読書日記☆こんな本読んでます

2004年1月からの記録です。
この頃積ん読が多くっていけません....

夢の夢―鎌倉河岸捕物控〈15の巻〉

2009-11-20 |  佐伯泰英
夢の夢―鎌倉河岸捕物控〈15の巻〉 (時代小説文庫)
佐伯 泰英
角川春樹事務所

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『船宿綱定の船頭・彦四郎は、贔屓客を富岡八幡宮へ送り届けた帰途、上品な小紋に身を包んだ女に乗船を請われた。貸切の船に乗せるのを逡巡した彦四郎だったが、代金を受け取らない条件で送り届ける旨を承知する。だが、船に乗せた美しい女は、彦四郎が幼い頃に突如姿を晦ました秋乃だったのだ。数日後、すべてを投げ出して失踪する彦四郎。十数年ぶりに再会した二人になにがあったのか?幼馴染みの身を案じた政次、亮吉は、彦四郎と秋乃を追い、疾走する。大好評書き下ろし時代長篇、待望の第十五弾。 』

いろいろやりたいことも読みたい本も溜まっているのだけれど、鎌倉河岸となれば読むしかあるめぇ?

幼馴染三人組の中でどうしても物語になりにくい彦四郎。
どうにか主役にしてやりたいとなるとこうなるしかないか。
結末は見えていて、細部の詰めも甘く、わざとらしさを感じないではないが、まあ、ファンは許す(笑)
ちゃんと憑きものを落としてからクライマックスに持ち込むうまさはさすが。
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