とめどもないことをつらつらと

日々の雑感などを書いて行こうと思います。
草稿に近く、人に読まれる事を前提としていません。
引用OKす。

午前様と言う生活営為上の禁忌

2022-05-05 22:40:03 | 雑感
いつから午前様と言うものが普通になってしまったのだろう。

50年前の日本では23:00には国民の95%が既に入眠しており、100年前には、人の平均睡眠時間は9時間であった。

それが仕事が遅くなって午前に帰宅すると言うことが普通になってしまった。
これはいけない。

午前様、あるいは0:00を回って起きている、と言うことは日本社会の生活営為において異常であることを改めて我々は認識すべきだ。

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思うとは何か

2022-05-05 18:16:52 | 哲学・社会
「思う」とはあまりに抽象的すぎて、具体的表現がしにくい言葉の一つだ。

辞書を読んでみよう。

思う/想う/憶う/念う(おもう)の意味 - goo国語辞書
https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E6%80%9D%E3%81%86/

1 ある物事について考えをもつ。考える。

㋐判断する。信じる。「これでよいと―・う」「そうは―・わない」「自分の―・ったとおりに行動しなさい」

㋑決心する。決意する。「新しく事業を始めようと―・う」「―・うところがあって酒を断つ」

㋒あやしむ。疑う。「変だと―・った」「そんなことがあるはずはないと―・っていた」

2 眼前にない物事について、心を働かせる。

㋐推量する。予想する。「この本はいくらだと―・うか」「―・わぬ事故」

㋑想像する。「―・ったほどおもしろくない」「夢にも―・わなかった」

㋒思い出す。追想する。回顧する。「亡き人を―・い悲しくなる」「あのころを―・えば隔世の感がある」

3 願う。希望する。「―・うようにいかない」「背が高くなりたいと―・う」

4 心にかける。心配する。気にする。「君のことを―・って忠告する」「このくらいの暑さは何とも―・わない」

5 慕う。愛する。恋する。「故郷を―・う」「心に―・う人」

6 ある感じを心にもつ。感じる。「別れは悲しいと―・う」「歓待されて心苦しく―・った」

7 表情に出す。そういう顔つきをする。

「もの悲しらに―・へりし我 (あ) が子の刀自 (とじ) を」〈万・七二三〉

→考える[用法]






思うとは、
1.自己の中で作業仮説として「こうではないか」と想定する。
2.こうであって欲しいと希望・志望する。
3.認識する。
4.感想を述べる。
の以上の要素のアマルガムだ。

なおこの反例として、発生事実がある。ここに人の想定や希望・認識や感想は入らない。
発生事実以外の、人間の認識の中に持つ想定、希望、志望、感想、感情、情念の溶けた合金が思いである。
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ランダムと規則の収束 答えは既にそこにあった 地球と月

2022-05-05 17:56:08 | 哲学・社会
恐らく既に研究しているところがあるだろう。
あるいは研究していなくとも、自分がここで言及せずとも、いつかは誰かが発見するだろう。
しかし万が一の取り漏れがあるかもしれないのでここに記載しておく。

また、自分では計算能力が無いので、お題だけ記載しておく。
できれば後続の研究者に委ねたい。

ランダムはいかにして収束し、どこに帰結して固着するか、と言うことである。
例えば水槽に浮沈子を入れて渦上にかきまぜたらどうなるか? 
竜巻や台風が起こる気象状況はどこでどのように発生し、どのように沈静化するか? 
株価はどのように変化をし、どの株が上がり、どの株が下がるか? 
政治はどのように変化し、戦争はいつどのような形で発生し、収束するか? 
疫病・蝗害・水害・災害はいつどこでどのように発生し、どのように終わるか? 

このようなランダムに動く膨大な微小粒子が織りなす模様は、予測しづらく、対処もしにくい。
一方でそれが予測できれば、社会をよりよく発展させることが可能になるはずだ。

それはどのように計算すれば良いか。
その答えが地球と月である。

かなり簡単に言えば、月のあのウサギに見える模様は、本来均一に分布する隕石が画一的な宇宙法則で衝突したならば、均一の縞になっていたはずだが、現実では偏りがある。
そうしたシミュレートをした現実的結果があの模様になっているのだ。
月は真球に比較的近いが、表面の模様はロジカルではない。
物理現象の大量的帰着は、法則性と非法則性に分かれるのである。

地球も同じだ。宇宙の物理法則は大局を均一化させるが、表層には変化を与える。
この均一への収束とランダムの分布、その段階の定義と分類分け、どのレベルまでがロジカルに計算でき、どのレベル以降はロジカルに計算できないのか。

