読書日記☆こんな本読んでます

2004年1月からの記録です。
この頃積ん読が多くっていけません....

虚栄の肖像

2008-10-06 |  北森鴻
虚栄の肖像
北森 鴻
文芸春秋

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『舞い込んだ不思議な仕事。墓前での奇妙な花宴で依頼されたのは、肖像画の修復。報酬は、桜を活けた古備前というが…「虚栄の肖像」。藤田嗣治の修復を依頼された佐月が偶然、15年前に別れた恋人に再会する「葡萄と乳房」。暁斎の孫弟子らしき謎の絵師を探るうちに思わぬ真実が立ち現れる、書き下ろし「秘画師遺聞」の全3篇を収録した、ミステリー連作短篇集。花師と絵画修復師、2つの顔を持つ佐月恭壱シリーズ第2弾。』

深淵のガランス」の続編がやっと出て、早速・・・。

このところお子チャマなミステリー(を読むこと)が続いていたので、大人な雰囲気が心地よい。
いい男ですよ、佐月恭壱。
惚れます。

絵画修復は贋作と紙一重。
その紙一重の機微が面白い。


本書に陶子さんは登場するけれど、陶子さんの本編や那智先生もお待ちしてます。

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