バルコニーの男 (角川文庫) | |
マイ・シューヴァル,ペール・ヴァールー | |
角川書店 |
マルティン・ベックシリーズ3作目。
活字が小さいとは言え、文庫本1冊の文章量、もうひとひねりすればもっと面白くなるだろうと言ってはいけないと思いつつ…。
スウェーデンの"今"を記録しておきたいと思ったそうだが、今流行りの北欧ミステリーを読む限り、そう変わっているとは思えない。
地図は載っているが、土地勘がないのはいかんともしがたい。
もっと多くのことを読みとれるのだろうなぁ。
訳者自身の解説で第2作の舞台をチェコスロバキアとしているのは寂しい。(本当はハンガリー)