そしてそのロジカルな計算ができない範囲は、どのようにして計算をし、結果を予想すべきか。
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NHK、実働4時間のスタッフに月100万円の報酬… 元記者が証言する“高給のカラクリ”

2022-05-05 12:14:42 | 報道

NHK、実働4時間のスタッフに月100万円の報酬… 元記者が証言する“高給のカラクリ”
5/5(木) 8:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/055c970ea5d45566990f7e57904f4cb28f4fc98e?page=2

かつての「日本薄給協会」は今は昔

 これは私がNHK労組「日放労」の支部で副分会長を務めていたときにセミナーで労組幹部から聞かされた話だが、かつてNHK職員の給料は水準が低く、「日本薄給協会」と自虐的に語りながら給与アップの交渉に臨んでいた時期があったそうだ。そうした先人の地道な取り組みが今の待遇につながっているとの内容だった。

 ただ、NHK職員に限らず人間の欲には限りがない。NHK内でよく聞くのが、「同じ仕事をしている民放に比べて給料が低すぎる」との声だった。確かに民放の給料やボーナスは驚くほど高額だった時期があった。組合員に配布された資料によると、ある民放キー局のボーナスの平均額が200万円以上と信じられない額が記載されていた。

 だが、これは明らかに民放が異常で、同じテレビ局だからといって受信料で成り立つNHKの職員が同じ待遇を望むこと自体が間違っている。確かに記者の業務を比べると民放よりNHKの方が労働時間は長いかもしれないが、そもそも組織の成り立ちが異なり、比較することがおかしい。ただ、その民放もコロナ禍で広告収入などに陰りが出て、かつての高待遇の時代は終わりつつあるようだ。フジテレビは令和3年11月、希望退職者を募ると発表した。給与が高い満50歳以上を対象に退職金を上乗せするというから、実際のところは高収入に見合った活躍が期待できない中高年層のリストラに近いのだろう。

 NHKに戻れば、結局、年収1000万円以上を得ても人は上を見てしまうということなのだろう。そんな意識から抜け出せない職員からすれば、私のように給料が高すぎると指摘するOBなどは噴飯物だろう。
スタッフにも月額約100万円の報酬

 さらに言えばNHKでは、スタッフに理解しづらい高額報酬を支払っているケースもあった。東京のデジタル関連の部署に所属していたときのことだ。この職場ではデジタルに詳しいアドバイザー的な方がいて、気象情報コンテンツの改修などを相談していたが、月額の報酬が約100万円と飛び抜けていた。スタッフとしては優秀で、的確なアドバイスに助けられたことも多かったが、この職場は報道局に比べるとさほど忙しくない部署で、スタッフは朝9時半すぎに出局して昼食をはさんで午後2時ごろには退勤する勤務パターンが多かったので、実働時間は平均4時間程度だったと思う。

 月額約100万円もの報酬は私が着任する前から続いていたので相応の事情があったのかもしれない。トラブル時などいざというときのアドバイスは確かに貴重だが、この高額報酬の根拠が私には理解できず、潤沢な受信料をバックに、気心の知れた幹部が丼勘定で決めたとしか思えなかった。

持ち家の職員にも毎月5万円の住宅補助

 少し話がそれたが、給料に限らずNHK職員へのサポートは手厚い。特に驚いたのは住宅補助だ。持ち家のある職員にも毎月5万円の住宅補助が支給される。つまりNHK職員はマイホームを購入しても、住宅ローンのうち5万円は会社に肩代わりしてもらっているといえる。白状するが、私も自宅の購入を迷った際、上司から「こんな制度はほかの会社にないぞ」と背中を押されたのが購入の決定打の1つになった。

 また、持ち家ではない賃貸への補助も手厚く、特に東京在勤者は有利だ。ある同僚は地方に自宅があり、逆単身赴任の形で都内での賃貸マンション暮らしを送っていたが、都内での住宅補助に単身赴任の加算分が加わることで、自己負担ゼロで過ごせると話していた。

 さらに福利厚生面も充実している。これは大企業なら珍しくないのだろうが、2つの大手スポーツクラブと提携し、通常なら月額1万円以上の会費がかかる施設を、1回500円で何度も利用できる。
受信料の見直しを進めるべき

 こうした高待遇と全体のサービス低下を考えても受信料は見直されるべきだ。総務省の分科会でNHKの制度改正の議論が進められているが、閉ざされた分科会にとどまらず国民的議論を進めるべきだと思う。まずNHKが国民にどれだけ必要とされているのか、こうした分科会主体でもいいので全国規模で意向調査をしてはどうか。

