読書日記☆こんな本読んでます

2004年1月からの記録です。
この頃積ん読が多くっていけません....

茶葉 交代寄合伊那衆異聞

2013-09-16 |  佐伯泰英
茶葉 交代寄合伊那衆異聞 (講談社文庫)
佐伯 泰英
講談社
『悠久の長江をヘダ号の仲間と遡る座光寺藤之助。茶葉を巡る英清両国の対立は激しく、芳醇な香りの裏に秘伝を狙う茶葉密偵の暗躍があった。髷を切り選んだ交易の道は、新たな戦いの始まりか。帆船レイナ一世号は交易品を満載し、バタビアを出港、帰途に就く。そう、玲奈が帰ってくる!第十九巻。文庫書下ろし。 』


参考にされた「紅茶スパイ 英国人プラントハンター中国をゆく」は(未読だが)どうも紅茶スパイを肯定的に描いたものらしい。
そこに反発を感じられての本書なのかと思う。

茶の木は元々中国のもので、それを盗み出したイギリスが気候のよく似たインドで栽培させたのだとは知らなかった。
その意味では興味深いが、交代寄合伊那衆異聞としては停滞の巻。


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