することになりました。入院の道具を持ってきてほしいそうです』
 「それは身元引き受け人のSさんに連絡してください」
 『それが連絡できないのです』と。

 たちまちお昼。
 Sさんに電話を入れるとつながった。実家の草刈りに行っていたとのこと。
 
 昼食後、病院へ。
 
 点滴2本に、酸素吸入の管がついて・・・いたいたしい
 担当医がずっと気にしていた血中酸素濃度が90をきったのか?

 しばらく話をして、ボックスティッシュと歯磨き粉と水を頼まれ、近くのスーパーへ買い出しに。

 電話賃もないというので千円を置いてくる。

 帰りしな、担当看護師と
 “Mさんの状態からすると、自宅で酸素ボンベを持っての生活は無理だ。
 長期入院できるところを見つけて安心させてやること”について話をした。
 
 看護師からは、病院サイドもその方向で検討するとのことだった。

 今年、4度目の入院となる。