 今の受信料は適正と考えるか。いくらなら払ってもいいと考えるか。ひと昔前、故・大橋巨泉氏が司会を務める「巨泉のこんなものいらない」という民放番組で、最初にやり玉に挙がったのがNHKだった。最近の「NHKから国民を守る党」の台頭をみても、一定数の国民にはもはやNHKは不要と思われてしまっているのは事実だろう。
現実的な改革案は…

 私がこの書(『元記者が証言するNHK報道の裏側―NHK受信料は半額にすべき』)を通して訴えたかったことは極めてシンプルだ。ネット上で映像コンテンツがあふれる時代にあって、受信料が高く、職員も高待遇に甘んじている公共放送は見直すべきでないか。必要な番組を絞り込んで受信料負担を軽くすべきだという主張だ。

 NHKに批判的な層はスクランブル化を訴えるが、生命に関わる災害報道を契約者以外が視聴できなくていいのかなどといった課題も山積し、実現は難しいだろう。やはり災害報道などを中心に放送をスリム化し、職員の待遇もせめて一般の国家公務員レベルまで引き下げるのが現実的な改革の道筋ではないか。私が最も強調したかったのはこの点だ。


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数百年かかるプラスチックの分解を1日~数日で可能にする酵素を開発

2022-05-05 12:13:20 | 哲学・学術・教育

数百年かかるプラスチックの分解を1日~数日で可能にする酵素を開発
2022年05月04日
https://karapaia.com/archives/52312387.html

 米テキサス大学オースティン校の研究グループは、人工知能の力を借りて、プラスチックを短時間で分解できる酵素を開発した。

 ペットボトルでお馴染みのPETだが、自然環境では分解されるまで400年かかると言われている。しかし新しい酵素を使えば、1日から1週間で分解できてしまう。

 「この最先端のリサイクル法を活用できる業界は無限にあります」と、研究グループの化学エンジニア、ハル・アルパー氏は語る。

 「廃棄物処理業界だけでなく、あらゆる分野の企業にとっても自社製品のリサイクルを進めるチャンスになるでしょう」

天然のプラスチック分解細菌の酵素と人工知能を利用
 その酵素を「FAST-PETase(ファストペターゼ)」という。FASTはFunctional(機能的)、 Active(活発・能動的)、 Stable(安定)、Tolerant(耐性)の頭文字をとったものだ。

 ペターゼは、もともとPETプラスチックを分解する細菌が持つ酵素だ。これをもとに、機械学習で分解速度を高めるだろう突然変異5つを予測させて開発されたのが、ファストペターゼである。

 ファストペターゼは、プラスチックを基本的な分子にまで切断(脱重合)してくれる。

 その過程は最短で24時間、長くても1週間だ。ペットボトルが自然に分解されのに約400年かかることを考えれば超高速である。

再結合で新たなプラスチックを作り出すことも
 しかも脱重合された分子を化学的プロセスで再度結合(再重合)させれば、真新しいプラスチックを作り出すこともできる。

 酵素の開発にあたっては、使用済みのプラスチック容器51種、ポリエステル繊維5種、PET製の繊維・ボトルで試験が行われている。

 これらの試験では、50度以下でファストペターゼが有効であることが確認されたという。実はこれが重要なことなのだ。

 「環境をきれいにするなら、常温で働く酵素が必要です」と、アルパー氏。ファストペターゼはこの要件を満たしているゆえに、将来的にも大きな優位性があるのだという。

持続可能なプラスチックのリサイクル法
 ペットボトルでお馴染みのPETは、世界の廃棄物全体の12%を占めるとされている。しかもきちんとリサイクルされるプラスチックは10%にも満たない。

 ファストペターゼはこうした状況を多少なりとも変えてくれるかもしれない。

 研究グループによれば、比較的安く、持ち運びができ、産業レベルに規模を拡大するのもそう難しくはないという。

 現在、プラスチックを廃棄処理する主な方法は埋め立てだ。しかしプラスチックは自然界でなかなか分解されない。

 焼却することもできるが、これは高コストで、大量のエネルギーが必要となり、有害なガスまで発生する。それゆえにもっと持続可能な別のプラスチック処理法が求められているのである。

 「合成バイオテクノロジーから、化学エンジニアリングや人工知能まで、異分野を融合させる威力を実証しています」と、研究グループのアンドリュー・エリントン氏は語っている。
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